CEO's Column CEOコラム
あなたは今のビジネスに覚悟を持っていますか?
今回お話したいことは、
「みなさん、自分のビジネスに覚悟を持っていますか?」ということです。
ちょっと生意気な内容で申し訳ありません。
ただ、僕は仕事柄いろいろな業界を見ています。
粗利の高いビジネス、低いビジネス・・・。
例えば「飲食店っていいよね。原価も低いし、すぐ儲かりそうだけど。」とか
飲食業界ではない方からよく聞く言葉です。
「絶対にそんなことはない!!その業界に居たことがないからそんなことを言えるんだ!!」と僕は思ってしまいます。
いくら繁盛していても、席数によって回転率が決まるので、売上の上限もおもずと決まってきます。
なにしろ日本の消費者の舌は肥えていますから、接客、値段、味の全てが及第点以上でないと繁盛しません。
そんな総合業であるビジネスで切磋琢磨を常にしている方たちを見ている自分には決して楽な商売には思えません。
しかし、他の業界からしてみれば「隣の芝生は青い」ということでよく見えてしまうものなのです。
僕は今まで色々な業界を見てきましたが、
「この業界が一番儲かる!!」と思ったことは一度もありません。
大体のビジネスの経常利益は3%〜10%以内に収まります。
粗利が高いビジネスは、販管費(特に人件費)が掛かったり、結局は色々な部分で投資(経費)が掛かります。
ですから、「どの業界が儲かるのだろう?」という人はいつまで経っても儲かりません。
それよりも、「自分はこの業界に骨を埋めるともりだ!!」という心意気の人、
そう、ビジネスに対する「覚悟」がある会社や人が絶対に成功すると思います。
しかし、その「覚悟」がないと従業員や社内に対してモチベーションを保つことができなくなり、
いくら販促で力を注いでも上手く行かないことが多いのです。
ですから、僕たちもお客様の販促に関わるときは「覚悟」を持ってお客様と接し、
損得勘定抜きでお客様が良くなる提案をしていく姿勢でいます。
時には、暑苦しい、うっとうしいと感じられてしまうかもしれませんが、
そのうっとうしさが、お客様にとって必要な時もあると思っていますので、
暑苦しい会社だと思いますが、どうぞこれからも宜しくお願い致します。