本当に社員の気持ちを理解していますか？　社員が辞めない秘訣は、密のコミュニケーションと社員を否定しないこと

こんにちは、アライブ株式会社　広報担当の田原です！

 

今日名古屋は、朝から雨が降っています。全国的にも雨のようですね。

しかも夕方からは、太平洋側を中心に、非常に激しい雨が降る

可能性があるそうです。

皆さんも天気の急な変化にお気をつけ下さいね。

 

さて、本日は「社員の気持ちを理解していますか？」をテーマに

お伝えしたいと思います。

 

昨日、弊社社長の三輪が、社員の個人面談を行いました。

社員一人当たりの所要時間20分として、終えるまでに約5時間を要しました。

 

忙しい中時間を割いて、このように社員との面談時間を設ける理由は

何だと思いますか？

 

その理由を、三輪は次のように語ります。

 

「業務に関係する社員とは常にコミュニケーションを取ることが

出来るが、セクションが違う等関わり合いがないと話す機会が

減ってしまう。また、社員が増え、規模が大きくなれば

更にその関係は希薄になっていってしまうだろう。

 

僅かな時間であっても、社員と話し合いを持つことで、

近況や仕事のみならず悩み等も聞くことが出来、

今現在の社員の様子を伺い知ることが出来る。」と。

 

これまでコンスタントにしてきた面談も、実は、ここ半年間は

忙しさのせいもあり出来ていませんでした。

「社員を充分に理解していたつもりであったが、その間に社員の状況も

変わり、知らぬ間に意思の疎通が出来ていなかった。」

と考えているようです。

 

三輪は、ここ最近の社員の様子を観察してきて、

「社員のモチベーションが下がってきているのではないか。

そして、少し疲れているのではないか。」と感じていたようです。

面談をすることで、自分自身引っ掛かっているものが解消出来、

何より社員の気持ちを汲み取ることが出来るのではないか、と考え

行動に移したのです。

 

いざ面談を始めると、

 

『目標や夢を語る者、また仕事に対しての悩みを話す者、

更には家庭の悩み等』、様々な話を聞くことが出来、

本音で話し合いを持つことが出来たのです。

 

そのことにより、『仕事に対しての悩みの解消、そして家庭に対しては

相手の話を充分に聞き、理解し、そして助言出来ることはする。』

といった経営者側と社員との『相互愛』が生まれ、正に弊社の

経営理念に通ずるものとなったのです。

 

普段、感じることの出来ない社員との充足感のようなものを感じ、

更に絆を深めることが出来、三輪は大変有意義な時間であったと言います。

 

ただ、ここで一つ大事なことは、

 

「悩みを聞く時は、相手が話しやすい環境を作り、常に聞き手に回る。

そして、発言に対して決して否定をしないこと。」

話をする相手の気持ちを充分に汲み取り、聞き手に回ることで

相手は話しやすくなり、自ずと心を開き、想いを語ってくれるのです。

 

本人は、話をするだけでスッキリし、気持ちが晴れやかになるのです。

「特に、女性は話を聞いてあげることが大事で、弊社のように

女性社員が多く存在する会社では、よりその必要性があると感じた。」

と三輪は言います。

 

更に三輪は、今回のことをこう例えています。

 

「新幹線に乗り、景色を見ていると、流れが速すぎて『山があるな』としか

分からないけど、同じ場所を歩いてみると、様々な木や花があることに

気付かされる。一度立ち止まって、一緒に歩んでいる仲間と向き合って

コミュニケーションを取ることは、色々と気付かされることもあるので

とても大事なことである。」と。

 

個人面談と言う、このような取り組みは、社員数が多い会社では

中々難しいことかもしれませんが、苦労や悩み等、

抱える人の気持ちは皆同じです。

ですから、社員一人ひとりのケアは非常に重要であると感じています。

 

最後に三輪はこう語っています。

 

『社員は財産である！』

 

故に、社員は守って行きたいと思っているし、

これからもこの取り組みは続けていきたい、と。

 

皆さんの会社はいかがですか？

社員と上手く繋がっていける会社こそ、素晴らしいと思いませんか。