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クラウドフレアを使って、ホームページをダウンさない&高速化する画期的な方法

2022/02/15 | クラウドフレア

三輪 尚士

Writer三輪 尚士

CEO / Founder

サイトがダウンしてしまうのを防ぎたい…

こんにちは。

アライブ代表の三輪です。

ホームページは、アクセスが急に大きくなってサーバーに負荷がかかってしまうと、サーバーがダウンして見れなくなったりアクセスしずらくなってしまうことがあります。

そうなってしまうと機会損失が増えてしまうので、できる限りサーバーをダウンさせないようにしたいですが、絶対にダウンさせないようにしようとすると、サーバーも屈強なものを用意したりなど、コストも大きく上がってしまいます。

しかし、サイトは常に閲覧できるようにしたい…。

この要望を叶えてくれるのが、クラウドフレアというサービスです。

クラウドフレアを導入すれば、サイトがダウンして見れなくなることが、ほぼなくなります。

このアライブのサイトも、弊社のWebメディア「ライフデザインズ」のサイトにもクラウドフレアが入っています。

では、クラウドフレアがどのようなサービスなのかをお伝えしたいと思います。

※私はサーバーの専門家でないですし、クラウドフレアの技術についてはかなり専門的なものになるので、今回は分かりやすく意訳しながら説明していきますので、細かい部分では正しい表現ではない場合もありますが、皆様にはクラウドフレアの仕組みをざっくり理解していただければと思います。

 

高負荷によって、ホームページが見れなくなる理由

ホームページが見れなくなったり、アクセスしづらくなるのは、ホームページがあるサーバーにたくさんのアクセスが同時に集まっているからです。

よくテレビにお店が紹介されたりすると、そのお店のホームページにたくさんのアクセスが集まり、見れなくなってしまうことがよくありますが、まさにそれがその状態です。

中小企業のサーバーは、例えると、どらえもんののび太の家くらいの大きさで、数人が訪問するくらいなら問題ありませんが、一気に20人や30人が訪問すると、家の中に入れなくなってしまって、待ちが発生します。それが、ホームページがつながりにくくなっている状態です。

入りすぎてパンクしてしまったのが、サーバーがダウンした状態です。

なら、のび太の家をビルや学校くらいの大きさにしてしまえば、たくさんの人を入れることは可能ですが、それくらいの規模のサーバーになると、かなりのコスト高となり、中小企業が払えるサーバー費用ではなくなります。

中小企業の大多数のサーバーは「のび太くんの家」だと思ってもらえれば問題ありません。

さくらインターネットやXserverなどで安価なサーバーはみんなそのようなサーバーです。

みなさんが思っているよりも中小企業が使用しているサーバーは、同時のアクセス増には弱く、すぐにサイトに繋がりにくい状態になってしまいます

のび太くんの家で、10秒1人ごとの順番の訪問で、1日計4320人の訪問は全然余裕ですが、1秒に一気に20人の訪問には耐えれなかったします。

また、純粋なサイト訪問者ではなく、不正アクセスによってもサーバーの負荷は高まります

よって、ホームページがダウンすることは思っているよりも身近なことで、どのホームページでも起こるリスクはあります。

 

クラウドフレアでホームページのダウンを防ぐ

そこで、クラウドフレアのサービスを利用することで、サイトのダウンを防ぐことができます。

ではどのように防ぐのかというと、CDNという技術を使って防ぐのですが、要は「本当のサーバー以外の場所でホームページを仮想で構築し、そこにサイト訪問者が来る」ということができるようになります。

クラウドフレア

図のように、従来はサイト訪問者はホームページが置かれているサーバーにアクセスしてきますが、クラウドフレアを利用すると、キャッシュサーバーにサイトの内容をコピーすることで、サイト訪問者はキャッシュサーバーに訪れるようになります。

このキャッシュサーバーは世界にたくさんありますし、屈強なサーバーですので、サイトが落ちることはほぼなくなります

本サーバーが本当に貧弱なサーバーだったとしても、クラウドフレアを利用すればそんなことは関係なくなり、どんなアクセスでも大丈夫になります。

また、キャッシュサーバーにサイトを置くことで、サイトの高速化も実現するので、閲覧スピードの改善やSEOにも良い効果を期待できます。

私個人としては、中小企業はクラウドフレアを使わない手はないと思っています。

 

クラウドフレアのデメリット

キャッシュという機能を使ってサイトをコピーするので、本サーバーの内容が更新された場合、キャッシュサーバーのサイトは古い内容のままの場合があります

ですので、サイトの更新の度に本サーバーの内容をコピーする作業をしないといけません。(クラウドフレアでは「キャッシュクリア」と言います。)

ワードプレスの場合だと、クラウドフレアのプラグインがあるので、それを設置した上で、ブログなどを更新した際に、「キャッシュクリア」ボタンを押すという一手間は発生します。それをしないと新しいブログが表示されない可能性があります。

ただ、このキャッシュクリアも慣れてしまえば、どうってことのない作業となります。

 

クラウドフレアを導入して、サイトが落ちない&高速化しよう

以上が、クラウドフレアを入れて、サイトがほぼ落ちなくなるという素晴らしい技術の紹介でした。

サイトが落ちない&高速化するというのは、ホームページ担当、マーケティング担当にはとても心強いことだと思いますし、仮にテレビに紹介されたとしても、クラウドフレアが入っていれば大丈夫です。

また、クラウドフレアにはセキュリティ強化の機能もあり、クラウドフレアを入れることで、サイト自体も圧倒的に強くなります。

最近は中小企業のサイトでもハッキングの標的となっていますので、セキュリティ強化のためにもクラウドフレアを導入しておくと安心です。

サイトが落ちない、サイト高速化、セキュリティ強化のために、アライブが保有している自社サイトには全てクラウドフレアが入っています

クラウドフレアの設定には少し専門的な知識が入りますので、もし「自社のサイトにもクラウドフレアを導入したい」というご希望がありましたら、弊社にお気軽にご相談いただければと思います。

 

クラウドフレア導入のご相談

三輪 尚士

Writer三輪 尚士

CEO / Founder ブログ プロフィール

アライブ創業者。1980年生まれ。2001年21歳の時に幼なじみとデザイン会社を立ち上げ、数々の失敗をしながら、四苦八苦して会社を成長させていく。現在創業22年目、日本とベトナムで約130名のスタッフと共にWebマーケティングとデザインでクライアントの成長をサポートし続けている。歴史好き。

アライブ創業者。1980年生まれ。2001年21歳の時に幼なじみとデザイン会社を立ち上げ、数々の失敗をしながら、四苦八苦して会社を成長させていく。現在創業22年目、日本とベトナムで約130名のスタッフと共にWebマーケティングとデザインでクライアントの成長をサポートし続けている。歴史好き。

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