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人と会わなくてもよい経済活動をできるようになろう&今まで忙しくてできなかったことをやろう
Writer三輪 尚士
CEO / Founder
こんにちは。
アライブ株式会社 代表の三輪です。
世界のコロナウイルスの状況は日に日に悪くなって行っています。
日本も東京を中心に予断を許さない状況です。
僕はコロナウイルスの専門家ではないので、何か言う立場ではないですが、要するに、事態を収束させるには、感染しやすいウイルスなので、「人と会うな、どこかに行くな。家にいろ」ということだと思います。
そうなると、「人と会う」「どこかに行く」が、多くの経済活動の根底にあったので、それができなくなるわけなので、多くの企業やお店が苦境に立たされているのだと思います。
「今までみたいな経済活動」をしようとすると、「感染が広がる」というトレードオフの関係にあるのが、今回の非常に難しいところです。
しかし、コロナウイルスを収束させていくには、従来の経済活動を捨てて、「人と会わない」「どこかに行かない」経済活動モデルに切り替えていくしか道はないと思います。
人と会わない、どこかに行かないモデルのアイディア
例えば、アイディアベースですが、こんなのはどうでしょうか?
・営業する側もされる側もWeb会議を一番当たり前の方法と思う
・打ち合わせはWeb会議が一番当たり前の方法と思う
・採用活動はオンラインが一番当たり前の方法と思う
・通販にチャレンジしてみる
・住宅会社は、バーチャル見学会をやってみる
・不動産会社は、お客様は現地に行かずに、ライブストリーミングで物件を内覧する
・住宅会社や不動産会社は動画に力を入れてみる
・家具や大型家電など説明が必要なものはWeb会議でジャパネットタカタみたいに上手にその商品の良さを伝えてみる
・飲食店は全てテイクアウトやデリバリーに切り替える
・塾や教育はオンラインレッスンに切り替える
・語学勉強はオンラインレッスンに切り替える
・ジムはオンライントレーニングに切り替える
・セミナーをWebセミナー(ウェビナー)に切り替える
・キャバクラは、オンラインでお客様とお酒を飲んで話を聞いてあげる
・ミュージシャンはYouTubeで新曲を発表する。投げ銭ができるライブチャットを利用する
などなど。
もちろんこれが従来の経済活動レベルの売上を作れないかもしれません。
とはいえ、何もやらずに赤字ダダ漏れではいけないので、「会わない、どこかに行かない」をしながら、少しでも売上を作って、コロナが終わるまで耐えていく必要があります。
今まで時間がなくてやれなかった「緊急ではないけど、重要なこと」を行おう
また、この状況下で、いつもよりも時間ができてしまった企業も多くあると思います。
この空いてしまった時間に、今まで忙しくてできていなかったことを進めていくことも良いと思います。
アライブもお恥ずかしい話、ほとんどのことはクラウド化したのですが、勤怠管理、有給申請、休暇申請、遅刻・早退申請がまだクラウド化できていませんでした。
有給申請するのは、まだ紙でやっていました。
紙で申請したとしても業務は回っていくので、今までは時間が取れていなかったのですが、僕がベトナムへの出張ができない、セミナーや飲み会もなくなり時間ができたので、これらシステムの設定を進めて、4月から導入予定です。
紙でもできていましたが、クラウド化したほうが断然効率的なので、この機会にできて良かったと思います。
みなさんも今まで忙しくてできていなかったことを、今の時期に腰を据えて実行するのもありだと思います。
今は耐えなければならないことが多いと思いますが、いつかは終わりがくるので、そのときにワンランク上の会社になるための土台づくりをしていきましょう。
さいごに
コロナの状況は、2月当初、3月当初と比べると、想定していた最悪パターンで進んで行っています。
一部の企業を除く、大多数の企業が苦しい状況になっていっていると思います。
しかし、その状況に弱音を吐いたり、諦めてしまわず、「今、何ができるか?」を常に考えて、くだらないアイディアかもしれなくても実行して、活路を見出していくことが重要なのではと思います。
アライブ創業者。1980年生まれ。2001年21歳の時に幼なじみとデザイン会社を立ち上げ、数々の失敗をしながら、四苦八苦して会社を成長させていく。現在創業22年目、日本とベトナムで約130名のスタッフと共にWebマーケティングとデザインでクライアントの成長をサポートし続けている。歴史好き。