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Googleのコアアルゴリズムアップデートについて
Writer宮田 幸恵
Manager of Design Department
こんにちは。
アライブ株式会社 デザインチーム マネジャーの宮田です。
今回はSEOに関わる情報をお伝えしたいと思います。
今回のテーマ:
「Googleコアアルゴリズムのアップデート」
コアアルゴリズムアップデートとは?
コアアルゴリズムアップデートとは、Googleが検索アルゴリズムのベースとなる部分を大きく見直して変更を行うことです。
細かなアルゴリズムのアップデートは毎月のように行われていますが、年に数回大きな変更が行われており、2019年最初のコアアルゴリズムリズムのアップデートは2019年3月12日に行われました。
ちなみに、2018年度は3月2日、4月18日、8月1日の計3回コアアルゴリズムのアップデートが行われています。
アップデートはほとんどの場合予告なしに行われ、今回は2019年3月12日にGoogleが公式のTwitterで情報を発信しました。
This week, we released a broad core algorithm update, as we do several times per year. Our guidance about such updates remains as we’ve covered before. Please see these tweets for more about that:https://t.co/uPlEdSLHoXhttps://t.co/tmfQkhdjPL
— Google SearchLiaison (@searchliaison) 2019年3月13日
翻訳:
今週は、年に数回行うように、幅広いコアアルゴリズムのアップデートをリリースしました。
このようなアップデートに関する私たちのガイダンスは、以前に説明したとおりです。 それについての詳細はこれらのつぶやきを見てください:
コアアルゴリズムがアップデートされるとどうなるの?
検索アルゴリズムに大きな調整が入るため、大幅な検索順位の変動が起こります。
この変動は安定するまで数日間続くため、一時的に上がったり落ちたりしても、慌てずに様子を見ることが必要になります。
日本では2019年3月12日のアップデートの影響が3月14日頃から確認されています。
特に、「健康・医療」「就職・転職」「美容・ファッション」関連のWebサイトに影響が大きく出ていたようです。
弊社のクライアントでも、健康・医療関連のサイトで以前のアップデートによりランキング圏外まで落ちていたサイトが、16位まで復活していたり、逆に2位から圏外まで転落してしまったサイトもありました。
そろそろ順位が安定してきた頃なので、落ちてしまったサイトについては原因を考えて対策をしていく必要があるかなと思います。
コアアルゴリズムがアップデートの目的は?
基本的にGoogleは常に「ユーザーがいかに最適な検索結果を得られるか」を元にアルゴリズムのアップデートを繰り返しています。
Googleにとっては、Googleの検索を使ったユーザーが求める情報に素早くたどり着くことを最適なUXだと考えているため、入力された検索キーワードの回答に最適なページを上位に表示させることを目的にしています。
全てのWebサイトが、わかりやすくページのtitleを内容を一言で表したテキストを入力し、Googleにわかりやすいように設定して入ればGoogleも順位をつけるのが簡単だと思います。
しかし、Webサイトを目的のキーワードで上位表示したいがために、みんなあの手この手を使って上位表示を目指してくるわけです。
そうなると、Googleはその中から最適な解を見つけ出して、上位に表示させなくてはいけません。
そのためのチェックポイントを何度も何度も試行錯誤しながら洗い出して、アルゴリズムを作っているのです。
そう思うと、最初からページの内容を充実させ、最適な説明をGoogleに与えて入れば、自ずとどんどん上位に上がってくるはずです。
コアアルゴリズムのアップデートによって、今までインチキ(ちょっと言い過ぎですが)で上位にいたサイトがふるい落とされ、しっかりした内容のサイトが自然と上に上がってくるはずなのです。
まじめにしっかり書いてるサイトなのに上位表示されないのはなぜ?
しっかりしたサイトを作っているつもりでも、なぜかアルゴリズムのアップデートによって順位が下がったり、そもそも上位に表示がされなかったりということがあります。
これにはいくつかの原因が考えられます。
1.モバイル対応が最適ではない
Googleは2018年3月27日に「モバイルファーストインデックス」という施策を発表しています。
パソコンサイトではなくスマホサイトをページ評価の基準とする施策です。そのため、スマホに対応していないサイトはGoogleからの評価が低くなります。
また、対応していても使いにくかったり文字サイズが小さかったりすると、ユーザーにとって使いにくいサイトと判断されるので、まだ画面サイズが小さな時代に作ったスマホサイトなどは注意が必要です。
2.サイトの読み込み速度が遅い
Googleは2018年7月9日に「スピードアップデート」という施策を発表しています。
これはページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用するというものです。
「ページスピードが遅いと、ユーザーの滞在時間の低下の原因になる」という観点から、読み込み速度を評価の基準としています。
サイトの読み込み速度は、Webサイトの動きや画像の重さ、プログラムの複雑さはもちろん、サーバーのスペックなどにも左右されるため、様々な観点から改善を検討する必要があります。
Webサイトを構築してから、修正や改善を重ねるといつの間にかサイトが重くなってしまっていることもあるので、定期的にチェックして、サイト速度の改善も行なっていく必要がありそうですね。
Googleが1つの目安として、スピードを測るツールを提供しているので、一度こちらで確認して、標準以下の結果が出た場合は何らかの対策を考えてみるとよいかと思います。
PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA
3.ページタイトルに複数ワードが入っている
これは2019年3月12日のアップデートで順位が下がったページについて噂されている1つの原因です。
Googleは1ページに1テーマを推奨しているため、複数ワードがタイトルにあると専門的なページではないと判断してしまうのかもしれません。
この辺りはまだ確証が得られないので、ページタイトルを変更しながら順位の変化を見ていく必要があります。
そのほか、不自然にキーワードが詰め込まれていたり、内容が薄かったりなどいろいろな原因が考えられます。
もし今回のアップデートで検索順位が落ち、アクセスが減ったページがあるのであれば、そのページを1つずつ確認して、ユーザーにとって親切ではない箇所がないか確認していく地道な作業が、検索順位を上げるための近道だと思います。
まとめ
今回はコアアルゴリズムについてご紹介しましたが、こう言った情報を常に確認しながら日々Webサイトの運営を行なっています。
SEO対策と一言で言っても、やらなくてはいけないことはたくさんあります。
正解がなく、常に変化し続けるアルゴリズムの中で対策をしていくことは非常に大変ですが、「ユーザーにとって使いやすく、メリットのあるサイト」を考えて細かく調整をしていくことになります。
SEOはWebサイトの運用において大切な要素ですが、SEOだけにこだわりすぎず、いろいろな面からの集客方法を考えていくことが、安定した集客につながっていきます。
ぜひ普段から、SEO以外での集客手段も考えながら、Webサイトの運用を考えていただくことをお勧めします。
SEOについては下記の記事もぜひご覧ください
SEO順位が下がった!そんな時、あなたはどうする?
https://alive-web.co.jp/blog/seo_rank_decreased/
SEO万能説は果たして本当か?
https://alive-web.co.jp/blog/2018417/
SEO以外の集客手法も持っていこう
https://alive-web.co.jp/blog/seo-5/
SEOの呪縛にとらわれない
https://alive-web.co.jp/blog/122/
前職では約9年間アパレル会社に勤務。百貨店・渋谷109・大手量販店など婦人服のデザインを担当。デザイン業務以外にも、バイヤーとの商談・海外工場の生産管理などマーチャンダイジングやマネジメント業務など幅広く経験。
Web業界に転職後は、デザイナーを経てチームリーダーに。現在はディレクターとしてもエステ業界から製造業・医療関連まで幅広い業種・業界のマーケティングサポートを行う。担当したサービス業のWebサイトではリニューアル・SEO施策・マーケティングで新規客が2倍以上に増加、ECサイトでは月商10倍達成の実績を持ち、女性ならではの視点を活かした提案やきめ細やかな対応が好評。
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