ベトナムについて日本人が驚く10のこと（前編）

日本人にとって、ベトナムは世界の中であまり知られていない国の一つです。

一般的に、日本人の目には、ベトナムを他の東南アジア諸国と区別することは難しいと思います。

 

ベトナムと言えば、通常に日本人はフォー、春巻き、アオザイ、戦争であることを知っている人は多いですが、ベトナム人について性格や考え方や習慣などの知っている人が非常に少ないと思います。

 

 

フォーやアオザイ以外にも驚くこともたくさんあります。

この記事はベトナムについて驚く10のことについて、前編、後編で紹介したいと思います。

 

 

 

1. 渋滞がすごい

ホーチミンのタンソンニャット空港に出てきたら、渋滞のすごさをすぐ体験できます。

 

「ベトナム人のバイクの運転のし方って全然分からんな」と言っている日本人が多いかと思います。

いつも「衝突しちゃう〜」と感じているけど、実際はみんな運転は上手いので、衝突が起こりにくいです。

都市部では渋滞によって、車もバイクもスピードが低いので、思っているよりは重大事故にはなりにくいです。

しかし、田舎だとスピードを出す人も多いので、注意が必要です。

 

また、歩行者としては、道路を渡るたびに、いつもドキドキな気持ちを持っています。

車とバイクが非常に多く、運転している人は道路を渡っている人を譲らないのではと思ってしまいます。

 

確かに、日本人だけではなく他の国でも、ベトナムの交通に慣れないと自分で渡れないと思います。

しかし、歩行者がゆっくり歩きながら道路を横断するとバイク側が歩行者を避けながら走ってくれます。

バイクの方に顔を向けながらゆっくりと歩くことがコツです。

怖くて道路を走って渡ろうとすると、反対にバイクが避けれずに追突する可能性があるので注意しましょう。

手を上げておくとバイクに見つけてもらいやすいので、こちらもおすすめです。

しかし、バスやトラックは、ゆっくり歩こうとも、そちら側に顔を向けようとも、手をあげようとも、問答無用に進行方向にいる物を轢いていきますので、歩行者は無力です。

バスとトラックには細心の注意を払って道路を渡りましょう。

 

 

2. 元気活気あふれる若い者たち

ベトナム人はどこでも明るく元気な声で話しています。

日本にいれば、こんなことが非常に珍しいです。

ベトナム人は誰とでも自由に話すことができ、初対面だとしても、いつも笑顔で話しています。

めっちゃ仲がよさそうに話しているのに、全然知らない人だったり…。

これは多くの日本人を驚かせます。

 

3. ミステリアスなおじさん

ベトナムの歩道にバイクの上で寝ているミステリアスなおじさんたちをよく見かけます。

こんなおじさんたちのほとんどはバイクの運転手や警備員などのお仕事をやっています。

 

日本ではこのような人はほとんどいませんので、ベトナムに来たばかりの日本人は「こんなおじさんたちって何をやっている？仕事がなさそうね！」との心配の声で尋ねる人が多いです。

 

実はこんなおじさんたちはとてもやさしいです。

徒歩者や旅行者などは困ることにあったら、大体の人は心を込めてすぐ手伝ってくれますが、たまにぼったくりの人もいるので注意しましょう。

 

 

4. バイクがめっちゃ多い

ベトナムの路上での第一印象は、オートバイがたくさん走っているということです。

それだけでなく、店の前でもバイクがたくさん置いてあるし、路上で大型の家具をバイクに乗せて運ぶ姿をよく見ます。

2人乗りのバイクは当たり前として（法律で合法）、3人乗り4人乗りもよく見かけます。

それは、一家に1台しかバイクがない場合、夫婦+子供2人の家族構成だと家族で移動するにはバイク1台にみんな乗るしかないからです。

タクシーはたまには乗りますが、いつも使うのはお金がかかるからです。

 

他の国よりベトナムではどこへ行ってもバイクを使っているので、交通渋滞、ほこり、車の排気ガスが大量に排出され、大気が汚染される状態になっています。

最近では、ハノイやホーチミンの大気汚染が問題になっており、世界の大気汚染の1位がハノイ、3位がホーチミンになってしまいました。

ハノイとホーチミンの大気汚染、世界1位と3位に

しかし、近年政府が様々な改善の施策を実施しているので、この問題はまもなく解決されるだろうと確信しています。

 

まずはベトナムの驚くこと4つを紹介させてもらいました。

後編はさらに6つ紹介させてもらえればと思います。