
Webサイト制作でよく使われる基本用語16選|初心者必読の基礎知識
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Writer三輪 尚士
CEO / Founder
こんにちは。
アライブ代表の三輪です。
アライブは20年以上前からWebサイト制作を行なっていますが、昔よりもWebサイト制作が複雑化、高度化、長期化しています。
昔は「制作期間は3ヶ月ですね」と言っていた案件も今だと「制作期間は6ヶ月ですね」ということが多いです。
そんなにWeb制作に関わったことがない方ですと、「そんなに時間がかかるの?」と思ってしまいがちですが、昔と比べてサイト制作が複雑化した部分をお伝えしたいと思います。
昔のSEO対策は今よりも簡単でしたし、小手先のテクニックで上位を取ることも容易でした。
被リンクを増やしたり、キーワードをサイト内に増やすだけでもよかった時代もあります。
しかし今では、SEOも高度化し、小手先テクニックで上位を取ることはほぼ無理です。
その検索ワードにとって有用なサイトに育てるとともに、ページスピードやサイト構造などさまざまな項目を丁寧に設定することで、SEOも効果が出てくるので、SEOで結果を出すには制作に時間がかかります。
2008年にiPhoneが誕生すると同時に、スマホサイトというものも必要となってきました。
当時もガラケーの携帯サイトというものがありましたが、PCサイトとは全く別物でした。
スマホサイトを持つべきであるとなり始めたのは2013年ごろからだと思いますが、それまではPCサイトだけを考えればよかったですが、スマホの普及以降は同時にスマホサイトも作る必要が出てきました。
2013年頃はPCとスマホが別々のURLのものが多かったですが、2015年頃からはPCもスマホも同じURLで、画面幅で切り替わるレスポンシブサイトが主流となっていきました。
またスマホはiPhone、アンドロイドとあり、また様々な機種やOSのバージョンがあり、それらのスマホでサイトのエラーが出ないようにしないといけなくなりました。
10年以上前はWebサイトがあったとしても、会社案内のようなWebサイトが多く、マーケティング的に考えられたWebサイトが少ない状況でした。
ですので、アライブがマーケティングを施したWebサイトを制作すれば、結果がすぐ出る場合が多かったです。
しかし今は、どの競合Webサイトもしっかり作ってある場合が多いので、それらの競合サイトがあったとしても、結果を出すサイトにするには徹底的に調査して考え抜き、それらのサイトに勝つものを作らないといけません。
一昔前のWebサイトはなんとなく作ったものも多く、リニューアルする際には、「そこからが始まり」のようにあまり引き継ぐものがなく、まっさらな状態からスタートすることが多かったです。
しかし今は、ブログなど過去のサイトで育てたものも多いので、それを引き継いでいくための設計も必要ですし、Googleにたくさんのページがインデックスされているので、SEO的にもそれらのページのURLが変わる場合は、個別にリダイレクトをかけていかなければなりません。
最近のWebサイトは、マーケティングオートメーションやCRMなど、他のマーケティングツールや基幹システムと連携している場合が多くなりました。
それらのツールの再設定など、Webサイトがリニューアルするだけではなく、それらのツールが正常に稼働するために行う作業も大幅に増えました。
いかがでしたでしょうか。これらは一部分ではありますが、ひと昔前よりWebサイト制作が複雑化した部分をお伝えしました。
アライブとしては、ただ単純にWebサイトを制作するのではなく、Webを通して経営課題を解決していきたいため、結果に結びつくWebサイトを制作していきたいと思っています。
また、今回お伝えしたようにWebサイト制作は高度化しているため、制作会社を決める際は、価格の安さだけでなく、知識や経験が豊富にあるかどうかも、しっかりと見極めてください。
アライブ創業者。1980年生まれ。2001年21歳の時に幼なじみとデザイン会社を立ち上げ、数々の失敗をしながら、四苦八苦して会社を成長させていく。現在創業20年以上経ち、日本とベトナムで約140名のスタッフと共にWebマーケティングとデザインでクライアントの成長をサポートし続けている。歴史好き。