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SEO順位が下がった!そんな時、あなたはどうする?

2018/06/29 | SEO

宮田 幸恵

Writer宮田 幸恵

Manager of Design Department

SEOの順位が下がった

こんにちは。デザイン部門マネージャーの宮田です。

クライアント様からのお問い合わせで、「SEO順位が下がってるので、急いでSEO対策をしてほしい!」という依頼がよくあります。

たしかに検索表示に対してのGoogleのアップデートも頻繁にあり、今まで上位に表示されていたものが突然2ページ目以降に落ちてしまうこともよくあります。

焦る気持ちも非常によく分かるのですが、そんな時こそ、まずは落ち着いてアナリティクスの確認からはじめていきましょう。

 

検索順位は落ちたけど、アクセス数は・・・?

SEOの順位が下がった時、まず一番最初に行うべきなのはアクセス数の確認です。

もともと自然検索(検索からの流入)でアクセス数を稼いでいるサイトなのか、Web広告からのアクセスが多いのか、はたまたSNSからのアクセスが多いサイトなのか。

それによっても大きく変わってきますが、全体のアクセス数が前月と比べてどのくらい落ち込んでいるのかを確認する必要があります。

 

【全体のアクセス数が変わっていなかった場合】

あれ?アクセス数が変わっていない!おかしいですね。検索順位は下がったのにアクセス数が下がっていない・・・。

これは最初のキーワード設定に問題があった場合に多い現象です。

検索順位にこだわっていたキーワードは、実は集客にはほとんど寄与していなかったキーワードだった!なんてことが分かったりします。

 

【全体のアクセス数が減っていた場合】

全体のアクセス数が減っている!こうなったらさらに焦ってしまいますよね。

お気持ちは分かりますが、落ち着いて、もう少しだけ分析を続けてください。

減ったアクセス数は、自然検索のアクセス数ですか?Web広告のアクセス数ですか?

どの集客方法のアクセス数が減っているのか、ここではアクセス数減少の原因を探していくことが大切です。

ここで自然検索のアクセス数が減っていなかった場合は、Web広告やSNSなど、他の部分に原因があると思われますので、原因を探して対処を行いましょう。

もし自然検索のアクセス数が減っていた場合、Web広告のアクセス数も一緒に落ちてはいませんか?

実はWeb広告と自然検索のアクセス数には比例関係があることが多いです。

最初に広告から来た方がそのあと「あのサイトもう一回見よう」と検索をしてアクセスをして来た場合も自然検索にカウントされます。

Web広告の露出が減った場合は、そのようなリピーターも減ることになるため、自然検索のアクセス数も一緒に減ってしまうのです。

Web広告からのアクセス数は維持したまま、自然検索のアクセス数が減ってた場合は問題です。

急いでSEO対策!と思いたいところですが、実はもう一つ確認してほしいことがあります。

 

アクセス数は減ったけど、コンバージョン数は・・・?

お客様の中には、検索順位とアクセス数に非常にこだわられる方がいらっしゃいます。

しかし、あなたのWebサイトは検索で上位表示されることや、アクセス数をあげることが目的でしたか?

認知度の拡大を狙ったサイトの場合は、上位表示やアクセス数を稼ぐことがゴールとなる場合もあるかもしれません。

でもほとんどの場合は、その先にある購入やお問い合わせなどのコンバージョンがゴールです。

ゴールがコンバージョンなら、コンバージョンの数を確認しないといけませんよね

 

【コンバージョン数があまり減っていなかった場合】

アクセス数が減ったのにコンバージョン数が減らないということほとんどありませんが、その比率を確認して見てください。

自然検索のアクセス数が20%減ったのにコンバージョ数は1%も減っていない、そんな場合は自然検索で訪れた人たちが、あまりゴールにつながっていなかったということなので、あまり慌てる必要はないと思います。

SEO対策自体は悪いことではないですが、あまりこだわり過ぎずに地道に対策を進めていくことをお勧めします。

 

【コンバージョンが減っていた場合】

この場合はもっと掘り下げて見ていきましょう。

減っていたコンバージョンはどこからの流入でだったのでしょうか?

前月比などで比較しながら、どの流入元のコンバージョンが減っているかを確認してください。

自然検索もWeb広告もその他も、全体的に減っていた場合は時期的な要因なども考えられます。

もしここで、自然検索からのコンバージョンのみが減っていた場合、いよいよ本格的にSEO対策について考えていく必要がありそうですね。

 

結論:何か変化が起こった時はその影響度と原因をしっかり調べるのが先決!

いかがでしたでしょうか?

このように、

「検索順位が下がった!」

「アクセス数が下がった!」

「コンバージョン数が下がった!」

という場合でも、焦らずにしっかりと解析を行うことが大切です。

その上で、ゴールに影響する施策を明確にして注力していくことが、努力も費用も無駄にせずに成果を上げていく秘訣です。

アライブでは、クライアント様からご相談があった場合に、このように影響度や原因の確認をしっかり行い、費用をかけてでも急いで対応する必要があるものなのかどうかを確認して、お客様に対応策のご提案をさせていただきます。

費用対効果も考えた上で、効率よく成果を上げていただきたいという思いで対応をさせていただいておりますので、時にはお客様から依頼があっても「その対策は意味がありませんよ」とお断りさせていただくこともあります。

「無駄なWeb運用はしたくない!」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

Webマーケティングのプロフェッショナルとして、あなたの事業における効果的なWeb活用方法をご提案させていただきます。

宮田 幸恵

Writer宮田 幸恵

Manager of Design Department ブログ プロフィール

前職では約9年間アパレル会社に勤務。百貨店・渋谷109・大手量販店など婦人服のデザインを担当。デザイン業務以外にも、バイヤーとの商談・海外工場の生産管理などマーチャンダイジングやマネジメント業務など幅広く経験。
Web業界に転職後は、デザイナーを経てチームリーダーに。現在はディレクターとしてもエステ業界から製造業・医療関連まで幅広い業種・業界のマーケティングサポートを行う。担当したサービス業のWebサイトではリニューアル・SEO施策・マーケティングで新規客が2倍以上に増加、ECサイトでは月商10倍達成の実績を持ち、女性ならではの視点を活かした提案やきめ細やかな対応が好評。

前職では約9年間アパレル会社に勤務。百貨店・渋谷109・大手量販店など婦人服のデザインを担当。デザイン業務以外にも、バイヤーとの商談・海外工場の生産管理などマーチャンダイジングやマネジメント業務など幅広く経験。
Web業界に転職後は、デザイナーを経てチームリーダーに。現在はディレクターとしてもエステ業界から製造業・医療関連まで幅広い業種・業界のマーケティングサポートを行う。担当したサービス業のWebサイトではリニューアル・SEO施策・マーケティングで新規客が2倍以上に増加、ECサイトでは月商10倍達成の実績を持ち、女性ならではの視点を活かした提案やきめ細やかな対応が好評。

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