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制作する前にチェック!ホームページ制作の注意点

2019/05/18 | Webサイト制作

大島 麻美

Writer大島 麻美

Publicity

ホームページ制作の注意点

はじめに

Webから結果を出したい!」と思った時に、1日も早くホームページを作りたくなるものですが、焦って作ってしまうと、せっかくホームページを作ったのに、うまくいかない、ホームページ制作会社とトラブってしまうことがあります

こういったことにならないように、ホームページを制作する前に、注意したい点や確認事項をまとめました。

ホームページを制作する前の2つの確認事項

目的・ゴールを再確認

ホームページ制作において、まず欠かせないのが、この「目的・ゴールを再確認」です。
ホームページ制作では目的を明確にし、かつどんな結果を得ることが最終的なゴールなのかをしっかりと定めておかないといけません。
なぜなら、ホームページの目的とゴールを明確にしておかないと、サイトの構成やコンテンツ内容の軸がズレてしまうからです。
しかし、「どうやって目的を設定すればいいの?」「ゴールの再確認って、どうやればいいの?」そう思う方も少なくないかと思います。
では、具体的に見ていきましょう。

目的の再確認

ホームページは開設すれば売上や問い合わせが自動的に増えるものではありません。
ユーザーに興味を抱いてもらったり、アクセスしてもらうには、目的を明確にして、その目的を達成する対策を施していく必要があります。
 
例えば、目的はこういったものがあります。
・見込み客から問い合わせ・資料請求をしてもらう
・見込み客から商品を購入してもらう
・見込み客からサービスに申し込んでもらう
・見込み客に商品やサービスの良さを伝える
・見込み客に自社のブランド価値を感じてもらう
・業界での認知度を上げる
・営業ツールとして活用して営業コストを削減する
・求人エントリーを増やす
など、企業や業界によって目的は異なりますが、目的を決めることでホームページ制作による結果を出すための指標が見えてきます。
ですので、これからホームページ制作を考えている方は、まず「目的」を明確にすることから始めましょう。

ゴールの再確認

・商品をPRしたい
・ホームページで販促したい
・集客や問い合わせを増やしたい
・求人を増やしたい
など、目的を決めたとしても、ゴールが設定されていないと、制作に携わる側も、一体何を指標として進めばいいのかわからなくなります。
ゴールがなければスタートできません。
ですから、自社のホームページではどのような結果を得たいのか、「ゴール」を明確にしておきましょう。
いくつか例をあげると
・狙った検索キーワードで1位を取る
・問い合わせを現状の3倍に増やす
・売上と利益を昨対比130%上げる
・広告コストを20%下げて、ホームページで成約を20%増やす
・今期の採用を10人増やす
このように、自社の目指すゴールはどこなのかを明確に確認し、それに向かって軸をズラすことなくホームページ制作を行うことが大切です。

ターゲットの再確認

ホームページを制作する前に、ターゲットの選定を不明確にしていると、制作している途中で制作が迷走してしまうことがあります。
制作中にホームページの方向性を見失わないためにもターゲットを再確認しておきましょう。
ターゲット設定を行う際、自社のターゲットはどのような人物か、以下の項目に当てはめて絞り込みをしていくと、より明確になります。
例)
・年齢層
・性別
・趣味
・職業
・収入
・よく見るWebサイト
・商品購入の動機/基準
リアルなターゲット像が見えてくると、どのようなアプローチが有効か、戦略を練りやすくなります。
そして、そのターゲットに対して、ターゲットが欲しがっている情報を常に発信していく必要があります。
今一度、制作するホームページのターゲットはどのような人物像か、考えてみてください。

ホームページを制作する際の5つの注意点

ホームページ制作を依頼するにあたって、以下の注意点を押さえておきましょう。

予算の注意点

ホームページ制作の費用は、きまった金額がないことが多く、どれだけ費用がかかるかが分かりづらいものです。
まずは、今回のホームページにはどのくらいの費用をかけるのかを、社内で話し合ってあらかじめ決めておくと良いです。
ただ、ホームページ制作の素人である依頼者側が予算を決めると、だいたい通常よりも低く設定していることが多く、ほとんどが思っていたよりも高いとなりがちです。
その場合、決めた予算で絶対やるのか、提示された費用に変更するのか決める必要があります。
見積もりが高い場合は、どうやったら下げることができるのかを業者に確認すると建設的にコストダウンをすることができます。
それと同時に、提示された費用に予算を変更した場合は、その費用でも目的、ゴールは達成できるのかの確認も必要です。
また、ホームページを公開してからの運用費用が高すぎる!なんてことにならないためにも、ランニングコストも事前に確認しましょう。
見積もりと予算の溝を埋めるために行っておくと良いことをご紹介します。

お互いの作業範囲を明確にする

案件によって制作会社が作業を行う範囲はその度に変化します。
そのため、最初に「どこからどこまでの作業をお願いします」とホームページ制作で実際に行ってくれる作業の範囲を確認しておきましょう。
そうすることで、作業範囲に合わせた予算の提示をしてくれるようになります。
決めておいたほうが良い作業は以下のものです。
  • 写真やテキストはどちらが用意するのか?
  • 完成したサイトは誰が公開するのか?
  • サーバードメインはどちらが準備するのか?
  • 事前調査はどちら行うのか?
特に用意する写真や画像に関しては、画像の加工、サイズ調整、バナー作成などに関しては提供した後に行ってくれるのか?
写真の用意を依頼した場合、追加費用なしで用意してくれるのかや追加費用が発生するなら、それはいくらなのか?
写真一つとっても、ここまで決めておくことがあります。
また、テキストに関しても発注側が作成するのか?制作会社が用意してくれるのか?とではかかる費用が変わることがあります。
事前にその点を伝えておくことで、追加予算を考えることなくホームページ制作を行ってもらうことが出来ます。

納期の注意点

ホームページはすぐにできるものではありません。
制作する内容によっても異なってきますが、しっかりと成果の上がるホームページ制作を目指すのであれば、最低でも3ヶ月〜4ヶ月は見ておいたほうが良いでしょう。
ホームページ制作のプロセスとして、以下のような流れが一般的です。
・初回ヒアリング/商談
・提案/見積もり
・成約
・サイト設計
・デザイン
・コーディング
・情報入力
・チェック/バグ修正
・最終チェック
・公開
このような工程を経て、ホームページ制作は行われていきます。
依頼者側が思っているよりも、実は時間がかかるものですので、自分たちが思っているよりも余裕をもってホームページ制作に臨むようにしてください。
また実際作っている途中で納期に影響を与えるのが、デザイン面やサイト構造についてです。

デザインイメージの明確化

ホームページのデザインは主観が最も入りやすい為、修正を前提にある程度の工数を考えている場合があります。
その為、デザインイメージが明確になっていないと修正が入ることを懸念し、工数に余裕を持たせる可能性があります。
それを解消する方法はシンプルです。最初からデザインを明確に共有しておけば良いのです。
デザインの方針が明確になっていればいるほど、デザインの修正が少なく済むと考えてくれる為、制作時の工数を減らすことが可能となります。
デザインの方針を共有する際は、以下のポイントを意識しましょう。
  • ユーザーに与えたい印象は?
  • 参考にしたい競合サイトは?
  • デザイン面で参考サイトは?
サイトのデザインに関しては言葉や文章だけで伝えるのは困難です。
デザインイメージの共有が最も簡単に出来るのは、参考サイトをピックアップして、そのデザインに対してどの様に変更したいかを伝えることでイメージに近いものが出来るはずです。

サイトマップの明確化

どのページの下にどのページや情報を繋げておくのが分かりやすいか?
内容を明確に決めておき共有することで、SEO効果やユーザビリティーの高いサイトの構築が可能となります。
分かりやすいサイトマップを作る為、以下ポイントを意識しましょう。
  • 具体的に必要なページをリストアップする
  • 全部で何ページくらいになるのか?
  • ページの重要度を考える
  • ページの階層を考える
必要なページをリストアップするという作業は難しく感じかもしれませんが、実際には最低限このページは欲しい!というページを明確にしておくだけでも大きく変わります。
例えば
企業のコーポレートサイトであれば
・TOPページ ・会社案内 ・代表挨拶 ・サービス内容 ・社員紹介 ・お問い合わせページ
通販サイトであれば
・TOPページ ・商品カテゴリページ ・商品一覧ページ ・商品詳細ページ ・購入ページ
などです。
ホームページ制作時にはページ数が多くなるほど工数が増える事が多い為、ページ数を最初から絞っておくことで、工数を抑えることが可能となります。

制作会社選定の注意点

ホームページ制作会社は日本中に数えきれないほどあります。
その中で自社のやりたいことを実現してくれる会社を選ぶのはとても大変です。
また、会社ごとに相場や得意分野はバラバラなので、制作会社ごとに何が得意かをきちんとチェックしましょう
・費用感はどうなのか?
・デザイン重視なのか、マーケティング重視なのか?
・開発体制はどうなっているのか?
・どれくらい社歴はあるのか?
・公開後の支援はどうなっているのか?
これら一例ではありますが、ホームページ制作で成功するためには、質の良い制作会社に依頼をすることが鉄則になってきます。
正しい判断基準と目を持って、自社の目的達成を叶えてくれるホームページ制作会社を選びましょう。
ホームページ制作会社の選び方については、こちらのブログで詳しく説明しています。

制作過程での注意点

ホームページ制作をスムーズに進めるには、依頼者側で事前に決めておくことや、用意しておくものがたくさんあります。
例えば、冒頭でお話しした「目的」と「ゴール」はもちろんのこと、写真素材やデータなど、それらを整理しておくことが大事です。
また、実際にホームページ制作がスタートしたら、「あとは制作会社に全部お任せ」という訳にはいきません
内容の確認や、方向性、見せ方などを双方で確認しながら、依頼者側と制作会社が手を取り合って進めていくことが、良いホームページを作るための重要なポイントです。
ホームページ制作は、依頼者側にとっては「通常業務ではない単発の業務」となり、依頼者側の担当の業務負荷が増えて、期日以内にデザインチェックや資料提出ができなくなることが多くあります。
その場合、予定していた納期が遅れてしまいます。
「ホームページ制作=会社に丸投げ」では良いホームページは作れませんし、必ず依頼者側もやらないといけないことがたくさんあります。
依頼者側のするべきこと、制作する側のするべきことを把握し、しっかりと自社の考えや意向を制作会社と擦り合わせながら、より良いホームページ制作を目指しましょう。

公開後の注意点

ホームページ制作が完了して公開!これで終わりではありません。
ホームページを運営するためには、定期的なメンテナンスや集客や当初に定めた目的、ゴールのために日々改善が必要です。
「求めるターゲットに見てもらえているか」
「見てもらいたいページにユーザーが辿り着いているか」
「実際に成約に至っているのか」
「どうして離脱してしまっているのか」
これらに意識を向けて、常にWebサイトを分析しながら、改善活動を行っていくことがとても大切です。
弊社では数値による分析も専門的に行っていますので、こちらもご覧ください。

さいごに

ホームページ制作には、様々な注意点があることをお分りいただけましたでしょうか?
特に、今回が初めてホームページ制作を依頼するという方にとっては、何から始めていいかさっぱり…なんてことも。
今回は、そんな方に向けて、はじめの一歩として知っておいてほしい点をまとめました。
ホームページ制作でより良い結果を導けるよう、この記事がお役に立てば幸いです。

大島 麻美

Writer大島 麻美

Publicity ブログ プロフィール

創業して間もないアライブ初期メンバーの一人。代表である三輪と音楽を通じて知り合い入社。アパレル事業であるボクサーパンツブランドの運営を任される。そこで売上管理・マーケティング・販促計画など、管理者としてのスキルを磨く。その後、代表・三輪の右腕として仕事のいろはを学び、ディレクターを経て広報担当へ。産休を終えて復帰後、自社サイトのブログ執筆活動など主にライターとしての役割を担う。

創業して間もないアライブ初期メンバーの一人。代表である三輪と音楽を通じて知り合い入社。アパレル事業であるボクサーパンツブランドの運営を任される。そこで売上管理・マーケティング・販促計画など、管理者としてのスキルを磨く。その後、代表・三輪の右腕として仕事のいろはを学び、ディレクターを経て広報担当へ。産休を終えて復帰後、自社サイトのブログ執筆活動など主にライターとしての役割を担う。

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