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デザイナーが凹んでしまう!言葉&状況〜言葉編〜
Writer萩原 麻衣
Designer / Project Manager
こんにちは!デザイナーの萩原です。
今日はデザイナーからの嘆きをお送りしたいと思います。笑
色々とお仕事をしていると、なかなか辛いなあと思うご依頼も少なくはありません。
でもそれは「現場のこと」がわからなければ当然のことだとも思います。
なので今回は少しでもデザイン制作の現場を知ってもらえれば良いなと思います!
今回は「言葉」編です。
▼その1
魔法のようにできたらいいんですけどね….。
実はそんなことにはならないのです。
縦から横へ、それは新しいデザインが生まれる瞬間です。
余白、写真のバランス、いろんなことを考えて横デザインにまとめているので、残念ながらちゃちゃっと縦のデザインにはなりません。
特にDTP関連のご依頼時は、サイズなど事前にしっかりご確認いただけると嬉しいです!
▼その2
あと3案ということは、あと3倍のお時間がかかります!
もちろんもともと複数案提案してほしいというご依頼ののち、ご提出する場合もあります。
やはりそういう場合は事前にご依頼いただくのが良いかなと思います。
自信を持って1案出した後の2案、とってもとっても難しいのです…。
▼その3
例えば夢のマイホームを建設中に
「キッチンとこの壁の隙間に細い棚があったら便利だなあ」と思ったとします。
採寸してすぐ余った木の板で作って…と、大工さんに無償で取り付けてもらえるものでしょうか?
多分無理だと思います。
そこにはもしかしたら大事な配線があって位置的に難しかったり、そもそも手間がかかるのでお金はもらわないと… という流れになると思います。
大きさは違えど、デザインにおいても同じことだと私は思っています。
デザイナーは適当にデザインしていないので、いろんなことを頭の中で計算しています。
画像1枚差し込むだけでも、デザインが崩れる場合もあり頭を抱えることもあります。
システムが絡むWEBは特に安易にいかないことも多いです。
お金を毟り取ろうだなんて思っていませんので、費用がかかってしまうのはご了承ください。
▼その4
これは正直とっても怖いです!!
手間の問題ではなく、やはりプログラムを安易に修正することは危険が伴います。
何かあった場合に責任の所存も難しくなりますので、私は基本的にこのようなご依頼はお断りしています。
また、サポートさせていただきたい気持ちはもちろんありますが、私たちはパソコンの先生ではないのです。
簡単なようで、複雑なシステムの場合もありますので私たちにお任せください!
次回は「状況編」をお届けしたいと思います。
少しでもデザイン制作の現場を知るきっかけになれば嬉しいです!
学生時代は舞台美術を専攻し、テレビや映画の美術セットの制作に携わる。学内・学外を通して空間的なデザインをしている中で平面的なグラフィックやWebのデザインにも興味を持ち、就職活動中にアライブに出会い入社。これまでに自分が学んできたものをWebに活かし新しいデザインを生み出したい。