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Flashを使ったページがGoogleの検索結果から消える

2019/11/07 | SEO

野々山 友紀子

Writer野々山 友紀子

Head UX Designer / Project Manager

 

ついにFlashがGoogleから除外される

少し衝撃的なニュースが入ってきました。

Googleが2019年内に、
Flashを使っているページを検索結果から除外する」というのです。

みなさんの会社のホームページに、Flashを使っているページはありませんか?
もしまだFlashを使っていたら、早めに対処しましょう。

 

すでに主要ブラウザでブロックされているFlash

Flashの開発元であるAdobe(アドビ)が、2020年にFlashのサポートを終了すると明言してから数年、今やほとんどの主要ブラウザでFlashがブロックされるようになりました。
古めのホームページを見た時に、「Flash Playerはブロックされています」という表示を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

最近はHTML5やCSS3といった技術でアニメーションを実装することが主流なので、Flashはほぼ見なくなりましたが、それでもFlashを使った昔のコンテンツは、インターネット上に沢山残っています。

 

なぜ見えなくなったFlashのページが、そのまま放置されているのか?

これは憶測ですが、
「まあFlashが見えなくても重要な情報はテキストで載ってるし、そんなに問題はない」
といった理由が多いのではないかと思います。

Flashが見えなくなったからと言って、そのページ自体が見えないわけではない。
わざわざリニューアルしなくても、今のホームページで事足りてる。

そんな理由でそのままにしていたページが、ついにGoogleの検索結果から消えることになります。

正確には検索結果の下位に表示されることになるようですが、それでも重要なページが検索でなかなか見つからなくなるのはかなり痛手です。
なるべく早めに対処しましょう。

 

Flashが切り捨てられ、終了に至る理由

一時は様々なホームページで利用されていたFlashですが、なぜAdobeやGoogleから切り捨てられ、終了することになったのでしょうか?

それには大きく2つの理由があるとされています。

 

1.セキュリティの問題

以前からFlashはセキュリティ面が弱いと問題視されており、ハッカーからは格好の標的となっていました。
スティーブ・ジョブズがiPhoneにFlashを搭載しなかったのも、それが理由です。

 

2.スマホのタッチスクリーン問題

近年急速に普及したスマホですが、Flashはスマホのタッチスクリーンに対応していません。
また、同時にHTML5やCSS3などの技術が発達したことで、Flashを使わなくても似たようなアニメーションやアクションが可能になり、ますますFlashは衰退していきました。

 

このように、「Googleの検索結果から除外される」ということ以外に、放っておくと危ない問題も潜んでいるのです。

 

Flash以外の検索順位を下げる原因にも注意

Flashを使ったページからFlashを削除すれば、とりあえず検索結果からの除外は免れます。

しかしFlash以外にも、Googleの検索順位を下げてしまう要素に気をつけましょう。

例えばスマホ対応していないホームページは要注意。
Googleは2018年の3月ごろから、スマホ対応済みのホームページを主軸に評価をするようになりました。
つまり、スマホ未対応のホームページは、スマホ対応済みのホームページより順位が下がる可能性が高いのです。
(これを「モバイルファーストインデックス」と言います。)

これを機にホームページをリニューアルされたお客様も多いので、何も対策をしていないと、「気づいたら自社ホームページの順位が競合他社に負けていた!」なんてことが起こるかもしれません。

 

また、モバイルファーストインデックス以外にも、SEOの評価基準は昔と変わってきています。
最新のSEOに合わせて、ホームページも変えていきましょう。

野々山 友紀子

Writer野々山 友紀子

Head UX Designer / Project Manager ブログ プロフィール

学生時代、三輪に誘われ創業間もないアライブでアルバイトのデザイナーとして働く。卒業後に正社員として入社。約15年の長いキャリアの中で、数々のWebサイトやプロモーションに携わる。特に初期は音楽関係の実績が多く、国内外の有名アーティストのWebサイトを手がける。シンプルながらも強く印象に残るデザインを得意とする。

学生時代、三輪に誘われ創業間もないアライブでアルバイトのデザイナーとして働く。卒業後に正社員として入社。約15年の長いキャリアの中で、数々のWebサイトやプロモーションに携わる。特に初期は音楽関係の実績が多く、国内外の有名アーティストのWebサイトを手がける。シンプルながらも強く印象に残るデザインを得意とする。

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