CEO's Column CEOコラム
潮干狩りをすることで見えた「ブルーオーシャン」戦略とは?
今年は特に猛暑ですね。
こうも暑いと、どうしても体が水辺を求めてしまうわけですが・・・
夏と言えば思い出します。
家族で行った潮干狩りの思い出を。
去年の話ですが、シーズン中は、そこら中 人!人!人!
沢山の人たちがせっせとアサリを探して、
潮干狩りに勤しんでいます。
その時、自分たちが行ったときは少し遅かったので、
そこら中、穴が掘られている状態でした。
たとえ、穴が掘ってないように見えても、
少し前に掘ってあり、分からなくなっただけかもしれません。
そんな状況な訳なので、めぼしい場所を見つけて掘ってみても
全然アサリは出てきません…。
「ここなら、絶対にいるハズ!!!」と
勘を頼りに掘ってみても同じ結果…。
勘を頼りに掘ってみても同じ結果…。
数を当たれば、たまたま金脈にヒットするかもしれませんが、
その間に体力とテンションが疲弊するばかり…。
これは、通常の考え方ではいけないと思いました。
がむしゃらに掘って、掘って、深く掘りまくっても
他人が荒らした後なので、成果が得られません。
では、考え方を変え、「掘る」ということを第一行動に持ってくるのではなく、
「他人が掘っていない場所を探す」ことに重点を置くことにしました。
そうすると、少し潮がくぼみに溜まっているところに、
水草が生えていました。水草がしっかりと生えているわけですし、
水草が邪魔で上手くくまの手が使えないので、
もしかしたらそこは、荒らされていないかもしれないと思い、
水草の下を、手で探ってみました。
そうすると、アサリがザックザク出てくるではありませんか!!!
他の場所では、掘っても掘っても出てこなかったアサリが、
手ですくうだけで簡単に取れます!!!
これは、ビジネスでも言えることで、
競争が激しい市場に参入していったり、しのぎを削っていっても疲弊するだけです。
また他が参入していない、とてもニッチな市場に先に参入することで、
簡単に利益を上げていくことができます。
ビジネスでの定石は潮干狩りにも当てはまりました(笑)
ちなみに潮干狩りで取ったアサリは、美味しく酒蒸しにしました。
このように、ビジネスのヒントは、身近に落ちているもので、
普段の生活で「これはビジネスでも同じことが言えるな!」という発見はたくさんあります。
日常からのヒントを、敏感に感じ取って、活かしていきたいものですね。