名古屋のWebマーケティング企業「アライブ株式会社」の代表コラム

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CEO's Column CEOコラム

アメリカ視察セミナーに行ってきました。 2010.05.15

ロサンゼルス

先月、5月13日〜19日にスペシャリティ研究所の石原靖曠先生が主催する

アメリカ小売業視察セミナーに参加してきました。

アメリカ小売業に精通する石原先生の解説のもと、30以上の小売店や商業施設を視察して

様々な気付きを得ることができました。

 

その中でも重要だと思った事が、

「店舗の目的やミッションを持つ事」

「VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の重要性」

「購買のワクワク感」  の3つでした。

 

小売業はエリアビジネスであるので、その地域の住民にとっては、

「自分たちの生活にとってメリットがある店舗なのか」が重要な判断基準になります。

中途半端に全てのニーズに手を出すのではなく、

「選択と集中」で自分たちが勝てるところ、

自分たちが絶対譲れない目的やミッションを消費者に伝えて、

どういった時にお店を利用してもらうかを明確にすることが大切です。

 

その「店舗の目的を理解してもらうこと」を分かりやすくするのが

”ビジュアルマーチャンダイジング”なのです。

 

自分たちがいくら強みやミッションを持っていても、

それを表現化しなければ消費者には伝わりません。

ちゃんと自分たちの目的やミッションを分かりやすく視覚化し、

店舗に来た時に説明しなくても理解できる状況を作る必要があります。

 

日本に比べてアメリカは、多民族国家で公用語の浸透が不十分なため、

言葉がわからなくても理解できるようにとVMDが発達しました。

アメリカを視察していても、日本の店舗に比べて、

店舗に入った時に何がしたいお店なのか、

何が強みなのかが明確に分かるようになっています。

他に負けない店舗作りには、「目的の明確化」と同時に「目的の視覚化」がとても重要になります。

 

ただ、それだけでは堅苦しい感じになってしまうので、

人間の根本的な感情である「楽しい事は気分がいい」も意識して、

「購買という行動が楽しくなる」ような店作りも大事です。

 

こちらも日本は、律儀にまじめな店舗作りになるクセがあるので、

アメリカのように「買い物がわくわく」という

単純な感情を満足させる店舗作りの工夫ももっと必要だと思います。

 

「特定の地域で圧倒的な強みと目的を持ち、

それを分かりやすく視覚化して消費者に伝達し、

買い物が楽しいと思わせる店舗作りをする。

 

当たり前のことですが、この当たり前なことを色々な角度から検証して

丁寧に作り上げることが繁盛店の第一歩だというのを再確認させられた視察でした。

 

みなさんのビジネスはちゃんとお客様に「目的とミッション」が伝わっていますか?

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