【Pardot 2019年冬アップデート】 「スニペット」機能でメール作成の効率アップ

Pardotの機能がアップデート

Pardotは一年に6回、機能がアップデートされます。

今回、「スニペット」機能がPardotに追加されました。

スニペット機能と活用方法についてお伝えします。

▼Salesforce公式のブログはこちら（英語）

https://releasenotes.docs.salesforce.com/en-us/winter20/release-notes/rn_sales_pardot_snippets.htm

スニペット機能

まず、この機能を使用するためには

• SalesforceとPardotを使用していて、双方が連携されている
• HMLタグの使用を開始している

という条件を満たしている必要があります。

※HMLタグは、Pardotの新しい機能で、以前の%で囲まれた変数タグが変化したものです。
以前と同じ機能も使えますが、新しい機能も使えるようになりました。
新しい変数タグの機能についてはこちら
（https://alive-web.co.jp/blog/pardot_complex_rule_logic/）をご覧ください。

スニペットはPardotの新しい機能で、メールに挿入するコンテンツのようなものです。

スニペットを使用することで、同じコンテンツを異なるメールで何度も使用したり、頻繁に変更される情報をPardot上でメール編集をすることなく更新することができ、メール作成の効率アップができるようになります。

スニペット作成方法

スニペットはSalesforceで作成・編集をします。

①Salesforceでスニペットを作成します。

②キャンペーンページでスニペットを割り当てます。

スニペットは複数のキャンペーンに割り当てることができます。

③Pardotでメールを編集する時に、変数タグでスニペットを挿入します。

この変数タグが、お客様に送付される時に作成したコンテンツとして表示されます。

スニペットを作成する手順やをキャンペーンに割り当てる方法など、より詳しい設定方法は、PDF資料「スニペットの作成方法」（無料）をダウンロードください。

どのような場合に使う？

スニペットを使用することで、定期配信しているメールの情報をSalesforce上で簡単に更新し、普段配信するメールには同じ変数タグを挿入するだけでよくなります。

例として、

10月は猫をオフィスで飼うためのセミナーを開催し、

11月は外国人社員を会社で採用するノウハウセミナーを開催するとします。

まず、「セミナー告知」というスニペットを作成し、内容を保存します。

メール上でそのスニペットの変数タグを挿入し、メールに猫をオフィスで飼うセミナーの情報が入りました。

次に、11月のセミナー告知をする時にSalesforceでセミナー情報を変更します。

これで、Pardot上でメールを変更することなく、11月分の告知メールに外国人社員を会社で採用するノウハウセミナーの情報を入れて送付することができます。

まとめ

スニペット機能によって、頻繁に情報が変わるセミナーやイベント情報をSalesforce上で簡単に更新できるようになりました。

Pardot上でメール編集をしなくても内容を変えられるようになるため、普段Pardotを触らない営業の方などが内容を変更できます。

現在このスニペット機能はテキストとリンクのみのコンテンツしか用意できません。

ですが、公式のブログには「テキスト、画像、リンクを挿入できる」と書かれているので、今後デザインの幅が広がる可能性があります。

スニペットの詳しい設定マニュアルはこちらからダウンロードしてください。

【Pardot】スニペットの作成・設定マニュアル

アライブでは、新しい機能を活用したPardot設定も承ります。いつでもご連絡ください。