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Illustratorで作成したPDFのサイズを軽くする方法 2015.09.04

Illustratorで何かを作成して、
それをPDFファイルとして保存するとき、
サイズがものすごく重たくなって、保存に時間がかかってイライラする・・・

 

そんなイライラを解消する方法があります。

 

 

今回は、「Illustratorで作成したPDFのサイズを軽くする方法」を、ご紹介したいと思います。

 

 

この方法を使えば、
なんと半分くらいに軽くなるという、とっても画期的な方法です。

 

 

今回ご説明する方法は、「Illustrator CC」の画面でご説明します。
それでは、その方法に付いてご説明しましょう。

 

 

 

 

①まず、ファイル>別名で保存>保存の形式「PDF」を選択 → “クリック”

 

スクリーンショット 2015-09-01 18.38.37

 

 

 

②つぎに、このような画面が現れますので、「Illustratorの編集機能を保持」のチェックを外します。

 

この、「Illustratorの編集機能を保持」のチェックを外すだけで、かなり重さが違ってくるようです。

 

チェックを入れたままにしていると、Illustratorに隠れた膨大なデータが
加算されたままとなりますので、もし、PDFとして閲覧するだけのものとして保存する場合は、外した方が軽くなり、ストレスが軽減するかと思います。

 

 

 

スクリーンショット 2015-09-01 18.46.46

 

 

 

③チェックを外したら、「圧縮」タブをクリックし、画像の圧縮設定を調整します。

 

 

 

 

●「ダウンサンプルしない」になっている所を、
「ダウンサンプル(バイキュービック法)」に変更してください。
他の方法でも構わないのですが、カラーとグレースケールでは、
バイキュービック法が一番効果が大きいと言われているそうです。

 

●次に解像度の数値を変更します。
PDFファイルをパソコンの画面上で閲覧するだけの場合は72dpi、
印刷するなら150dpi、高画質で印刷する必要がある場合は更に上の数値で調整を行ってください。
※今回の場合は、225dppi以上の画像は、150ppiにダウンさせます。

 

●圧縮は、はじめ「ZIP」になっていますので変更しましょう。
「JPEG」にした方がサイズダウン出来ますので、
プルダウンをクリックし、JPEGに変更しましょう。
その下の「画質」は最低~最高の5段階から選択できます。

 

 

スクリーンショット 2015-09-04 11.12.18

 

 

 

 

すると・・・

 

 

 

なんと、普通に保存した場合と、裏技を行った場合では、156KBもサイズダウンに成功。

 

 

 

 

今回は、それほど重くないファイルで実験しましたが、
画像を多用したような大きなファイルの場合、もっと効果を感じられるかと思いますので、是非お試しください。

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