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なぜアメリカでマーケティングが発達したのだろうか? 2011/08/07

 これもJo Kurino-Dewsさんとの話しながら出たのですが、

「なぜアメリカでマーケティングが発達したのだろうか?」
ということです。
アメリカは日本の「一億総中流」と違い「格差社会」です。
年収の幅がたくさんあります。
さらに人種も多様ですし、そこに宗教まで入ってきます。
年収、考え方、主義・主張が多様にあるのです。
そういった多様な層がいる中で
一様な商品や広告で全てのアメリカの国民をカバーすることが出来るでしょうか?
答えは「否」です。
ターゲットを細かく分けて
そのターゲットに合わせたマーケティングをしていかなければなりません。
化粧品だって、
白人とスパニッシュと黒人とアジア人では好みが違いますし、
広告もターゲットに合わせたモデルを使用しなければなりません。
僕もアメリカに視察に行った時に、
化粧品のポスターは、白人、黒人、アジア人を使っていました。
白人の年収500万円の考え方、700万円の考え方、1000万円の考え方
黒人の年収500万円の考え方、700万円の考え方、1000万円の考え方
スパニッシュの年収500万円の考え方、700万円の考え方、1000万円の考え方…
これに趣味嗜好が合わさります。とても複雑になりますよね。
こういった多様な国民のニーズに応えていくために
アメリカはマーケティングが発達していったのではないでしょうか?
それに比べると、日本は最近は変わってきたとはいえ
「一億総中流」で、単一民族で、趣味嗜好も年収幅もアメリカほど大きくない
経済的な歴史を歩んできました。
今まではそれほどマーケティングを考えなくても売れてしまう市場であったのです。
しかし、モノが売れなくなった今、今までのような粗いマーケティングでは立ち行かなくなりました。
もっと細やかなマーケティングをしていかなければなりません。
しかし、アメリカほど人種や価値観の多様さがない日本では
どうやってマーケティングをすればいいのでしょうか?
「30代 女性 年収300万円」みたいなターゲティングではお粗末です。
それについて、Jo Kurino-Dewsさんは、面白い見解を述べてくれました。
「日本はサブカルチャーでマーケティングをした方が良い」と。
それはどういうことかというと、
「アイドルが好き」「サッカーが好き」「音楽が好き」「マンガが好き」
「アニメが好き」「オーガニックが好き」などのサブカルで分けていくということです。
しかし「音楽が好き」だけでは広いので、
「洋楽ロックが好き」「洋楽HIP HOPが好き」「浜崎あゆみが好き」
「邦楽HIP HOPが好き」「JAZZが好き」などもっと細かく分けていくのです。
日本では、凝っている趣味に合わせた生活や思考をしていることが良くあります。
僕も洋楽ロックが好きなので、洋楽ロックに関わる服やイベント情報もチェックしますし、
RED BULLも洋楽ロックと結びつきが強いので飲んでいます。
洋楽ロックを中心に思考が回転しているのです。
であれば、ターゲティングをかなり絞り込んで、
そのターゲットが喜ぶこと、興味があることは何かをマーケティングすることが
ヒット商品やヒットする販促をすることが出来るのではないでしょうか?
ターゲットを細分化しすぎると、パイが少なくなるかもしれませんが、
広く大きなマーケティングをしても、どうせ取れません。
もし、洋楽ロック好きな自分として、大味なロックというくくりで
日本の○○○○○というバンドと一緒に僕の好きなバンドがくくられていたら
一気に興ざめします。
ですので、めんどくさがらず、サブカルでターゲットを細分化し、
こまやかなマーケティングをもっと日本でしていくことが大切だと思います。
楽に商品が売れる時代ではなくなりました。
細やかな洞察で、顧客の嗜好に対応していきましょう。
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