CEO's Column CEOコラム
10年後の貸借対照表から逆算して、現在の行動を決める!
こんにちは!アライブ株式会社 代表取締役の三輪です。
7月3日~7日まで高井会計さんが主催している
「経営計画書作成セミナー」に参加してきました。
このセミナーは4泊5日間、ホテルに缶詰になって、
経営計画書を練り上げるセミナーです。
渋沢栄一の「論語とそろばん」のように経営理念、
行動指針から経営の数字まで、
両面から勉強になるセミナーです。
僕はここ数年間、毎年参加しています。
毎年参加している理由は、日々の業務をしていると
どうしても目の前の仕事で忙しくなってしまい、
経営戦略や計画に費やす時間を取れないままになってしまうからです。
ですので、このセミナーを使って、日常業務から離れて、
長期計画をしっかりと立てています。
弊社は毎年経営計画書も作りますし、財務諸表も数年先まで予測します。
もちろんその予測通りには行きませんが、ある程度方向性が決まってくるので、
長期計画を立てていくことは、とても重要だと思います。
今回は、10年分の損益計算書と貸借対照表を予測して作りました。
損益計算書はを作成することは、結構簡単です。
しかし大事なことは、「貸借対照表」と「キャッシュフロー」だと思います。
この2つをしっかりとコントロールしていくことが
会社を永続させる秘訣だと思います。
今まで10年先のことを考えることはできませんでした。
10年先は長過ぎて、そんな先まで待っていられないからです。
しかし、10年後はまだ僕は41歳。経営者としてはまだまだ若いです。
健全経営をしたとして、10年後の貸借対照表を見てみると
非常に心強い財務体質でした。
今焦って1年後、2年後の投資や早急な計画を立てて
貸借対照表をボロボロにしていくことよりも、
41歳の時に他社が追いつけないような財務体質になり、
悠然と構えた経営をしていきたいと決意しました。
理念やニーズによる戦略も大事ですが、
5年後10年後の財務体質も見据えた経営も大切だと思います!