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MA(Pardot)を分かりやすく5レンジャーで表現すると?【アラートブルー編 前編】
Writer佐藤 香帆
Web Marketer
はじめに
こんにちは、Webマーケティングチームの佐藤です!
弊社が設定・運用サポートをするSalesforce社のMAツール、Account Engagement(旧Pardot)の機能をわかりやすく解説するこのシリーズ、今回は第四弾です。
MAって聞いたことあるけど具体的に何がすごいのか分からない方
MAについて聞いたことがないという方へ、
「へえ〜そういうことだったのか」と
機能を分かっていただけるよう、ケーススタディを何回かに分けてご紹介します。
第四弾の今回は、アラートブルーです。
かなりボリューミーな記事になってしまったので、前編後編に分けてお送りします!
前編の今回は「アラートの特徴」「おすすめ設定5選」についてご紹介してまいります。
《過去のレンジャーシリーズ記事はこちら》
→MAを分かりやすく5レンジャーで表現すると?【トラッキングイエロー編】
→MAを分かりやすく5レンジャーで表現すると?【メールグリーン編】
→MAを分かりやすく5レンジャーで表現すると?【スコアリングレッド編】
アラートブルーの特徴:顧客が興味を示した最適なタイミングをお知らせ→素早いアプローチが可能
顧客へのアプローチのタイミングに悩んでいる時…
「Bさん!このお客様、この一週間で自社サイトを10ページも見ています!」
「こちらのお客様も、4ヶ月もアクションがなかったですが最近サイトを訪問していますね…」
「メルマガを全部読んでいらっしゃるお客様もいますよ、今がご連絡のベストタイミングです!」
そんな風にお客様の重要な動向を連絡してくれる秘書さんがいたら、非常にありがたいと思いませんか?
そんな通知を素早く飛ばしてくれる営業さんの強い味方が、アラートブルーです。
アラートブルーは、予め設定したルールに合致する顧客が現れると、素早く担当者にメールで通知をしてくれます。
※デフォルトではメール通知のみですが、弊社ではChatworkと連携して通知を飛ばす機能を設定することも可能です!
ちなみにこのアラートという設定はAccount Engagement(旧Pardot)の機能の正式名称ではなく、「オートメーションルール」という自動化設定で作成することができます。
アラートとしてよく使用されるものの代表格として※ホットプロスペクトアラートという通知設定がございます。
こちらは上の画像のように、「見込み客や顧客が自社に関わる重要な行動をとった時に、リアルタイムで担当営業(複数人設定可能)に通知を飛ばす」といったアラート設定です。
素早い通知によりホットリード=潜在顧客のキャッチアップをして営業にすぐパスすることができるようになることが、アラート設定の最大のメリットです。
(潜在顧客のあぶり出しには前回のブログでご紹介した「スコアリング機能:https://alive-web.co.jp/blog/what-is-ma-scoring/」をご活用いただけると、営業への受け渡しまでの一連の流れが、よりスムーズに運びます。)
もちろん”重要な行動”の指標は企業、業種ごとに異なりますが、
例えば、
「FAQ(よくある質問)ページを10ページ以上見ている」
「お問い合わせフォームと資料請求フォームを登録した」等が具体例として挙げられます。
おすすめのホットプロスペクトアラート設定の指標と、詳しい設定方法については次の章以降でご紹介いたします!
※弊社で作成した場合の名称。Pardotの機能の名称ではございません。
効果的な効果的なおすすめアラート設定のTIPS
アラートがマーケティングオートメーションの中で非常に重要な機能ということがわかったところで、気になるのが「実際どういうアラートが効果的なの?」といった具体的な部分ですね。
ここからは、普段弊社が設定をご提案しているおすすめのアラート設定5つをご紹介します。
★ 直近1週間にXページ以上サイトを閲覧した見込み客
サイトを頻繁に訪れ、何ページも見ている方は言うまでもなく御社に高い関心を示している状態です。
ちなみに、どんなページを見ていたかという細かい情報も、プロスペクトのアクティビティから見ることができます。(こちらもご商談の前に覗いていただくことで、お客様の関心に沿ったご提案ができます。)
★ 直近1週間にサイトを閲覧した中で、スコアが+X以上ある見込み客
サイト閲覧をした膨大な数のリードの中からさらに、普段から自社に興味のある見込み客を見つけるためのルール設定です。
ちなみに前回ご紹介したスコアリングですが、顧客の興味関心をはかる重要な指標の一つであり、プロスペクトが特定の行動をとる度にスコアとしてポイントが溜まっていきます。
これが◯ポイント以上溜まっている人、という営業への引き渡し基準を社内でご検討いただく必要がございます。
★ X日以上サイトを閲覧していなかったけれど、先週久しぶりにサイトを閲覧した見込み客
しばらくの間コールドリードになっていたけれど、久しぶりに自社サイトに戻ってきてくれた見込み客を通知するルール設定です。
彼らは空いた期間に同業他社のサイトと比較検討していたかも知れません、ですが自社にもう一度足を運んでくれたということは、今がまさに自社への関心が高まっているタイミングということです。
★ 重要ページを閲覧した見込み客(例:FAQページ)*
自社にとって重要なページを閲覧した見込み客を通知してくれる設定です。
前の章でちらっと例に挙げましたが、例えば、どの業種にも共通して当てはまる設定例としては「FAQ(よくある質問)ページを10ページ以上見ている」等が挙げられます。
*重要ページとしてページアクションを作成する必要がございます
★ ソースがXまたは、フェーズがXでサイト訪問をした人
見込み客の流入元や商談の進み具合を条件として加え、ホットリードをあぶり出す通知設定です。
例えば
ソース:「前回の展示会A」 もしくは Sales Cloudでのフェーズ:「フォロー」である見込み客が、自社サイトを訪問したら素早く営業に通知を飛ばすといったSales Cloudとの掛け合わせも可能です。
いくつかご紹介しましたが、これらはあくまでも弊社のおすすめアラートの一例です。
先述した通りアラートは非常に自由度の高いAccount Engagement(旧Pardot)の機能”オートメーションルール”で作成しているので、ある程度どのようなルールでも通知を飛ばすことができます。
弊社ではAccount Engagement(旧Pardot)運用のサポートも行っております。
「こんな感じの通知設定をしたいが、どういった条件にすれば良いかわからない…」といったお悩みをお持ちの企業様はお気軽にご相談ください。
おわりに
今回は前編として「アラートって何が便利なの?おすすめ設定は?」といったご質問にお答えできるような内容をお送りいたしました。
後編では実際にアラートを設定する手順を具体的にご紹介いたします。お楽しみに!
★アライブ株式会社ではAccount Engagement(旧Pardot)の新規導入のサポートはもちろん、既に導入しているけれど使いこなせない…といった企業様のサポートもさせていただいております。お気軽にご相談ください。
大学在学中は英語を通して国際情勢や文化差異、ビジネスプレゼンなどについて広く学ぶ。留学後に、自身も利用した留学支援をする学生団体でイベント広報として留学の魅力を伝える活動を行い、SNSを利用して3ヶ月でゼロから400人の集客に成功したことから、webマーケティングの可能性、面白さに気づく。
アライブの経営理念である「相互愛」やハングリー精神あふれる社風に惹かれ2020年に新卒入社。「成果につながる丁寧な仕事をする」をモットーとして、お客様に親身に寄り添うマーケターになることを目標に日々邁進中。
【保有資格】
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
・Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
・Google Adwords認定資格(検索・ディスプレイ)
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