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担当者向けFacebookページの基礎知識
Facebookを活用して集客をしたいという企業様に向けて、
今回は、Facebookページに関する基礎知識を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
Facebookページの活用法は多々ありますが、まずは基礎編として、運営社が知っておくべき情報をメインに書いていきます。
■「Facebookページ」と「個人アカウント」の違い
Facebookには、個人アカウントとFacebookページが存在し、それぞれは全く別物です。
「Facebookページ」は、企業や団体が運営する顧客やファンとの交流を図るための場。
「個人アカウント」は、一個人が自分の近況や出来事をアップし、友人などとコミュニケーションを図る場。
このような違いがあります。
Facebookページを作るには、既に登録済みの「個人アカウント」が必要で、その個人アカウントでログインした状態で「Facebookページ」の作成を行います。
その「個人アカウント」が管理者となり、その後の運営を行っていくとい流れになります。
Facebookページと、個人ページとで、タイムラインの見た目はほぼ同じですが、それぞれに提供されている機能は異なります。
下記の表をご覧下さい。
個人アカウント | Facebookページ | |
登録内容 | 実名 | 会社名・サービス名など |
友達リクエスト申請機能 | あり | なし |
ページの公開範囲 | Facebook登録ユーザー | 一般公開 |
広告配信機能 | なし | あり |
ウォールへの投稿機能 | あり | あり |
予約投稿機能 | なし | あり |
つながり方法 | 承認制 | いいね!のみ |
管理者 | 1人 | 複数 |
Facebookページの詳しい作成の仕方については、こちらをご覧下さい。
↓↓↓
https://alive-web.co.jp/tips/fb
■管理者の行えること
Facebookページは、開設した当人の他に、権限を与えれば、複数人で管理を行うことができます。
管理人は5種類があり、それぞれによって行えることも変わってきます。
管理人が複数人いることで、円滑に更新を行えるなどのメリットもあります。
管理人の設定などは、管理者のみが他の人の役割を変更できます。
【5種類の役割と行えること】
管理者 | 編集者 | モデレ ータ |
広告主 | アナリ スト |
|
ページの役割と設定を管理する | ✔ | ||||
ページの編集とアプリの追加 | ✔ | ✔ | |||
ページとして投稿を作成、削除する | ✔ | ✔ | |||
ページとしてメッセージを送信する | ✔ | ✔ | ✔ | ||
ページに対するコメントや 投稿に返信する、 コメントや投稿を削除する |
✔ | ✔ | ✔ | ||
ページから利用者を削除してブロックする | ✔ | ✔ | ✔ | ||
広告を作成する | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | |
インサイトを表示する | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
ページとして公開した人を確認する | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
設定方法などを知りたい方はコチラ
↓↓↓
https://alive-web.co.jp/tips/page/2
■ファンを増やすための運用方法
Facebookページのメニューには、ページを友達に紹介できる「友達にいいね!をリクエスト」という機能があります。
画面右上の「広告を出す」をクリックすると下記の3つのメニューが現れます。
そのうちの一番下「友達にいいね!をリクエスト」をクリックすると、友達を選択して、招待できる画面が現れます。
Facebook上で、お金をかけずに「いいね!」を増やしたい場合は、まずはじめにこの機能を使うことをおすすめします。
また、有料の広告を出稿し、Facebookページを宣伝するという方法もあります。
Facebookでの広告は、ターゲットの済んでいる地域や性別、趣味思考など、かなり細かい情報で絞り込むことができるので、ピンポイントで広告を打てるとして効果が上がりやすいといわれています。
その他にも、このような方法を使って、ファンを増やすことができます。
・ホームページやブログにLike Boxを設置する
・ホームページやブログにコメント欄を設置する
・ホームページやブログに「いいね!」ボタンを設置する
・投稿時にハッシュタグを活用する
・個人ページのプロフィールにリンクを設置する
・TwitterとFacebookページをリンクさせる
・自分のウォールで紹介する
・メールの署名にFacebookページを記載する
こういった施策を細部まで行うことが、ファンを増やすためのコツですね。
■投稿する際のポイント
Facebookページへの投稿は、「いいね!」を押してくれたファンのタイムラインに必ず表示されるというわけではありません。
ユーザーのタイムラインには、基本的にその人にとって「関係性の深い情報・有益な情報」と判断される投稿だけが表示されるようになっているのです。
ですから、Facebookページの運用者は、ファンからの反応があまり得られないような、質の低い投稿をなるべく避けることも、意識しなければなりません。
質が低い投稿をし続けた結果、関係性が低い、有益でない情報と判断されてしまうと、せっかく投稿した記事が、ますますユーザーのタイムラインに表示されなくなる可能性があるからです。
また、1つの投稿をした後に、すぐ次の投稿をすると、経過時間の影響で、1回目の投稿が表示されづらくなることもありますのでご注意を。
単純に投稿数が多ければ良い、というものでもありません。
見て欲しい人の生活時間帯や、見てもらえやすい時間帯を狙って、投稿することが大切です。
■投稿する内容について
投稿する内容については、Facebookページの運用方針にもよるかと思いますが、必ずしも自社の商品やサービスに紐づいた内容でなければならないという訳ではありません。
ファンとの交流の場やコミュニケーションツールとして活用するのであれば、近状や出来事など、気軽にアップするのも良いかと思います。
ページの投稿から集客などを集めたい場合であれば、冒頭の書出しに、目を惹くキャッチコピーや、気になるフレーズを書くのもコツの一つです。
申込先などのURLを貼ることもお忘れなく!
■投稿の予約/投稿に過去の日付を設定/下書き保存 の方法
投稿は、オンタイムでしか投稿できないというわけではありません。
例えば、一番見てもらいやすい時間帯に、用事があって記事をアップできない!という場合、記事を予約しておき、指定の時間に自動で投稿されるようセットしておくことができます。
また、去の投稿としてページのタイムラインで表示されるように過去の日付を設定することもできますし、下書き保存しておくことも可能です。
その方法はというと、
記事を投稿する際に、右下の「公開 ▼」をクリックすると、
・投稿日時を指定
・過去の日時を指定
・下書きを保存
という3つのメニューが現れます。
それぞれ行いたい機能を選択し、
日時を設定すれば完了です!
■「インサイト」機能について
Facebookページでは、ページのアクセス数やファンからの反応などを調べることができる、「インサイト」という機能があります。
ホームページで言う「Googleアナリティクス」みたいなものです。
カバー写真の上に「インサイト」という項目があり、
ここをクリックすると、下記の詳細について見ることができます。
概要
いいね!
リーチ
アクセス数
投稿
動画
利用者
これらの情報は、運営社にとって現状分析に欠かせない情報になります。
運用を行っていくうえで、大いに役立てることができるでしょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
Facebookページは、現在さまざまな業種の企業やお店が持っていますが、きちんと運用・管理されているところは、少ないかもしれません。
Facebookページは、ファンとのコミュニケーションの場であり、リアルタイムに交流できる場所でもありますので、ファンを増やせば、Facebook上のみではなく、自社のホームページへの訪問、または実店舗への来店につながるきっかけにもなります。
そのような結果を得る為には、日頃の配信コンテンツを充実させ、自社に興味を持ってくれたユーザーが、Facebook上だけのお客様に留まらない導線を設けるなどの施策が重要になります。
きちんと運用できれば、ビジネスのプロモーションに活用できるツールです。