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Pardotは一年に6回、機能がアップデートされます。
今年の8月には、大きく3つの機能が追加されました。
・複数のトラッカードメインが使用可能になりました(この機能の説明はこちら)
・変数タグに「if」機能を含めることが可能になりました
・ステップメールキャンペーンで複雑なルールが設定できるようになりました(この機能の説明はこちら)
今回は、そのうちの一つである変数タグついてお伝えします。
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Pardotメールで、お客様の会社名や担当者様名を自動挿入できる「変数タグ」。
メールを作成する時に以下のような文字を見たり、設定したことがあるかと思います。
しかし、実際にお客様に送られるメールでは不自然に見えることがあります。
例えば
様 ←空白になってしまっている
や
[email protected]様 ←メルアドが入ってしまっている
などです。
これは、「名前の部分にデータベースの名前のテキストを読み込んでね」という設定になっていますが、その部分が空白になっていたり、違ったもの(メルアドなど)が入ってしまっていても関係なく呼び出してしまうことが原因です。
しかし、今回のアップデートで、このようなミスを防ぐ設定ができるようになりました。
例えば、メールを送る時に変数タグでお客様の名前を挿入した時、
名前のデータが入っておらず、不自然な表記になりました。
これを、「名前が空欄の時に代わりとして『お客様』と表示をする」という「if」機能をつけると…
表記が「お客様」になります。
お客様のお名前の表記はもちろんのこと、お客様の情報に応じてメール文章の内容を変える方法もあります。
<使用例①>
新商品を紹介するメールにお問合せ先を表示する場合、すでに取引をしているお客様には担当者のメールアドレス、取引がまだないお客様には会社の代表電話番号を表記することができます。
<使用例②>
お客様が興味を持っている商品ごとにメール内容を変えることもできます。
Aさん、Bさんはそれぞれ猫が好きですが、2人の好みはバラバラです。
Aさんはのびたみたいな縞模様の猫が好きBさんはもんたのようなふわふわな猫が好き
この2人にメールを送る時に、好みに合わせてメールの内容を変えます。
どちらも好きでないお客様には、両方の写真がついたメールが送られます。
このように、データがある場合はよりパーソナライズされた内容にでき、データがない場合は一般的な内容を送る、という活用が可能となり、マーケティングの幅が広がります。
この例は前提として、Pardotにお客様の興味をカテゴリー分けする項目と、そのデータが入っていることが必要となります。
If機能を使うことで、お名前表記が不自然になる問題を解決することができる他、お客様のデータに合わせてメール内容を変えることもできるようになります。
このif機能は、現在「Aの情報があれば◯、Aの情報がなくてBの情報があれば☆、どちらもなければ◆」
という条件分けしかできませんが、今後はさらに複雑な条件設定ができるようになるそうです。
アライブでは、新しい機能を活用したPardot設定も承ります。いつでもご連絡ください。
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