Account Engagement（旧Pardot：パードット）のメールを使いこなそう。 メールの種類について

はじめに

こんにちは、Webマーケティングチームの清水です。

Account Engagement（旧Pardot)を使用するには、メールが欠かせません。

Pardotメールには２種類あり、

• メールテンプレート
• リストメール

を使い分けてお客様にアプローチします。

しかし、どのメールをどの様に使用すれば良いのか、困惑されている方も多いのではないでしょうか？

今回は、そんなAccount Engagement（旧Pardot)のメールをうまく使いこなすために、各メールの違いについてお伝えしたいと思います。

メールテンプレートとリストメール

リストメールは一度切りの送信で使用します。

ニュースレターなどの、お客様に一斉送信する形で使います。

また、送信したリストメールは送付後に編集を加えることはできません。

一方メールテンプレートは、一度作成すれば何度も再利用することができます。

作成する際に、あらかじめどのメールで使用するのか選択することで、４種類のメール（１対１メール / リストメール / 自動応答メール / Engagement プログラムメール）で使用することができます。

4種類のメール

さて、メールテンプレートで使用できる４種類のメールの使用方法についてお伝えしたいと思います。

1対1メール

一人のプロスペクトに対して送信するメールです。

営業さんが、特定のお客様に特別に伝えたいことがある時に使用します。

リストメール

ニュースレターなどの、その時一度きりのみ送信するメールのことです。

メールテンプレートをリストメールでも使用できるとは、どういうこと？と困惑される方もいらっしゃるかと思います。メールテンプレートは、リストメールのデザインとして使用します。

リストメール自体は、メールテンプレートなしでも作成することはできます。

しかし、度々白紙の状態からメールを作成することはとても大変です。

そのために、メールテンプレートでメールの枠組みを作成したあと、リストメールのデザインとして使用します。

ある程度作成された形のメールテンプレートを用意しておけば、文字や画像の差し替えのみで簡単にリストメールを作成できます。

プロスペクトがフォーム入力などのアクションを行った際に、Account Engagement（旧Pardot)からメールが自動で送信されるメールです。（サンクスメール等）完了アクションやオートメーションルールのアクションとして送信されます。

Engagementプログラムメール

Engagement studioで使用できるメールです。

お客さんの条件によって送信するメールを出し分けたり、お客さんのメールに対する行動によって次どの様なアプローチをするかシナリオを作ることができます。

例えば、青さん・緑さん・黄さんの入っているリストへEngagementプログラムメールを送信します。

青さんは『スコア90以上』という条件に合わなかったために、メールは送信されませんでした。

緑さんはメールを開き、メールのリンクもクリックしてくれました。

黄さんはメールを開いてくれなかったため、フォローとして別のEngagementプログラムメールを送信します。

この様に一人一人の状況に応じて、対応を変えたい時に使用します。

まとめ

以上をまとめると、リストメールは、一度きりの送信に使用することができます。

メールテンプレートは、自動送信をしたい場合やリストメールのデザインとして使用することができます。

Account Engagement（旧Pardot)には一口にメールといっても、様々な種類があります。

それぞれのメールで何ができるのか、どのメールを使用すれば良いのかの理解して、使いこなしていきましょう！

弊社では、Account Engagement（旧Pardot)の設定やサポートをさせていただいております。

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