Customers クライアント事例
利益の上がらない町工場から脱却。改革の歩みを、新規受注と採用につなげたWebサイトリニューアル
Q. 株式会社ツカダ様の事業内容と強みについて教えてください。

金型の設計・製作からプレス加工による量産まで、一貫して対応する株式会社ツカダ様の工場。
金型設計・製作からプレス加工まで、一貫して応えるものづくり。
塚田様:「当社の主な事業は金属プレス加工です。製品ごとに必要な金型の設計・製作から量産まで、社内で一貫して対応できます。
プレス加工だけ、金型製作だけを行う会社もある中、両方に対応できるのが強みです。金型の段階からご相談いただけるので、柔軟に対応できます。」
Q. Webサイトのリニューアルに至るまで、どのような改革を進めてきましたか?

株式会社ツカダ様が手がける金属プレス加工品。多様な形状・用途の製品づくりに対応しています。
仕事を待つ町工場から、自ら仕事と人を呼び込む会社へ。
塚田様:「以前は仕事を待つばかりで、思うように利益が上がらない町工場でした。このままではいけないと、自分の意識から変え、改革をはじめました。
まず社員が働き続けたいと思える環境を整え、同時に積極的な営業にも取り組みました。
そうした取り組みを重ねる中で、社員の定着率が向上し、新しいお客様との取引も増えていきました。会社が変わってきたからこそ、その魅力をWebサイトでもしっかりと伝えたい。そして、新しい仕事や採用にもつなげていきたいと思い、リニューアルをお願いしました。」
アライブのポイント
リニューアルの目的は新規顧客の開拓と採用。アライブでは、経営改革によって育まれたツカダ様の強みを整理するところからはじめました。
金型からの一貫対応、若い社員が定着する職場、挑戦を続ける経営姿勢。その多彩な魅力の中から、想定する顧客と求職者に必要な情報を優先。企業向けにはプレス加工を主軸としつつ、金型製作への対応力も印象づける構成にしました。
Q. 製造業にとって、働く人の姿を伝えることがなぜ重要なのでしょうか。

会社改革の背景や、ものづくりへの考えについて語る塚田様。
長く仕事を任せられる会社か。取引先は働く人の姿も見ている。
塚田様:「新しいお客様からご相談をいただいた際には、ほとんどの場合、実際に工場を見学されます。製品を見るだけでは、どのような環境で製造され、どのように品質が管理されているのかまでは分からないからです。
工場内がきちんと整理されているか、品質管理が徹底されているか、どのような社員が働いているか。そうした現場の様子を見て、『この会社なら安心して任せられる』と判断されます。
特に金型を使うプレス加工は、一度取引がはじまると10年、20年、30年と長いお付き合いになることもあります。だからこそ、技術力や価格だけでなく、将来にわたって安心して仕事を任せられる会社かどうかも重要です。若い社員が多いことも、会社の将来性や信頼につながっていると思います。」
アライブのポイント
Webサイトは、工場見学に訪れる前の第一印象を左右する大切な存在です。設備や技術力だけでなく、実際に働く社員の姿や職場の雰囲気を伝えることで、企業としての信頼感を高め、長期的な取引につながる安心感を生み出しています。
Q. 制作時のヒアリングや、アライブからの提案はいかがでしたか?
対話を通じて経営者の思いを引き出し、企業の本当の魅力を形に。
塚田様:「アライブさんは、こちらの思いを引き出すのがとても上手だと感じました。
自分たちの会社について、改めて説明しようとすると、意外とうまく言葉にできないものです。でも、『なぜそう思ったのですか?』と一つひとつ掘り下げてもらうことで、自分でも気づいていなかった考えや、大切にしていることが自然と出てきました。
そうした思いを丁寧に汲み取り、Webサイトに反映してもらえたことが印象に残っています。」
アライブのポイント
アライブでは、ヒアリングを通じてツカダ様の強みや課題、経営者の考え方を深く理解することからはじめました。
金型からの一貫対応、若い社員が活躍する職場環境、積極的に挑戦する企業姿勢など、多彩な魅力がある中で、すべてを同じように伝えるのではなく、新規顧客と求職者それぞれの視点から情報を整理しました。
特に、若い社員の存在は、採用面での魅力だけでなく、取引先にとっては技術の継承や事業の継続性を感じられる強みでもあります。
一つひとつの魅力が持つ価値を見極め、伝える相手に合わせて情報の優先順位を設計し、言葉やデザインへと落とし込みました。
Q. 完成したWebサイトの方向性について、どのように感じていますか?

スマートフォンでも、先進性と町工場らしい人の温かさが伝わるデザインに。
先進性と町工場らしさを両立。実際の会社の魅力を、そのままWebサイトに。
塚田様:「制作をお願いする際には、実際の会社とかけ離れないよう、できるだけありのままの雰囲気を伝えてほしいとお願いしました。
Webサイトだけをきれいに見せすぎても、実際に工場を訪れたときに印象が違っていては意味がありません。
リニューアル後、お客様から『ホームページ通りの会社やな』と言っていただくことがよくあります。会社の魅力を引き出しながらも、実際以上に飾りすぎない。そのバランスが素晴らしいと感じています。」
アライブのポイント
アライブでは、ツカダ様が持つ先進性や活気を表現しながらも、町工場ならではの人間味や現場のリアルな雰囲気を大切にしました。
写真には実際に働く社員や作業場の様子を取り入れ、コピーも分かりやすい日本語を中心に構成しています。
また、製造業としての堅実さを表す紺色と、新しい挑戦への積極性を表すライトグリーンを採用。アニメーションやレイアウトにも工夫を凝らし、ツカダ様らしい先進性を表現しました。
見た目の美しさだけでなく、実際に会社を訪れたときの印象と一致する、信頼感のあるWebサイトを目指しました。
Q. デザインやコンテンツの中で、特に印象に残っているものはありますか?

実際の加工部品を地球の日の出のように見せたメインビジュアル。
UFOのような部品が浮かぶ、印象的なメインビジュアル。
塚田様:「私自身、いつか航空宇宙産業に関わりたいという思いもあるので、まるで宇宙に関係する部品のように見える演出が面白いなと思いました。
また、『プレス加工の駆け込み寺』というキャッチコピーにも驚きました。実は以前、私自身も同じ言葉を思いついて、メモに残していたんです。
アライブさんには伝えていなかったはずなのに、まさに自分が考えていた言葉が提案されて、こちらの思いを本当によく汲み取ってくれたと感じました。」
アライブのポイント
アライブでは、ツカダ様の加工技術や相談のしやすさを端的に伝える言葉を模索する中で、デザイナーが「プレス加工の駆け込み寺」というコピーを考案しました。
塚田様が思い描いていた言葉と偶然にも重なり、ツカダ様らしさを象徴するキャッチコピーとして採用されました。
Q. Webサイト公開後、新規顧客の獲得にはどのような変化がありましたか?
熊本県からも新規受注。Webサイトが地域を越えた出会いに。
塚田様:「リニューアル後は、Webサイトからの問い合わせが3倍に増えました。特に印象に残っているのが、熊本県の企業からお問い合わせをいただき、実際の受注につながったことです。
以前取引していた地元のプレス加工会社が廃業することになり、新しい依頼先を探していたそうです。大阪や名古屋など、熊本からもっと近い地域もある中で、検索を通じて岐阜県関市にある当社を見つけてくださいました。
『プレス加工の駆け込み寺』という言葉や、若い社員が生き生きと働く姿から、長く安心して取引できる会社だと感じていただけたのかもしれません。」
アライブのポイント
経営改革によって新規受注や利益を伸ばしてきたツカダ様。リニューアルしたWebサイトは、技術力や会社の将来性を全国の企業へ伝える役割を果たし、地域を越えた新たな取引のきっかけとなっています。
Q. 採用面では、どのような効果がありましたか?

若い社員が活躍する職場の雰囲気も、Webサイトで積極的に発信。採用応募にもつながっています。
1名募集から3名採用。職場のリアルが応募の決め手に。
塚田様:「当社では、ハローワークや知人からの紹介を中心に採用を行っています。社員の定着率も高く、新たに募集をかけるのは久しぶりでした。
昨年の秋、パート社員を1名募集したところ、最終的に30代の方2名と40代前半の方1名、計3名を採用しました。応募のきっかけを聞くと、3名とも『ホームページを見て、職場の雰囲気が良さそうだと思った』と話してくれたんです。
さらに、ハローワークの職員の方からも『働く人の姿が生き生きとしていて、こんなに分かりやすいホームページは初めて見た』と評価していただき、求職者の方にも当社を勧めてくださったそうです。」
アライブのポイント
アライブでは、コーポレートサイトと統一感を持たせながらも、採用ページは独立した採用サイトとして設計しました。
社員インタビューや実際の職場の様子を通じて、働く人の姿や会社の雰囲気が伝わる構成を重視。求職者が入社後の働き方を具体的にイメージできるWebサイトを目指しました。
Q. 社員のために新設されたトイレも、株式会社ツカダ様らしさを表す取り組みですね。
社員の声と生成AIから生まれた、町工場の新しいトイレ。
塚田様:「以前は男女兼用の和式トイレが二つだけ。社員のために改善しようと、新設を決めました。アンケートで『癒やしの空間にしてほしい』『川のせせらぎが聞きたい』などの声が出ました。
生成AIに相談しながら、入室を感知するとプロジェクターで映像と音が流れる仕組みを自作。時間が経つとアルプスの風景から街の雑踏へと切り替わり、長時間の滞在にも気づけます。
社員からは『ホテルのようで癒やされる』と好評で、お客様に自慢げに案内する姿も嬉しいですね。」
アライブのポイント
このトイレも今後Webサイトで発信する予定です。新しい取り組みを発信し続けることで、サイトも会社とともに育っていきます。
Q. アライブに依頼して良かったと感じる点を教えてください。

AIで見た目は作れても、思いを汲み取ることは簡単ではない。
塚田様:「今の時代、生成AIを使えば、ある程度のホームページは自分でも作れると思います。でも、今回のようなWebサイトを作るのは難しいのではないでしょうか。
見た目を真似することはできても、会社の思いやこだわりまで反映した、いわば注文住宅のようなオリジナルのWebサイトを作るのは簡単ではありません。
自分でもうまく言葉にできなかった思いを、丁寧なヒアリングを通じて引き出し、形にしていただけたことが、アライブさんにお願いして一番良かったと感じている点です。」
アライブのポイント
アライブでは、企業の魅力を単に見栄えよく表現するのではなく、経営者の思いや価値観、そこで働く人々の姿まで丁寧に掘り下げることを大切にしています。
今回のリニューアルでも、ツカダ様が積み重ねてきた改革や技術力、職場の魅力を整理し、その企業らしさが伝わるWebサイトへと落とし込みました。
Webサイトの制作・リニューアルをご検討の方は、お気軽にご相談ください。
