CEO's Column CEOコラム
自分の意思で何事もがんばれば、道は開ける
こんにちは、アライブ株式会社 代表取締役の三輪です。
この前、ふと自分の若い時のことを思い出しました。
小学校の頃の僕の夢は「画家」でした。
親は教育熱心ではなかったので、自分でいろんな絵画コンクールを探して応募しました。
小学校の時に「美術ばっかりをする高校」の存在を知り、
小学校からその高校にいくことが目標になりました。
中学校も絵と勉強をがんばり、高校は無事美術科に入ることができました。
高校生になってからは、朝6時30分に家を出て、
1時間30分の通学中は、常に電車に乗っている人をクロッキー(速写)して、
8時に学校に着いて授業が始まるまでデッサン。
授業油絵やデッサンを描いて、放課後も残ってデッサン。
18時に帰宅する時も、電車に乗っている人をクロッキー。
そんな高校生活を送り、卒業制作展も賞を取りましたが、
美大受験には失敗しました。
浪人してもう一度受験してみようと思いましたが、
親が予備校費用を出さないということで、2ヶ月間田んぼで60万円貯めて
そのお金で予備校に通うことにしました。
午前中は、田んぼ1日あたり6000円稼いで、
午後は予備校で絵を描いて、夜は普通大学を受ける並に勉強しました。
センター試験の採点はすべての志望校で推定1位。
ここまでやったら受かるだろうと思ったら、
美大にまたしても落ちました・・・
しかし、ここまでやったし、親にも迷惑かけられないから
美大はあきらめました。
自分のことは自分でなんとかしようと社会に自ら飛び込んで、
油絵よりはデザインのほうが食べられそうだと思いましたが、
デザインのスキルは全くありませんでした。
しかし、今までの人生のように、人の2倍やればどうにかなるだろうと、
Macと「1週間で覚えるイラストレーター」という本を買ってきて
独学でデザインを勉強しはじめて…1年後に起業。
そして今があります。
ですから、いつの時もあきらめずに人の2倍がんばれば道は切り開けると思っています。
若い時のこの経験は、つらい時を乗り切る原動力になります。