Tips 小ネタブログ
Mac と Windows 間で、ZIP 圧縮ファイルの文字化けするのを防ぐフリーソフト
Mac をお使いの方で、Mac からWindows にファイルを送った場合、
文字化けを起こしてファイルが正常に開かない!なんて経験をされた方も少なくないのでは?
特に ZIP で圧縮した場合は、多くが「文字化け」という事態に陥ります。
取引先などに、資料を添付したけれど、
文字化けして見れない!なんてことになったら、
先方にとって非常に迷惑ですし、急ぎの資料だった場合は大変です。
すぐに再送できる場合はまだしも、送信して「さ!帰ろう!」と帰社してしまったら・・・
そうした事態を防ぐには、日頃から意識することがとても大切ですが、
意識していても、ミスは起きてしまうもの・・・。
一度文字化けの状態で解凍された書類を元に戻すことはできないので、
送信する前に、文字化けしない対処を施しておく必要があります。
そこで、今回ご紹介したいのが、そのようなMac からWindowsへファイルを送る際、
ZIPで圧縮しても『文字化け』しないフリーソフトです!
ご紹介するのは、送る側(Mac)と、受け取る側(Windows)で、
それぞれフリーソフトがありますので、ご紹介させていただきます。
・ 送る Mac の場合は「圧縮の時点」
・ 受ける Windows の場合は「解凍の時点」
■Windows 上で文字化けしない ZIP 圧縮ファイルを Mac で作成する方法
Macで、文字化けしないZIPファイルを作るには、
”MacZip4Win ”というフリーソフトを使います。
(1)まずは、サイトからダウンロード
こちらからダウンロードしてください→MacZip4Win
(2) 解凍して MacZip4Win.app をアプリケーションフォルダに入れる
頻繁に使う場合には、アプリケーションフォルダから Dock にドロップしておくと便利です。
これで、インストールは完了です!
では、さっそく文字化けしないZIPファイルに変換してみましょう。
(3) Dock の” MacZip4Win ”に圧縮して送るファイルをドラッグする
すると、下記の画面が現れ、ZIPファイルを文字化けしない形式に変換してくれます。
あとは、このZIPファイルを相手(Windows)へ送るだけです。
手順はとっても簡単!是非試してみて下さいね。
■Windows で Mac から送られた ZIP 圧縮ファイルを文字化けせずに解凍する方法
つぎに、Windowsをお使いの方に向けたフリーソフトの紹介です。
ZIPファイルを解凍するとき、相手がMacだった場合、文字化けしてしまう可能性があります。
一度解凍してしまうと、文字化けしたファイルは元には戻せないので、このソフトを使って文字化けの無いように解凍することをおすすめします。
Windowsで文字化けせずに解凍するには、
” CubeICE ”というフリーソフトを使います。
(1)まずは、サイトからダウンロード
こちらからダウンロードしてください→CubeICE
(2)手順に沿ってインストール
上の「無料ダウンロード」をクリックして、ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
・
・
・
・
・
・
(3)インストール後、ソフトを起動する
インストール後、解凍したい圧縮ファイルを選択して「右クリック > プログラムから開く」を選びます。
(4)初期設定を行う
起動すると、このような画面が表示されると思います。
特にデフォルトの設定で問題ないようですが、上部の「解凍」タブの「出力先のフォルダ」を「元のファイルと同じフォルダ」に変更しておくと便利でしょう。
(5)実際に使ってみる
基本的な使い方は、特に何か作業をしなくてはならないというわけではありません。
インストール時に自動的にZIPに関連付けがされているので、ダウンロードしたZIPファイルをダブルクリックすれば、自動的にCubeICEが起動し、解凍画面が表示されます。
または、圧縮・解凍したいファイルを右クリックすると、メニューにCubeICEのアイコンが付いた「圧縮」と「解凍」が追加されていることが判ります。
圧縮したい場合は圧縮を選び、拡張子を選んで実行、解凍したい場合も同様に解凍を選び実行すればOK!
一度インストールすれば、特に難しい操作を必要としないフリーソフトなので、Windowsをお使いの方は、インストールしておくことをおすすめします。