
リアルでの競合とWeb上の競合は違う
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こんにちは。
アライブ株式会社 代表の三輪です。
たまにお客様や新規問い合わせで、
「このWebサイト(チラシ)と全く同じように作ってください」と言われることがあります。
理由を尋ねると「この内容が当たって集客できているらしいから」「かっこよくて、自分たちもこんな感じにしたい」という返答が大半です。
確かに、マーケティングノウハウはどの会社も同じ部分がある程度あるので、参考にすることは大切だと思いますが、全部同じにすることは甚だ疑問です。その会社は自社のことを考え抜いて、その表現にたどり着いていったのに事業規模、売上、地域、商品などお互いの要素が違っているのに、「思考する」というプロセスを飛ばして、表面上を真似たとしても上手くはいきません。
また、私は「その会社らしさ」「社風」というものは、マーケティングやデザインをしていく上でもとても重要なものだと思っています。
例えば、「ホームページ制作 名古屋」で検索すれば、弊社も含め他の会社のWebサイトもたくさん表示されると思います。見比べてもらえれば、各会社ごとに様々な表現がされていることが分かります。
もし仮に他のWebサイトが成功していると噂で聞いたとしても、私はそれを真似をしたいとは思いません。各社の表現を真似たとしたら、「アライブらしさ」というものが失われてしまいます。
1年ほど前に弊社のWebサイトをリニューアルする際に、「アライブらしさも出しつつ、SEOで上位を狙いつつ、効果も上がるWebサイトにするには?」を多くの時間を使って、悩みながら考えていきました。それにより、リニューアル後もブランディングもできながら、成果も上がっています。
重要なのは、この「考えるプロセス」であり、それが成功するための要因です。
それをすっとばして、他社の成功話に振り回されて、表面上でマーケティングしていては成功にたどり着きません。他人のほうが上手くいっているように見えたり、真似れば成功が早いと思っているかもしれませんが、真似ても上手くはいきません。自分たち独自のマーケティングをしっかり腰を据えて考えていきましょう。
考えるプロセスは決して悪いものではありません。
アライブ株式会社のWebサイト