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ZoomとAccount Engagement(旧Pardot:パードット)の連携はどうすれば良い?2つの方法をご紹介!

2021/05/11 | Pardot設定・アップデート

はじめに

こんにちは、Webマーケティングチームの清水です。

 

多くの企業で使用されているZoomウェビナーは、Account Engagement(旧Pardot)との連携を行うことも可能です

ZoomAccount Engagement(旧Pardot)を連携すると、さまざまなメリットがあります。

 

今回は、そんな二つの連携についてお伝えしたいと思います。

 

 

ZoomとAccount Engagement(旧Pardot)を連携することで得られるメリット

① ウェビナー登録者のデータがAccount Engagement(旧Pardot)へ入る

連携することでzoomウェビナーの登録者データがAccount Engagement(旧Pardot)へ入るため、営業担当はすぐに登録者のフォローにはいる事ができます。

また、マーケティングチームはナーチャリングメールでのアプローチを始める事ができます。

 

② Account Engagement(旧Pardot)でウェビナー登録者のトラッキングが出来る

Account Engagement(旧Pardot)でアクティビティーが見られるようになり、スコアリングにも役立ちます。

 


▼おすすめのウェビナーツールについてはこちらをご覧ください。

https://alive-web.co.jp/blog/recommended-webinar-tools/

▼Webコミュニケーションのコツについてはこちらをご覧ください。

https://alive-web.co.jp/blogcat/zoom/


 

 

Zoomフォームを利用する場合のメリット・デメリット

 

さて連携についてですが、この2つの方法が使用できます。

 

・Zoomフォームを利用する場合

・Pardotフォームを利用する場合

 

どの様なメリット・デメリットがあるのか、見ていきましょう!

 

 

Zoomフォームを利用する場合の「メリット」

 

① フォームが作りやすい

② 登録・参加・欠席のデータがそれぞれAccount Engagement(旧Pardot)に入る
ウェビナーに登録した人は誰か、また登録者が参加したのか欠席したのかを分けておく事で、Account Engagementでのステップメール・スコアリング・通知メール・Salesforceの連携などで細かい設定を行う事が出来ます。

③登録者へのリマインダーメールはZoomから送信される
リマインダーメールの設定をする必要がないので、とても楽です。

 

 

 

 

Zoomフォームを利用する場合の「デメリット」

では、デメリットはどうでしょう・・・

 

① フォームを好みのデザインやスタイルに変えることは難しい
ロゴ・バナー・色などの変更は可能ですが、カスタマイズの幅は狭いので、ブランディングに沿うフォームの作成ができません。

 

② 新しい見込み客のトラッキングがすぐに出来ない
Account Engagement(旧Pardot)でトラッキングをするには、メールアドレスとクッキーの紐付けが必要です。しかし、Zoomのフォームにはクッキーが埋め込めないため、Account Engagement(旧Pardot)にはデータが入りますがトラッキングは開始できません。

メールを送信して、クッキーの紐付けが必要です。

 

 

Pardotフォームを利用する場合のメリット・デメリット

Pardotフォームを利用する場合の「メリット」

 

① フォームを、お好みのスタイルとデザインにできる
Zoomのフォームだと、スタイルやデザインを変更する事が難しいため、ブランディングに沿ったフォームを作成することは難しいです。しかし、Pardotフォームなら、HTML編集でお望みの通りに変更する事ができます。

 

② 新たな見込み客のトラッキングがすぐに可能
Pardotフォームにはクッキーを埋め込む事ができるので、登録と同時にクッキーが紐づきトラッキングもすぐに開始されます。

 

Pardotフォームを利用する場合の「デメリット」

 

① 登録者の参加・欠席のデータは手動で設定しなければいけない
自動でデータが入らないため、ウェビナー終了後にZoomから参加者データをエクスポートして、Account Engagement(旧Pardot)にインポートする必要があります。

 


 

今回ご紹介する内容は、PDFでもご覧いただくことが可能です。

ページ下部より資料をダウンロードください。

 

 

 

 

連携方法の説明①:Zoomフォームの設定方法

さて、連携方法についてご説明します。

連携方法は主に「2つ」

・Zoomフォームを利用する場合

・Pardotフォームを利用する場合

まずはzoomフォームの設定方法からご説明します!

 


Zoomの連携方法が『Zoomフォームを利用する場合のみ』新しくなりました!

詳しくはこちらをご覧ください。

ZOOMとPardotの連携方法が 新しくなりました!

(Pardotフォームを利用されたい場合は、この記事下部をご参照ください)


 

設定にあたって、事前にZoomウェビナーライセンスの取得が必要です。

▼Zoomウェビナーライセンスはこちらからご購入いただけます。
https://zoom.us/pricing/webinar

 

1、Zoom Marketplaceより連携アプリをダウンロード

こちらより、アプリをインストールしてください。

https://marketplace.zoom.us/apps/FXW6cSzQSaW8LaGMDeVSKw

 

2、Zoomで登録ページ有のウェビナーを作成

Zoom Webinarのアカウントでウェビナーの作成を行ってください。

 

設定の中にある、登録という項目にチェックを入れます。

 

3、Sales Cloudでキャンペーンを作成

親キャンペーンと、子キャンペーン(登録・参加)の3つを作成します。

 

4、Account Engagement(旧Pardot)でリストを作成

登録リスト参加リスト欠席リストを作ります。

登録者は、まず「登録リスト」に入り、ウェビナーに参加したか欠席したかで「参加リスト」または「欠席リスト」へ入ります。

 

5、Account Engagement(旧Pardot)でフォームハンドラーを作成

2種類(登録・参加)のフォームハンドラーを作成します。

フォームハンドラーを作成する事で、登録者をキャンペーンと紐づける事ができま
す。

 

まずは、「登録」のフォームハンドラーを作成しましょう。

 

先ほどSales Cloudで作成した、登録のキャンペーンを選択します。

キオスクモード」 「成功した場所へのデータ転送を有効化」 にチェックを入れてください。

 

6、完了アクションの設定

1、登録者用に作成したリストを選択します。

2、Sales Cloudで作成した登録者用のキャンペーンを選択します。

3、ユーザに割り当てで担当者を設定します。
※このアクションでSales Cloudと同期する事が可能になります。

ZoomとAccount Engagement(旧Pardot)のフォーム項目をマッピングさせます。

項目のマッピングについては、こちらのサイトでご確認いただけます。
https://zoomappdocs.docs.stoplight.io/pardot

 

もうひとつの「参加」のフォームハンドラーは、

「登録」のフォームハンドラーをコピーして作成します

コピーしたフォームハンドラーでは、名前と完了アクションにあるリスト・CRMキャンペーンにのみ変更を加えます。

1、参加者用に作成したリストを選択します。

2、Sales Cloudで作成した参加者用のキャンペーンを選択します。

 

7、ZoomとAccount Engagement(旧Pardot)の連携

① Zoomのウェビナー設定より「リストからPardotで見込み客を作成」を設定します

 

1、Registration ListにAccount Engagement(旧Pardot)で作成した「登録リスト」を選択します。

2、Attendee List に「参加リスト」を選択します。

3、Absentee List に「欠席リスト」を選択します。

 

 

②「Form HandlerからPardotで見込み客を生成」を設定します。

 

Account Engagement(旧Pardot)で作成した2つのフォームハンドラーのURLを記入します。

 

 

フォームハンドラーのURLは、作成したフォームハンドラーの「エンドポイントURL」から見る事ができます。

 

URL頭には「https://go.pardot.com/ 」を使用する必要があるため、エンドポイントURLはドメイン後の部分のみコピーしてください。

 

これで登録者のデータは、Account Engagement(旧Pardot)のフォームハンドラー・リスト・Salesforceキャンペーンに入るようになりました。

 

 

連携方法の説明②:Pardotフォームの設定方法

こちらも設定にあたって、Zoomウェビナーライセンスが必要です。

▼Zoomウェビナーライセンスはこちらからご購入いただけます。
https://zoom.us/pricing/webinar

 

1、登録ページ無しのZoomウェビナーを作成

Zoom Webinarのアカウントでウェビナーの作成を行ってください。

 

設定の中の、登録という項目はチェックを外します。

 

2、Sales Cloudでキャンペーンを作成

 

3、Pardotリストを作成

 

4、Pardotフォームを作成

先ほど作成したキャンペーンを選択します。

フォーム項目を編集します。

デザインのテンプレートを選択します。

フォーム登録時に、画面上に表示されるお礼メッセージを作成します。

 

これはお礼メッセージの例です。

自動送信メールを送ることも可能です。

完了アクションを設定します。

 

1、先ほど作成したリストを選択します。

2、先ほどSales Cloudで作成したキャンペーンを選択します。

3、メールテンプレートを選択します。

4、ユーザに割り当ての完了アクションを行う事でSales Cloudと同期させる事が可能です。

 

5、ランディングページを作成

作成したフォームを選択します。

 

コンテンツレイアウトを選択し、コンテンツを編集します。

各ブロック・画像をクリックすることで、文章や画像の編集ができます。

 

 

 

これで、ランディングページとフォームが完成しました。

 

6、ウェビナー終了後、Zoomから参加者データをエクスポートしAccount Engagement(旧Pardot)へインポート

 

Zoomのプロフィールページより参加者レポートへアクセスし、csvレポートを作成します。

▼プロフィールページはこちらです。
https://zoom.us/profile


こちら➡︎| 管理者 > アカウント設定 > レポート > ウェビナー


Account Engagement(旧Pardot)に、書き出したcsvレポートをインポートします。


こちら➡︎| 管理 > インポート > プロスペクト


 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ウェビナーで獲得したい登録者が新しい見込み客の方は、Pardotフォームの利用がおすすめです

フォームにクッキーを埋め込む事ができるので、トラッキングができます。

 

また、フォーム・ランディングページのデザインをお好みで設定したい場合にも、自由にカスタマイズできるPardotフォームの利用がおすすめです。

 

とにかく簡単・楽にフォームを設定したい方は、Zoomフォームの利用がおすすめです。

 

「設定が難しい」

「やりたいけど、ちょっと操作がわからない」

「説明を読んだけど、いまいちよく理解できない」

 

そんな方はぜひ弊社へご相談いただければと思います。

どちらの連携も、弊社の専門スタッフがしっかりサポートさせていただきます。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

今回ご紹介した内容は、PDFでダウンロードしていただくこともできます

▼PDFはこちら

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