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ランディングページって何?分かりやすく徹底解説

2019/05/28 | Webサイト制作

大島 麻美

Writer大島 麻美

Publicity

ランディングページとは

ランディングページって何?

ランディングページ(landing page)とは、直訳すれば「land」=「着地」を意味し、検索エンジンやリスティング広告などから、ユーザーを最初に訪問させるためのページです。

ですから、そうした定義で言えば、最初に訪れたページは全て「ランディングページ」と言えるのですが、Webマーケティングの業界で言われるランディングページは、一般的に広告からリンクして成約を高めるページとして認識されています。

今回は、Webマーケティングにおいての「ランディングページ」についてお話します。

一般的に「LP(ランディングページ)」とも訳され、ホームページのように複数のページで構成されているのではなく、1枚の独立したページで構成されています。

みなさん一度は目にしたことがあるかもしれませんが、SNSや検索エンジンでの検索結果でよく見かける広告。

あれをクリックしてみると、長くて見た目にインパクトのあるページが出てきますよね?

それが「ランディングページ」です。

 

つまり、広告からの流入・効果を高めるために設けるページが「ランディングページ」とも言えるでしょう。

ランディングページの特徴については、この後詳しくご説明します。

 

ランディングページの役割

ランディングページの役割は主に1つ、「アクション」を得ることです。

例えば、「お問い合わせ」「資料請求」「注文」「サンプル申込み」などが一般的ですね。

Web広告の施策として最も一般的なのが検索連動型広告です。

検索連動型広告とは、ユーザーが検索したキーワードに紐づけて広告を表示させるというもので、ユーザーが求めている事やモノに関連した広告が表示されるので、クリックされやすいという特徴があります。

しかし、クリックした先のページが分かりづらかったり、知りたい情報にたどり着くまでいくつもページをリンクしたりしなくてはならなかったら、おそらく訪れたユーザーは離脱してしまうことでしょう。

そうした離脱を極力無くすために役立つのが「ランディングページ」です。

ランディングページでは、ユーザーが欲しい情報を、見てもらいたい順序で見せることで、興味を引き出し、最終的に成約まで誘導することができます。

検索キーワードごとにユーザーの需要も大きく変わりますので、それに応じてランディングページの内容を作り込むことで効果の高いアプローチが可能になります。

 

ランディングページの特徴

ページで情報が集約されている

ランディングページの最大の特徴は、集客・成約に特化した縦長1ページであること。

そして、大きく目を惹くメインビジュアルに、ユーザーの関心に訴えかけるキャッチコピー、そして購入するや問い合わせへと繋げる大きなボタン。

このような内容で構成されていることが一般的で、普通のホームページと違って1ページでユーザーの求める情報を効率的に伝えないといけないので、視覚的にインパクトを与えつつ、必要な情報がきちんとわかるレイアウトが重要になってきます。

 

▼ランディングページのポイント▼
・ターゲットの関心事にピンポイントである
・大きな文字で読みやすく
・左側に視線が寄るので、左側に重心を持ってくる
・伝えたいことを短く簡潔にまとめる

 

 

ユーザーの興味を惹くテンポと流れ

テレビの通販番組を思い出してもらうとイメージしやすいかもしれませんが、通販番組には”売れる仕掛け”がたくさん盛り込まれているのです。

ランディングページはWebマーケティングでいう通販番組のようなものなので、売れる仕掛けをギュッと凝縮させてあるのが特徴です。

売れる仕掛けを紐解いていくと、このような流れでユーザーを獲得していきます。

 

1.問題提起(こんなお悩みありませんか?)
2.その商品で問題が解決できます!
3.なぜ問題が解決できるのか、専門的な解説・数値による効果の実証
4.有名人が愛用・使用後の魅力を説明
5.実際に使用したお客様の声
6.商品の希少性・期間限定などをアピール

これらの要素が、見れば見るほど、ユーザーが欲しくなってしまう仕掛けなのです。

 

 

リンクがないので他のページへ離脱しない

通常のWebサイトは、複数のページが存在し、コンテンツごとにページをリンクさせて、各ページでそれぞれのコンテンツ内容をしっかりと伝えていくというのが一般的です。

しかし、ランディングページにはそういったリンクがほぼ存在しません

つまり、リンクするページが少ないほど、途中で離脱する確率が少ないため、成約に結びつきやすいという特徴があります。

ただ、通常のWebサイトと違って、1ページで完結させなければならないため、狙ったターゲットに向けて、ピンポイントの情報を先ほどご紹介した「売れる仕掛け」に沿って、順序良く構成する必要があるでしょう。

 

 

コンバージョンボタンを適切な位置に配置

Webサイトでは、申し込みや購入などのボタンを「コンバージョンボタン」と言います。

ランディングページでは、このコンバージョンボタンの配置が、成果を上げるためには非常に重要となってきます。

まず、コンバージョン率を上げるためには、一番目につきやすい場所に配置するというのが鉄則です。

また、文章を読む時も、人と話をする時と同様に、息継ぎのような節目があります。

その節目節目に、コンバージョンボタンを設置することで、スムーズに申し込みや購入へ誘導できると考えられます。

それと、人の視線の動きとして、左上から始まり、右横、そして左下、最後に右下と、「Z」の文字をなぞるように画面を見ることがわかっています。

ですから、流れの節目にコンバージョンボタンを設置する他、左側を意識してボタンを設置するなど、適切な位置に配置すると効果は変わってくるはずです。

 

 

ホームページとランディングページの使い分け方

ホームページとランディングページの違いは何?と思われる方も多いはず。
簡単に説明すると、「ページが複数に渡って構成されているものはホームページ」「1ページに凝縮して構成されているものはランディングページ」です。

しかし、ホームページとランディングページでは果たせる役割が異なりますので、用途によって使い分ける必要があります。

まず、目的の面からご説明すると、ホームページはユーザーへ必要な情報を詳しく伝え、長期的な情報発信や集客が主な目的で、そこからコンバージョンへつなげていくというのが一般的な流れです。

一方、ランディングページは、その情報を欲するピンポイントなユーザーへ見てもらい、すぐに「申し込み」や「購入」など、ユーザーに行動を起こさせることが目的です。

例えば、自社の商品やサービス全体を多くのユーザーに知って欲しい場合は、ホームページを設けるべきでしょう。

そうではなく、商品やサービスの中で特別にプロモーションしたいものがあるという場合は、ピンポイントなユーザーの目に届くようランディングページを活用するべきでしょう。

ホームページとランディングページ、それぞれの役割を理解して、内容に合わせた媒体を選ぶことが大切です。

 

 

ランディングページはどのような業界に効果的なのか?

ランディングページには、業界によって向き不向きがあります。

また、同じ業種でも、少しサービスや内容が違うだけでこの向き不向きも変わります。

商品やサービスの特性を踏まえ、自社はランディングページを活用すべきか、そうでないか、考えてみましょう。

ランディングページが向いている業界とそうでない業界を、いくつか例としてご紹介します。

 

ランディングページに向いている業界

健康食品通販
特典付きサンプル提供などを使って、検索連動型広告とランディングページによる集客を行うと効果的です。

エステ/美容商材
女性がターゲットの、ビジュアルで魅せるタイプのサービスや商品はランディングページに向いています。

英会話スクール/音楽教室
教室のエリアや、通える圏内であるかなど、ある程度絞られたキーワードで検索されやすいスクールビジネスは、検索連動型広告を活用したプロモーションが効果的なので、合わせてランディングページを設けると成約に結びつきやすいでしょう。

住宅会社/工務店
家づくり説明会や完成見学会など、イベントが多い業界は、見込み客の獲得にランディングページを活用すると良いでしょう。

 

 

まとめ

今回は、ランディングページの定義から活用についてご紹介しました。

ランディングページで効果を上げやすい業界の例もいくつかご紹介しましたが、この他にも活用すべき業界や商材はたくさんあります。

この記事を参考にご自身で考えるのも良いですが、まずは一度、プロフェッショナルに相談することをお勧めします。

ホームページでも、ランディングページでも言えることですが、大切なのは一度完成したページを完璧と思うこと無く、テストを繰り返し最善を探し出すことです。

大島 麻美

Writer大島 麻美

Publicity ブログ プロフィール

創業して間もないアライブ初期メンバーの一人。代表である三輪と音楽を通じて知り合い入社。アパレル事業であるボクサーパンツブランドの運営を任される。そこで売上管理・マーケティング・販促計画など、管理者としてのスキルを磨く。その後、代表・三輪の右腕として仕事のいろはを学び、ディレクターを経て広報担当へ。産休を終えて復帰後、自社サイトのブログ執筆活動など主にライターとしての役割を担う。

創業して間もないアライブ初期メンバーの一人。代表である三輪と音楽を通じて知り合い入社。アパレル事業であるボクサーパンツブランドの運営を任される。そこで売上管理・マーケティング・販促計画など、管理者としてのスキルを磨く。その後、代表・三輪の右腕として仕事のいろはを学び、ディレクターを経て広報担当へ。産休を終えて復帰後、自社サイトのブログ執筆活動など主にライターとしての役割を担う。

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