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Web広告とLPの在り方が動画によって大きく変わり始めている

2025/11/24 | WEBマーケティング

三輪 尚士

Writer三輪 尚士

CEO / Founder

動画広告の重要性

Web広告の在り方が動画によって大きく変わり始めている

Web広告の世界では、いま大きな変革が起きていると感じています。

かつては、「静止画バナーで興味喚起 → LPで理解促進 → CV」という導線が常識でした。静止画バナーでは伝えられる情報量がごく限られていたため、LPが「商品説明の主役」を担っていました。

しかし今、その前提が大きく揺らぎはじめています。原因はシンプルで、動画広告が圧倒的にリッチな情報を伝えられるようになったからです。しかも最近は15秒ではなく、30秒〜1分の長尺動画広告が当たり前になり、広告そのものが理解フェーズを引き受けられるようになってきました

 

静止画の時代は「LPありき」だった

静止画バナーは、どうしても入口としての役割に限界がありました。写真と少しの文字だけでは、使い方、世界観、ストーリー、ベネフィット、ユーザーのリアルな声などを伝えるには不十分です。その不足を補うために、LPは長く・濃くなり、情報を詰め込む設計が常識化していきました。静止画で伝わらないからこそ、LPが必要だった、それが従来の広告とLPの在り方でした。

 

動画広告は“LPの大半を置き換えてしまった

しかし、動画広告が進化していったことで、この構造は根底から変わってきています。動画は、音、動き、ナレーション、テロップ、素材の質感、使用シーンなど、あらゆる情報を一瞬で届けることができる媒体です。

特に30秒〜1分といった長尺広告が普通に視聴される現在では、かつて LP で丁寧に説明していたような内容を、広告だけで十分に伝えられるようになりました

さらに言えば、LPよりも動画のほうが伝わりやすい商品・サービスは想像以上に多いという事実があります。たとえば、包丁の広告がを例に出してみましょう。

静止画で「よく切れる包丁です」と言われても、写真とテキストだけでは限界があります。LPで長々と説明したとしても、切れ味という本質的な価値は抽象的にしか伝わりません。

しかし動画であれば、トマトがスッと切れる、肉が引っかからない、細かいみじん切りが一瞬で仕上がるといった 実演をそのまま見せることができ、これだけで、静止画や文章では絶対に伝えられないレベルで魅力が伝わります

包丁の例に限らず、美容、掃除用品、ツール系、アプリ、教育サービスなど、多くの商品・サービスで 動画の方が圧倒的に伝達力が高いのが現実です。だからこそ、LPで説明していた内容が動画広告内で完結し、LPの役割は相対的に軽くなりつつあります

 

LPに来るユーザーの心理状態が変わった

動画広告で多くの情報が伝わるようになると、LPに来るユーザーの質も変化します

静止画バナーの時代は、「よく分からないけど、とりあえずクリックする」でしたが、動画広告の時代では、「動画をしっかり観て理解したうえで、もっと深く知りたくてクリックする」ということとなり、クリック時点で、ユーザーはすでに商品の理解が進み、購入意欲が生まれている状態 になっているのです。

LPはそのあと、最後に確認したいことだけを見る場所に変わります。もはや LP は、ゼロから説明して説得する場所ではありません。動画広告が理解フェーズの主役になったことで、LPは購入判断フェーズの補足的な役割になってきたと感じています。

 

動画広告で「理解 → 興味 → 意欲」まで進む時代の導線

今の動画広告は、商品理解、使用イメージ、ベネフィット、期待できる効果、他との違い、お客様の声といった LP の主要ポイントをすべて広告の中で伝えられます

その結果、 動画広告で理解し、興味が高まった上で、さらに深く知りたい人だけがLPへ来て、LPで最終確認、そしてCVへという流れが成立します。

この構造は、旧来の「LPを読んで初めて理解してCVする」というパターンとはまったく別物です。むしろ、動画広告はLPの入り口ではなく、従来のLPの大半を担っていると言えます。

ですので、今後は広告のクリック率は低下し、CV率が上がっていくと予想されます

 

まとめ:動画広告の進化は、LPの役割を吸収し始めている

今回伝えたい本質は、とてもシンプルです。

静止画では伝わらなかった情報が、動画広告なら30秒〜1分で豊富に伝えられ、LPで説明していた内容が広告で完結し始めているということです。

動画広告を見て理解し、興味を持って、そのうえで「もっと詳しく確認したい」という人だけが LP に来る。つまり、広告=理解フェーズ、LP=購入判断フェーズという役割に変わりつつあるのです。

特に、実演が重要な商品、使い方を見せたほうが早い商品、感覚的な価値(世界観・質感)を伝えたい商品などは、LPよりも動画のほうが圧倒的に向いているケースが増えています。

動画広告は、もはや補助的な広告ではなく、商品の価値を伝えるメイン舞台として確立され始めました。この変化を理解し、「LPの作り込み」だけでなく「動画広告の中身そのもの」まで含めて導線を設計できる企業が、これからのWebマーケティングの勝者になっていくと思います。

三輪 尚士

Writer三輪 尚士

CEO / Founder ブログ プロフィール

アライブ創業者。名古屋を拠点に、20年以上にわたり全国の数百社以上の企業のWeb制作・ブランディング、Webマーケティングを支援。住宅、インテリア、製造、物流、医療、介護、観光、小売、飲食、EC、公共団体など幅広い領域で、“課題解決型のWeb制作、Webマーケティング”を強みに、コーポレートサイトからプロダクトサイト、EC、採用サイト、LPまで幅広いプロジェクトをプロデュース、ディレクション。ベトナムでもWeb制作、Webマーケティングを支援している。

アライブ創業者。名古屋を拠点に、20年以上にわたり全国の数百社以上の企業のWeb制作・ブランディング、Webマーケティングを支援。住宅、インテリア、製造、物流、医療、介護、観光、小売、飲食、EC、公共団体など幅広い領域で、“課題解決型のWeb制作、Webマーケティング”を強みに、コーポレートサイトからプロダクトサイト、EC、採用サイト、LPまで幅広いプロジェクトをプロデュース、ディレクション。ベトナムでもWeb制作、Webマーケティングを支援している。

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