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顧客情報のインポートで文字化け!? Pardotを初めた時につまずくところ②
Writer祝迫 優衣
Web marketer / Pardot Specialist
Webマーケティングチームの祝迫です。
Pardotの運用サポートをしているなかでよく出会う、Pardot運用でつまずくところを紹介します。今回はデータインポートについてです。
データインポートでつまずいている方はもちろん、これからインポートをするためにデータを用意する方にも読んでいただきたいと思います。
▼Pardotを始めるときにつまずくところシリーズ
最初のログインができない!?Pardotを初めた時につまずくところ①
データは整理されていますか?
Pardotへデータを入れる時はCSVにしますが、CSV形式に書き出してすぐインポート!
…と急ぐ前に
データは統一、整理されていますか?
まずは書き出したデータを見て、以下を確認しましょう。
- ?表記になっている漢字はないか
- 姓名の間の空欄が統一されているか
- 名前の後ろに独自の記号(★や※、〜様など)がついていないか
- データは重複していないか(メールアドレスが同じ場合、データが勝手に統一されてしまいます)
- 項目に重複はないか
- メールアドレスは個人のものか(info@….、contact@….など普遍的なメールアドレスは原則インポートができません)
などを確認してみてください。
データの整理について、こちらのブログもご参考ください。
「データ整理できていますか?Pardotを始める前に準備しておくといいこと①」
インポートしたい項目をPardotで作成
取り込みたい項目をPardotに入れるためには、その項目が設定されている必要があります。
Pardotにはデフォルト項目として
- 姓名
- 会社名
- メールアドレス
- 部署、役職
- 住所
などの項目がありますが、それ以外の項目は「カスタム項目」として設定する必要があります。
データ整理をして、どの項目を取り込むか決めて項目を作成していきましょう。
データ形式と文字コード
データが整理され、必要な項目が設定されていることを確認できたら、インポートへ進みます。
Pardotに顧客情報をインポートするためのデータはCSV形式
さらに、そのCSVデータはUTF-8という文字コードである必要があります。
CSV形式以外でインポートをすることはできず、CSV形式でも文字コードがUTF-8以外の状態でPardotにインポートすると、文字化けした状態でデータが取り込まれてしまいます。
UTF-8とは、文字コードのことです。
パソコンで表示される文字は、見た目は文字でも内部ではコードで文字が指定されています。
これが、WindowsでCSV形式にした際、デフォルトでUTF-8ではない文字コードになります。
▼文字コードについて詳しくは以下のサイトで詳しく説明がされています。
文字コードUTF-8とは? 仕組みとコード表
では、次にどのように保存すればよいのかをご説明します。
CSV形式でUTF-8の文字コードで保存する方法
データを扱う媒体ごとに、CSV形式でUTF-8の文字コードで保存する方法をご説明します。
弊社のおすすめはスプレッドシートから保存する方法です。
Googleスプレッドシートから保存
①お持ちのデータ(Excelなどのセルで区切られたデータ、CSVでも可)をスプレッドシートに貼り付けます。
弊社のインポートテンプレートをご利用のお客様は、元データの項目をテンプレートに揃えて、インポートテンプレートに貼り付けます。
②ファイル>ダウンロード>カンマ区切りの値 を選択し、ダウンロードします。
フリーソフトから保存
スプレッドシートの代わりに、フリーソフトを使うこともできます。
おすすめのソフトは「Libre Office」というソフトです。(PRではありません)
(例はMacのバージョンです)
①データを貼り付けます
②保存のボタンを押し、「Save as」を選択
③File typeでCSVを選択
④Character setのところで「Unicode(UTF-8)」を選択
Excelから保存
Excelは二通り方法があります。
WindowsでExcelを使用していると、文字化けがおこり、インポートができないという状況によくなってしまいます。
★通常の方法
①Excelで名前を付けて保存で「csv」形式を選ぶ
②オプションで「エンコード」から「UTF-8」を選択
しかし、Windowsやバージョンの古いEcxelを使用していると、UTF-8に簡単に変換できない場合があります。
また、Windowsの場合Googleスプレッドシートを使っても文字コードがUTF-8以外に変わってしまうことがあります。
その場合は以下の方法でUTF-8に変更します。
★テキストファイル→CSVのUTF-8で保存する方法
①データをエクセルに貼り付け
②「名前を付けて保存」>「Unicode Textファイル」を選択し保存
③メモ帳で②のファイルを開き、名前を付けて保存で「UTF-8」に変更し保存
④「名前の変更」にてファイルの拡張子を「.txt」→「.csv」に変更
→拡張子が表示されない場合は、キーボードで「Win」と「E」を同時に押し、ファイル名拡張子にチェックを入れる。
⑤「メモ帳」で④のデータを開き、置換にて全ての「(空白)」→「,」に変換させる
⑥上書き保存したら、CSV形式のUTF-8のデータとなります。
まとめ
データをインポートする時は、CSV形式のUTF-8の文字コードで保存をしましょう。
特にWindowsをご使用の方はデフォルトがUTF-8ではない場合があります。
文字化けしてしまったときは文字コードを確認しましょう。
保存形式も大切ですが、データが統一・整理されていることが何より大切です。
項目が統一されているか、データ内容は統一されているかを確認、整理をしてからインポート作業へ進みましょう。
大学では主に英語の勉強をしていたが、授業で日本に逃れてきた難民の境遇にショックを受け、難民支援のサークルを立ち上げる。東海初の難民支援プロジェクトは新聞やテレビでも取り上げられた。どうしたらより多くの人に難民のことを知ってもらえるか考える中で、Webマーケティングに興味を持ち、現在、英語を活かしてPardotなど日本語での情報が少ないものを勉強中。
【保有資格】
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
・Googleアナリティクス認定資格
- Google jobs (2)
- IT関連 (12)
- Pardot設定・アップデート (21)
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