
LP(ランディングページ)
クリヤマジャパン株式会社
愛知県犬山市にある野外民族博物館リトルワールドは、「人間と文化」をテーマに、世界各国の暮らしや価値観、伝統技術や社会背景を体感しながら学べる、テーマパーク型の博物館です。
世界の建物を移築・再現したエリアでは、各国の衣装を着たり、本場の料理を味わったり、五感で文化に触れるができ、博物館としての学びと、テーマパークとしての楽しさを両立するユニークな施設として、子どもから大人まで幅広い層に親しまれています。
今回のWebサイトリニューアルでは、その多層的な魅力をより伝わりやすく整理し、行ってみたくなる情報設計とデザインの刷新を目指しました。
旧サイトでは、「博物館」と「テーマパーク」の両側面が十分に整理されておらず、訪問者が得られる体験や魅力が伝わりきっていない状況でした。
また、展示物・衣装体験・グルメ・建物・お土産など、現地での具体的な楽しみ方が情報として散在しており、「おもしろそう」から「行ってみよう」に至る導線が弱い点も課題となっていました。
さらに、施設コンセプトである「人間と文化」への深いまなざしがサイト上で可視化しきれておらず、博物館としての本質的な意義や価値も埋もれがちでした。
そこでリニューアルでは、
・博物館×テーマパークの両面をバランスよく表現
・展示・料理・衣装・建物・お土産など多様な魅力を視覚的に整理
・「行ってみたい」と思わせる導線と、「行く」ための明快な情報構造
・運用しやすい更新性とCMS構築
を意識し、リトルワールドの魅力を多角的に伝えるWebサイトを提案・制作しました。
ファミリー層(子ども連れの親子)|週末レジャー、学びと遊びを両立できるお出かけ先
10〜30代のカップル・友人グループ|ちょっと変わった休日レジャー・SNS映え・異国気分・知的好奇心
高齢者層(シニア世代・団体旅行)|落ち着いた異文化体験・建築・グルメ・ウォーキング
教育関係者・学校団体(遠足・校外学習)|小中高の教員・引率者
「博物館」と「テーマパーク」の魅力をあわせ持つ野外民族博物館ということを表現するため、知的さと楽しさが両立するデザインを目指しました。
情報のわかりやすさを第一に視認性の高いレイアウトや配色を意識し、幅広い世代の方が直感的に閲覧しやすい構成としています。
また、実際の展示の魅力や臨場感がしっかり伝わるよう、写真を豊富に使用。
訪れる前から施設の雰囲気が伝わり、「行ってみたい」と思えるようなワクワク感のあるサイトを目指しました。
リトルワールドでは体験・グルメ・ショッピングなど多彩な楽しみ方ができるため、サイト全体の情報量が多くなることが課題のひとつでした。
そこで、ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着けるよう、「グルメ」「お土産」「民族衣装」「体験」それぞれにテーマカラーとアイコンを設定。
ページごとの特徴を視覚的にわかりやすくし、今どのカテゴリにいるのかが直感的に把握できる構成としています。
サイトの情報量が多く、グローバルナビゲーションの項目数も多くなりがちでしたが、各項目にアイコンを付けたり配置を整理することで、ユーザーが目的のページに直感的にアクセスしやすい設計にしています。
また、イベント情報や休館日などの最新情報は、カレンダー形式で表示することで視認性を高め、わかりやすく伝えられるよう工夫しています。
TOPページ
リトルワールドとはページ
展示 ページ
館内マップページ
リトルワールドのWebサイトリニューアルにあたり、まず最初に私たちが行ったのは「自分たちがまず楽しんでみること」でした。
実際に施設を訪問し、展示の多さ、建物や衣装・料理への徹底したこだわりに驚き、そして何より「人間と文化」というテーマに対する真摯な姿勢に強く共感しました。
単なるレジャー施設ではなく、深い学びのある体験型博物館として、多くの人に訪れてほしいと心から思える場所でした。
その一方で、Webサイトに求められる役割は非常に大きく、「とにかく伝えるべき情報が多い」という壁に直面しました。
国や地域ごとに異なる展示や衣装・グルメ体験、イベント情報、館内の回り方、お土産やアクセス情報まで、どれも削れない情報ばかり。
情報の取捨選択や構造設計には大変苦労しましたが、その分、「事前に見てワクワクし、訪問中はスマホ片手に活用し、帰宅後ももう一度楽しめる」そんな三段階で活用できるサイトに仕上がったと感じています。
特に、来館者の行動導線を意識して、スマートフォンでの使いやすさや、展示を見ながら文化の背景が分かるコンテンツなど、現地でも役立つWebサイトを目指して設計しました。
リトルワールドの本質的な魅力である「楽しさ×学び」をどうバランスよく届けるか、その答えがこのWebサイトです。
今後、より新しい情報がどんどん追加され、成長し続けるサイトとなることを願っています。
そして、このWebサイトを通じて、より多くの人がリトルワールドに「行ってみたい」「また行きたい」と感じてくだされば、制作者としてこれ以上嬉しいことはありません。
長谷川 真耶
喜田 夢実
中江 優伽
三林 真希