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僕が大坂先生から学んで変わった7つのこと

2021/07/13 | 経営全般

三輪 尚士

Writer三輪 尚士

CEO / Founder

大坂先生から学んで変わったこと

こんにちは。

アライブ代表 三輪です。

10年間、経営をご指導いただいている大坂先生が、6月17日に2冊目の著書「社長の鬼100則」をリリースされました。

この本には大坂先生から教えていただいたことが、本当にたくさん載っています

この本と僕の10年は同じなんじゃないかと思ったりもします(笑)

しかし、大坂先生から直接ご指導いただいたことは、とても良い学びで、自分の経営方針にも大きな影響を与えました。

そこで、今回は大坂先生から学んだこと、変わったことを伝えたいと思います

 

大坂先生から学んで変わったこと

① 短期視点ではなく、長期視点で経営を考えるようになった

先生から指導を受けてからは、長期視点で経営を考えられるようになったと思います。

例えば、無理な売上目標を作って1年で達成したとしても、組織はボロボロになって2年目から大きく売上が下がるのは意味がない、そんな無理なことをするのではなく、長期的に成長できるプランを作っていくことのほうが重要であると。

競合の成長に1年2年で追いつかないからと焦るのではなく、5年10年でどうなっているかを意識して経営しなさいと。

場合によっては自分の代で全てを完成させるのではなく、次の代、また次の代で成長していけるような礎を作っていきなさいと学びました。

 

② 思いつきで経営方針や新規ビジネスを考えなくなった

先生と出会う前は、ポンと浮かぶアイディアが大事、そしてそれをすぐ実行することがカッコいいと思っていました。巷にもアイディアをすぐ行動に移すという類の本も多かったです。

しかし、そうすると外部からは面白いことをしているスピード感あるアグレッシブな会社と映りますが、社内は経営陣の思いつきでいろんなことが変わっていくので、社員は疲弊していきました

社員が息切れしてもこのスピード感についていけない奴のほうが悪いと思っていました。

しかし、大坂先生からは、「そういった社長の考えが会社を悪くする。社長の思いつきで会社が成長するなら誰でもする。永続して成長させるなら熟慮することが大切だ」と学んでからは、アイディアが浮かんだとしても、ちゃんといろんな観点で検討してから進めるようになりました。

 

③ 安易に拠点を増やさなくなった

情けない話、経営者同士で話をすると拠点数がその会社の凄さに感じたりします。

例えば同じデザイン会社だとしても、「我が社は、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌にあります」と言われたら、ちょっと負けた気がします。

なので、弊社も東京にオフィスがあった時もありました。

しかし、大坂先生は「拠点が増えることと、会社が成長していることは何も関係ない。膨張しても意味がない拠点を増やさず1拠点での売上や社員の最大化を目指すべきだ」と教えられてからは、日本では拠点を増やさない決断をしました。東京オフィスも撤退しました。

大坂先生曰く「拠点が増えるとマネジメントが難しくなる。拠点が遠いと欠員が出た時に穴埋めもしにくい。各拠点で問題が発生したら手に負えなくなる。それに比べて1拠点なら人が増えてもマネジメントしやすい」ということです。

それは本当で、現在名古屋で70名ほど社員がいますが、1拠点であるならマネジメントがとてもしやすいです。

これが、同じ70人でも、1拠点に7人の10拠点だったら、マネジメントが非常に大変になると思います。

1拠点なら100人でも200人でも増やせる手応えは感じています。

 

④ 社員の意見を聞くようになった

昔は社員に意見を聞くことはなく、自分でガンガン決めて言っていました

それが社長の姿だと思っていましたし、それがリーダーシップと思っていました。

しかし、ある社員からは「私は三輪さんの歯車じゃない」と言われたこともありました。

しかし、大坂先生から「社員と対話しろ。社員ともっともっと心を通わせて同じベクトルに方向を合わせろ。社長の意見が全て正しいと思うな。社長は社員に勝つ必要はない」と言われてから、社員と対話するようになりました。

もちろん今でも僕の意見というものはありますが、それを勝手に決めてしまうのではなく、自分の意見も社員の意見も戦わせてから会社の方針を決めるようにしています。

それからは、会社の決定は自分の意思も入った決定と社員が思ってくれるようになり、会社の一体感が出たと思います。

 

⑤ 最終的な責任は社長である覚悟を持つようになった

上の話と矛盾するように見えますが、最終的な責任は社長であるという覚悟も教えてもらいました。

社員と一緒に決めたからと言って、それがうまくいかなくても社員は責任を取ってくれません。

「お前たちが決めたんだから、この業績に責任持て」と言ってしまってはおしまいです。

社員と一緒に考えたとしても、決断や結果の責任は全て社長になる、その重みを知って冷静に判断していきなさい」ということを学びました。

また、もしその決断がうまくいったら、手柄は社長独り占めにせず、社員と分かち合いなさいとも教えられました。

 

⑥ 現場を大切にするようになった

会社が小さい時は社長も現場で汗水流して仕事に頑張りますが、ある程度大きくなると、現場にいる社長は一人前じゃない、社長は現場に行かず、戦略や方針を練ることが重要であるというふうになりがちです。

また、同じ社長同士の意見交流も必要だということで、いろいろな経営者の会に行って、飲むことに力を注いだりし始めます。

そうやって社長が現場を見ていない間に、社員が気持ちが離れたり、現場のニーズを汲み取れなくなっているのに、社長は指示を出すのが仕事ということで、トンチンカンな指示を出していき会社が良くない方向に向かっていきます。

そういったことにならないためにも、大坂先生は社長が現場に行くことの重要性を説いています。現場には神が宿っている(ヒントが落ちている)と常日頃言っています

もちろん、大坂先生は経営者が誰にも邪魔されない場所で情報を整理して戦略を練ることも重要であると言っていますが、現場に行かずして、大量なインプットなくして、一人で戦略を練っても絵に描いた餅になってしまうということです。

僕も現場に行かないことが良いことと思っていることもありましたし、社長仲間と飲むことが仕事と思っている時もありました。

今は現場にもしっかり顔を出すようにしてから、それだけで忙しすぎてそう言った社長の会にはあまり参加できていません。しかし、そっちのほうが会社は順調に成長しています。

 

⑦ 自分がすごいと思わなくなった。途中の成功はどうでもよくなった

経営者をずっとやっていると、「自分は完璧なんじゃないだろうか」「自分はかなり成長したんじゃないか」と自惚れてしまう時が多々あります。

最初に起業して2名でやっていた時に比べて、10名の会社にした俺すごいとか、ベトナムに進出した俺すごいとか、つい思ってしまう瞬間はあります。

もちろんたまには自分を褒めることは大事だとは思いますが、「すごい」と思って、歩みを止めてしまうと成長も止まるし、改善も止まってしまうと大坂先生は言います。

自分が業界トップ!と思った瞬間に崩壊が始まり、マーケットに鈍感になったり、競合を見下してしまい、そのうち追いつかれて足元をすくわれてしまう。なので、常に「自分はいつでも途中形である」と思いなさい、とのことです。

なので、僕も一つずついろんなことをクリアしながらも、「途中形、途中形、まだマラソンだったら通過点」と思うようにしています。

 

最後に

などなど他にもたくさん学んだことはありますが、僕が大坂先生から学んだことをお伝えしました。

これらを実践することで、以前よりも安定して成長できるようになった気がします。

先生の話は、含蓄を含んでいていつも気付かされることが多くあります。

今回、出版を記念して、7月21日(水)に大坂先生のWebセミナーがあります。

これは一方的なセミナーではなく、大坂先生との対話も楽しめるようなものにしたいと思っており、僕の感じた大坂先生からの気づきが味わえるようにできたらと思います。

ご興味のある方は、ぜひ一度ご参加してみてください。

 

大坂先生セミナー

7月21日(水)大坂先生のセミナーの詳細はこちら

三輪 尚士

Writer三輪 尚士

CEO / Founder ブログ プロフィール

アライブ創業者。1980年生まれ。2001年21歳の時に幼なじみとデザイン会社を立ち上げ、数々の失敗をしながら、四苦八苦して会社を成長させていく。現在創業22年目、日本とベトナムで約130名のスタッフと共にWebマーケティングとデザインでクライアントの成長をサポートし続けている。歴史好き。

アライブ創業者。1980年生まれ。2001年21歳の時に幼なじみとデザイン会社を立ち上げ、数々の失敗をしながら、四苦八苦して会社を成長させていく。現在創業22年目、日本とベトナムで約130名のスタッフと共にWebマーケティングとデザインでクライアントの成長をサポートし続けている。歴史好き。

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