CEO's Column CEOコラム
外部環境に適応して行く柔軟性が会社を永続させる!
様々な会社が起業していますが、起業してから5年後の生存率は40%、
10年後の生存率はなんと25%です!
つまり、10年経つと起業した100社中25社しか生き残れないのです!
確かに僕もこれまでに色々な会社が消えて行くのを見てきました。
僕が会社を存続させてきた秘訣はというと「外部環境に柔軟に対応してきた」ということが第一にあると思います。
外部環境、すなわち市場やライバルや経済や政治や海外など、会社自身は何をしなくても、外の世界は刻一刻と変化してきます。
一度成功したからと言って、ぼーっとしているといつの間にか時代遅れになっていたり、商品が古くなっていたり、市場のニーズと一致しなくなってきます。
外部環境は「ゆでガエル現象」のように少しずつ変わっていくので、その変化に気づかないかもしれません。
しかし、気づいた時にはもう時既に遅しです。
そういったことにならないよう、常に外部環境に注意して、絶えず商品やサービスを改善していく必要があります。
場合によっては新商品投入や新しい市場に参入しないといけないかもしれません。
ニンテンドーDSだって、DS Lite、DSiと同じ商品でマイナーチェンジを繰り返して新たな成長カーブを作り上げているのです。
アライブも「ハガキの激安印刷」から始まって、今では「WEBを主軸にした問題解決型プロモーション」にとサービスを変更していきました。
10年以上前のハガキの激安印刷も当時儲かっていましたが、その儲けに甘んじてサービスの改善をしてこなければ、その後台頭してきたインターネット型激安印刷会社のライバル達に蹴落とされ、今頃はもうとっくに倒産していたと思います。
不景気のこの世の中で生き残っていくのは、非常に困難なことです。
常に荒波にさらされて、状況の変化の渦に巻き込まれているようなものですから、どれだけどの渦の中で波を乗りこなすか。
船は、横から波を受けるとすぐに転覆してしまいます。
たとえ小さな波でも、舵を取らないことで大きなダメージを受けることがあるのです。
しかし、きちんと舵取りをして、船の先頭を波の来る方へ操作すれば、大きな波でも乗り越えることができます。
あなたは常にサービスを見直していますか?
経営の舵を取っていますか?
市場と商品とサービスのズレがもしあるようでしたら、すぐにでも軌道修正をする努力をしてください。
あなたの舵取り次第で会社は生き残りますし、逆に転覆させることも容易です。