あなたのホームページは、的確なターゲットに向けて情報発信していますか？

弊社がクライアント様から“ホームページ制作”のご依頼を受ける際、

案外「ターゲットが決まっていない」といったことが多くみられます。

それは、「そもそもターゲットが明確でない」

といった曖昧な場合であったり、ターゲットが分かっていても、

それをターゲットに向けて表現出来ていなかったり…。

 

ホームページを制作する際、

まずは「ターゲットを明確にする」ことが重要であり、

そして、そのターゲットに対して、ターゲットが欲しがっている情報を

常に発信していく必要があります。

殆どの中小企業が、

「ターゲットに合わせたホームページ」ではなく、

「自社の会社紹介」止まりになってしまっているのです。

 

 

つまりは、「お客様目線」ではなく、

「自分（自社）目線」となってしまっているのです。

 

ホームページといったツールを通して、

企業は自社のサービスが、どんなメリットをもって

どんな人のどんな悩みに対して、解決できるのかを伝えていくことに

重きを置く必要があります。

 

 

一例として、弊社へのご依頼の多い“美容院”を例に挙げてみます。

 

 

例えば、

（１）ターゲットが明確な美容室オーナーBの発言

「20代～30代の女性に来てもらいたいんだ。」

 

 

（２）ターゲットが明確な美容室オーナーBの発言

愛知県名古屋市在住で20代～30代の独身女性。

「仕事もしているので、ある程度お金に余裕があるから

2ヶ月に1回の利用で客単価は12,000円くらい。

髪の毛の傷みが気になっていて、トリートメントもしていってくれる。

オシャレにも気を使っていて、エステにも通っている人に

来てもらいたいんだ。」

 

（3）ターゲットが明確な美容室オーナーCの発言

愛知県一宮市在住で30代の主婦。

「子供は2人いて、一人は幼児で、一人は小学生。

養育費にお金がかかっているから、

自分の美容代にはそれほどお金を使えなくて、

1回あたりの客単価は7,000円くらい。」

 

 

 

 

例で挙げた（１）の場合は、見てとれるように

ターゲットが曖昧で具体的な提案が全くありません。

この場合、人物像が見えてこず、

どのような情報を発信すればいいのか、誰に向けて伝えたい、

また、受け取って欲しいのかが不透明です。

 

逆に、（２）の場合は、ターゲットを絞り込んでいる為、

お客様のニーズに合わせた情報を

具体的に発信することが出来ると言えます。

この場合、『髪の傷んでいる女性を対象としているので、

それに合わせた施術メニュー（トリートメント）

などメニュー作りが出来る』『ヘアカタログの一覧には、

その世代に合わせた髪型、そしてモデルを起用』など

ターゲットが要求している情報から、具体的なものとして

掲げることが出来るわけです。

 

（３）であるならば、子供の養育に忙しい女性なので、

長く美容室に拘束するよりも、確実に時間内で施術が終わることが優先されます。

キッズルームも効果があると思います。

「高品質で高単価」ではなく「通いやすい料金設定」が好まれます。

このように、ターゲットを絞り込むことで、

ターゲットが理想としている情報を的確に提供することが

出来、また、常にお客様目線で考えることで、

ニーズのずれが生じることもなく

そしてホームページから豊富な情報を提供することが出来、

更にはアクセス数も増え、

結果、新規客数もリピート率も上がると考えます。

先にも述べたように、ホームページは、

“自社の紹介”ではなく、

お客様のニーズに対応するようお客様目線で

考えることが重要です。

そうすることで、自ずとお客様に伝わり、

きっとご満足して頂ける結果に繋がることでしょう。

弊社では、「ターゲットを明確にしたホームページ戦略と制作」を

得意としています。「ターゲットが分からない！」という方は

お気軽にご相談ください。