CEO's Column CEOコラム
今のサービスを始めたワケ
我々の会社は創業時、印刷とデザインの制作会社でした。
今のようなコンサルティング+販促戦略を立てるサービスは行っていませんでした。
創業当時のことを思い起こすと、
まさか数年後に今のようなクライアント側にたってコンサルティングしたり、
販促戦略を作り上げることが仕事になるなんて、予想すらしていませんでした。
なぜならば、
世の中にある印刷会社やWEB制作会社や広告代理店という職業は
「お客様が売上を上げるためのお手伝いを徹底的にしている」という認識をもっており、
どこの会社も全ての制作物に対して「コンサルや戦略立案をやっているものだ」と思い込んでいたからです。
しかし、広告・販促業界のことが少しずつ分かってくると、
頭をハンマーで殴られたような衝撃をうけることになったのです。
どんな制作会社、どんな代理店も「お客様の売上や目的はそっちのけで、
とにか受注することだけを考えている」という、この事実には本当に驚きました。
印刷会社なら相手の商品特徴やターゲット特製を完全に無視して「チラシ、作りましょう」と営業をし、
ターゲット顧客が60歳以上の企業に対しても、
「これからはWEBの時代です。もう新聞広告じゃダメですよ」というWEB制作会社が現れ、
挙げ句の果てには、「求人広告は出し続けることに意義があるんですよ」と、
根拠もない営業をしてくる広告代理店まで出てくる始末。
このような状況を知った我々は、「この業界は詐欺か!?」とまで思うときがありました。
でも、逆に「こんな業界だからこそ、自分の考える真っ当なスタンスで、お客さんの売上を上げるお手伝いをしよう。そして、業界を変えてやろう」と決意するに至りました。
そこからありとあらゆる勉強・研究をし、無我夢中に販促戦略を立て、
様々な販促ツールを提案、実施、検証を繰り返しました。
それからは、「我々の立場になって真剣に考えてくれたのはあなたが初めて」とか
「おたくはコンサルティングまでしてくれるんですね」と度々言われるようになりました。
この言葉をきっかけに、コンサルティングを正式にサービスの1つとして始めるようになったのです。
このスタンスで本格的に仕事をするようになって気付いたこともあります。
それは、「お客さんの売上を上げるための成功条件」です。
これを実現するには、絶対的に必要なことがあります。
それは、
「お客さん、弊社、共に共通の意識をもって、お互いが出来る限りの努力をする」ということ。
振り返ってみると、
この状態になっていたプロジェクトはすべて大成功を収めていました。
このような理想的な状態を一言で表すと「相互愛」。
そのような経緯から、
アライブ株式会社では「相互愛」という理念を元に、日々仕事に取り組んでいます。