ホテルNUQU 様

概要・課題

HOTEL NUQUは愛知県弥富にある、全室天然温泉のホテルです。
経営されているホテルのWebマーケティング全般でサポートをさせていただいている中で、ホテルの本体サイトリニューアルをご提案させていただきました。

リニューアル前のWebサイトもコンセプトホテルとしての表現はできていましたが、まだまだ魅力を表現できていない部分を多く、「全室天然温泉の旅館のようなホテル」としてもう一段階上のブランディングを目指すことができるのではと感じました。

NUQU様の場合は、「温泉」「ホテルデザイン」含め、アピールしやすい部分が「和」という部分でした。「和」はインバウンドの観光客にもアピールしやすく、国内需要を掘り起こす際の差別化としても強みとなります。しかし、ただ和を感じるだけでは、京都や白川郷など日本にはたくさんの観光スポットがあります。

そこで、名古屋に近接した立地を活かし、「都心で和を感じる。」をリニューアルのコンセプトとして定め、ターゲットとなるペルソナを設定し、キャッチコピー、コンテンツ、デザインの制作を進めることになりました。

ターゲット

・インバウンド観光客カップル
・東海三県在住 日本人のカップル
・20代〜30代の女性グループ
・ファミリー層

デザインコンセプト

デザインを行うにあたり、 2 つのテーマに焦点を当てました。
1つ目は「和」、2つ目は温泉を表す「水」です。
温泉があり、デザインも日本を舞台にした和がテーマのホテルなので、ウェブサイトでもこの2つのコンセプトを強く表現しています。

デザインのこだわりポイント

ホテルの客室にあるデザインをベースにして、ホテルとウェブサイトを繋げることを意識して制作しました。
サイトに入った時に、「ワクワク感」「もっと見ていたい」という気持ちにさせ、用意されているさまざまなデザインのお部屋を体験してみたいと思わせるようなデザインに仕上げています。

穏やかな波を表す「青海波」など日本の伝統的な柄を取り入れたり、予約やリンクのボタンを日本国旗の日の丸をイメージするようなデザインを用いるなど、パーツごとに異なるイラストや形状を使用して、和を感じさせる工夫を施しています。

また、コンセプトページの見出しに使用している漢字フォントは、温泉・水をイメージしてオリジナルでデザインしています。
ページの上から下へ水が流れているようなイメージで、温泉旅館のようなホテルの世界感を表現しました。

UI・UXでこだわったポイント

ブランドアイデンティティを再確認し、ページ構造の理解を容易にする色、書体、スタイルを使用することで、全てのページで一貫性があるビジュアルデザインを行いました。
アニメーションやホバーアクションでクリッカブルな箇所をわかりやすくしたり、コンバージョンポイントである予約ボタンへの配置にもこだわるなど、UX・UIにも配慮したレイアウトにしています。

WordPressの仕様

ホテルから巡ることのできるお出掛けプランの提案として、地図上の場所やルート、エリアを表現した独自の地図を一般公開できるGoogleの無料機能「マイマップ」を使用しています。