
AIOとは何か。AIはWebサイト以外の何を参照しているのかまで分解して考える、AI時代の検索最適化
Marketing Blog マーケティングブログ
Writer三輪 尚士
CEO / Founder

「ホームページはあるんですが、あまり成果が出ていなくて」
この相談は、長くこの仕事をしていても、今でも本当によくあります。
実際にサイトを見せてもらうと、
デザインはそれなりにきれい
情報も一通り載っている
特に大きな欠点があるわけでもない
それなのに、問い合わせにつながらないのです。
このときに感じるのは、「悪くはないけど、決め手がない」という状態です。
最近のホームページは、見た目だけで言えば、一定水準以上のものが本当に増えました。
ただ、よく見ると、
どの会社にも当てはまりそうな文章
強みが並んでいるが、印象に残らない
読み終えても、何が一番の特長なのか分からない
こういったケースがとても多いのが実情です。
これはセンスや文章力の問題ではなく、「何を一番伝えるか」が決まっていないことが原因です。
事実、成果が出ていないホームページの多くは、USPがはっきりしていません。
打ち合わせをすると、
強みはいくつも出てくる
実績も評価もそれなりにある
想いもちゃんとある
でも、「結局、何が一番のウリなのか?」が定まっていない。
その結果、全部を伝えようとして、全部が薄くなるホームページになります。
ここで、そもそもUSPという言葉を初めて聞いた方もいるかもしれません。
USPとは、Unique Selling Proposition(ユニーク・セリング・プロポジション)の略で、簡単に言うと、
「あなたが顧客から選ばれる、たった一つの理由」です。
よくある誤解として、
強みをたくさん並べること
他社より優れている点を全部書くこと
と思われがちですが、USPは一つでいいんです。
むしろ、一つに絞れない場合、ユーザーには何も伝わりません。
これは大前提ですが、ユーザーは必ず複数の会社を比較しています。
他にも似た会社はないか
もっと良さそうな選択肢はないか
自分に合っているのはどこか
ホームページは、その「比較の場」に確実に置かれています。
そのときにUSPがないと、こう判断されます。
「違いがよく分からない」
この瞬間に、選ばれる可能性は一気に下がります。
企業側としては、
ここも評価されている
あれも強み
これも伝えたい
となりがちですが、ユーザーはそこまで覚えてくれません。
正確に言うと、覚えようとしていない。
ユーザーが覚えているのは、
「なんか良さそう」
「他とちょっと違う気がする」
この程度です。
だからこそ、USPは一つに絞る必要があります。
USPが明確になると、ホームページ全体が驚くほど整理されます。
キャッチコピーがブレなくなる
誰向けのサイトかがはっきりする
事例の見せ方に一貫性が出る
問い合わせ前に納得感が生まれる
結果として、「売り込まなくても選ばれる」状態に近づきます。
USPは、新しく作り出すものではありません。
多くの場合、すでに会社の中にあります。
手順としては、
なぜ選ばれてきたのかを振り返る
お客さんからよく言われる言葉を整理する
他社と比べたときの違いを洗い出す
一番伝えるべき一点に絞る
この工程を飛ばしていきなりデザインやコピーを考えると、ホームページは高確率でブレます。
ホームページから成果が出ない理由は、デザインやSEO以前の問題であることが多いです。
それは、USPが決まっていないこと。
USPがないホームページは、比較の中で埋もれます。
それと比べて、USPが明確なホームページは、「選ばれる理由」を自然に伝えられます。
ホームページをただの会社紹介で終わらせるのか、成果を生む営業ツールにするのか。
その分かれ道が、USPだと私は考えています。
ここまで読んでいただいて、
自社のホームページ、USPが曖昧かもしれない
何を強みにすべきか、整理しきれていない
デザインやSEO以前に、設計を見直した方が良さそう
そう感じた方もいるかもしれません。
アライブでは、いきなりデザインや制作の話をするのではなく、
「なぜ選ばれているのか」「何を一番伝えるべきか」という
USPの言語化からホームページ設計を行っています。
もし、「成果につながるホームページを作りたい」「今のサイトを、営業ツールとして機能させたい」
とお考えでしたら、以下のページも参考にしてみてください。
アライブ創業者。名古屋を拠点に、20年以上にわたり全国の数百社以上の企業のWeb制作・ブランディング、Webマーケティングを支援。住宅、インテリア、製造、物流、医療、介護、観光、小売、飲食、EC、公共団体など幅広い領域で、“課題解決型のWeb制作、Webマーケティング”を強みに、コーポレートサイトからプロダクトサイト、EC、採用サイト、LPまで幅広いプロジェクトをプロデュース、ディレクション。ベトナムでもWeb制作、Webマーケティングを支援している。