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【Pardot Winter '21アップデート情報】新しい メールエディターが使えるようになります!
Writer佐藤 香帆
Web Marketer
はじめに
こんにちは、Webマーケティングチームの佐藤です!
突然ですが、Pardotを使っている方であれば一度は「Pardotのメール編集画面、少し使いづらいなあ…」とお考えになったことがあるのではないでしょうか?
一年に数回の機能アップデートが実施されるPardotですが、今回発表されたWinter ’21(10月末)リリースverでは、Pardotメールエディターに待望の新機能が追加されます!
例えば、そのうちの目玉機能である「ドラッグ&ドロップ機能」は、これまでテンプレートに依存していたボタン、テキスト、イメージ、HTMLのブロックを簡単に、ワンクリックで作成することが可能となります。
これらによって今までより遥かに簡単にメールを作成することができ、作業効率UPに繋がることが期待されますので、今回はリリース前ですがいち早く新機能のご紹介をいたします。
★ドラッグ&ドロップの実画面GIF
(左のバーから対象を引っ張ってボックスを作成しています。)
メールエディターの新機能・使い方
冒頭でも述べたように、今回のリリースによってPardotのメールは、ビジュアル的なわかりやすい画面上でドラッグ&ドロップによって簡単に作成することができるようになります。
以下にいくつかの新機能をご紹介します。
エディターのUI
新しいメールエディターのUIはSalesforce Lightningのようなビジュアルとなっており、左側でボタン、テキスト、イメージ、HTMLなど様々なコンテンツ作成のパターンを選択、右側でスタイルや色など細かい設定をします。
ドラッグ&ドロップ操作
ボタン、テキスト、イメージ、HTMLなどのブロックをドラッグ&ドロップ操作で簡単に作成可能です。
ボタンをエディターで作成
これまでボタンはHTMLで作成するものでしたが、今後はエディターで作成、編集(テキストやスタイル、色、サイズ変更)までできるようになります。
デフォルトでレスポンシブデザインなので、デバイスに合わせてPardotが自動で見やすく変更してくれます。
複数のカラムを作成
ボタンと同様にHTMLで作成していた、2段組や3段組などの複数カラム(段組)も、エディターで誰でも簡単に作ることができるようになります。
プリヘッダーテキスト(件名の下のテキスト)を作成
「プリヘッダーテキスト」とは、メールの受信ボックスを開いた時に見える一覧で、件名の後に続くテキストのことです。メールを開封してもらうためには件名と同じく重要な部分ですが、ここが簡単に編集できるようになりました。
メールをダイレクトに違うリストに送信可能
特定のメールを違うリストに送信したい場合、メールをコピーしリストを設定して送信という流れがPardotでは一般的でした。今後はメールをコピーする必要はなく、リストを追加するだけで同じメールを送信することが可能となります。
デフォルトのレスポンシブデザイン
現在までメールテンプレートはデフォルトではレスポンシブデザインでなかったため、弊社で設定させていただく際にはカスタムテンプレートを作成しておりました。
また、Growthプランの場合は、スマホや携帯電話でプレビューしたい場合に、実際にテスト送信して確認する手間が必要不可欠でした。
しかし今後は、デフォルトでレスポンシブデザインかつ、携帯画面でのプレビューもエディター画面から行うことが可能なため、大幅な時間短縮になります。
新規メールは1から作成、テンプレートからコピー、のどちらもエディターでの編集が可能です。
コメント機能
ユーザーはメールテンプレート画面の右側でコメント・やりとりを残すことができます。
編集や送信についてのメモ書きなどの用途で非常に便利な機能です。
使用するための要件
この機能を使用するために必要な設定、環境は以下となります。
● Pardot(すべてのEditionで利用可能)
● Pardot Lightning アプリ
インストールにSalesCloud側でユーザ権限セットが必要なため、Salesforceライセンスが必要です。
● Salesforce CMS
新しいSalesforceの機能です。これを設定することにより、すべてのPardotファイル・メール・コンテンツはSalesforceにホスティングされます。
● 新しい「Pardotエディター」の権限セット
SalesCloud側での設定が必要なため、Salesforceライセンスが必要です。
● キャンペーン連携ON・HML変数タグON
最新版のPardotであれば新たに設定する必要はございません。
要するに、Pardotを使用しておりSalesforceのライセンスを所持しているユーザーであれば、リリース時に設定を加えることでメールエディターを使用することが可能ということです。
ただし、SalesCloudとPardotの両方で追加の設定が必要となり、ここがやや専門的になりますので、設定部分に詳しくない・不安がある場合はご相談ください。
おわりに
今回は10月リリースのPardot Winter ’21で追加される、進化したメールエディターの新機能についてご紹介しました。PardotでのMAを駆使したメールマーケティングが、より身近に感じられるようになったのではないでしょうか?
アライブ株式会社ではPardotの初期設定、運用サポートをさせていただいております。
メールエディターの新機能アップデートには若干複雑な設定が必要となりますので、
「もっと詳しく話を聞きたい」
「是非新しいメールエディターを使用したい」
「Pardotについて質問したい」
というお客様は是非、下のフォームからお気軽にお問い合わせください。
大学在学中は英語を通して国際情勢や文化差異、ビジネスプレゼンなどについて広く学ぶ。留学後に、自身も利用した留学支援をする学生団体でイベント広報として留学の魅力を伝える活動を行い、SNSを利用して3ヶ月でゼロから400人の集客に成功したことから、webマーケティングの可能性、面白さに気づく。
アライブの経営理念である「相互愛」やハングリー精神あふれる社風に惹かれ2020年に新卒入社。「成果につながる丁寧な仕事をする」をモットーとして、お客様に親身に寄り添うマーケターになることを目標に日々邁進中。
【保有資格】
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
・Google Adwords認定資格(検索・ディスプレイ)
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