CEO's Column CEOコラム
厳しい2011年になりそうな予感。今年こそしっかりとした戦略を!
明けましておめでとうございます! アライブ株式会社 代表取締役の三輪尚士です。
去年は皆様に大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。
年始早々から重たい話をしてしまいますが、
2011年は僕の予想では一段と景気は厳しくなるような気がします。
エコポイントなど政府の経済政策も終わり、2010年のクリスマス商戦から感じる消費の減退や、
今年3月にはモラトリアム法(中小企業金融円滑化法)の期限が終わり、
資金繰りが厳しくなる中小企業も多くなるからです。
ゴールが見えない経済状況ですが、こういった時こそ、経営者は焦らず
早計な場当たり的な施策はしないようにしましょう。
自分の会社の強み発見、他社には真似できない付加価値の創出、社員力のアップ、
しっかりと準備して未来を見据えた戦略の立案を心は焦らずに
どっしりとした気持ちで行っていきましょう。
付加価値や社員力は一朝一夕では作り上げることはできません。
広告やプロモーションも博打ではないので、
「一発この広告で当てよう」という心理では絶対に失敗します。
ネット検索にしろ楽天にしろ、今の日本で広告効果が抜群に良いものはありません。
広告とプロモーションは、戦略の一部なので「助け舟」ではないのです。
広告やプロモーションを最大限活かすためにも、経営計画や経営戦略をしっかり準備すること、
自分たちのターゲットはどこにいるのか常に考えること、
たえず消費者のニーズや市場のニーズを敏感に感じること、
自分たちの商品は市場に合っているのかを常に見直すことを
地道で愚直な方法をコツコツと実践し続けることが大事です。