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2020年版 介護業界の採用で勝つ「写真撮影の鉄則7」

2020/08/25 | 採用マーケティング

五十嵐 太郎

Writer五十嵐 太郎

Outside adviser

はじめに

こんにちは。アライブで採用関連のサポートを担当している五十嵐です。

 

介護業界における採用力強化において、求人用写真のクオリティは欠かす事のできない重要な要素です。

いかに優れたコンセプト・戦略を構築しても、求人用写真の質が低くては競合と戦うことはできません。

逆に戦略がやや弱くても求人用写真の質で上回る事により、相対的に優位に立つ事は可能です。

 

そこで今回は『2020年版 介護業界の採用で勝つ「写真撮影の鉄則7」』について、お伝えします。

 

 

鉄則1 必ずプロのカメラマンにお願いする

求人用写真の撮影は、最も費用対効果の良い投資

少々費用が高くても必ずプロのカメラマンにお願いしましょう

そしてカメラマンは慎重に選定しましょう。

 

腕の無いカメラマンへの依頼は、撮影に関わる全ての関係者の時間と努力を無駄にしてしまいます。

素晴らしい写真が1枚~3枚撮影出来れば、その後数年間に渡り、様々な採用メディアや自社ホームページで使用可能となり、採用力を大幅に高める事が可能です。

 

介護業界の場合、お年寄りとのコミュニケーション能力は重要

お年寄りの笑顔を引き出す事は非常に難しく、かつ非常に重要です。

お年寄りの笑顔以外の写真は残念ながらNGです。

 

お年寄りと自然なコミュニケーションが取れ、笑顔を引き出せるカメラマンがベストです

自社の介護職員で写真が得意な方(元カメラマン等)がいれば是非依頼してみて下さい。

 

 

鉄則2 モデルは施設の介護職、看護職、ご利用者様

プロのモデルは不要

撮影のモデルは介護職看護職ご利用者様にお願いしましょう。

実際に施設で働いている職員、入居しているお年寄りの笑顔が、求職者に対して最も効果的です。

 

嫌がる方もいらっしゃいますが、目的を説明し、誠実な態度でお願いして下さい。

採用強化による職員の充足は、介護施設で働く職員にとっても良い事です。

 

職員選定のポイントは「笑顔」と「雰囲気」

モデルとなる職員の選定は重要です。

選定は女性を中心として「笑顔」「雰囲気」で選定します。

男性はモデル次第ですが、「笑顔」のハードルがやや上がります(爽やかさも必要です)ので、まずは女性を中心に選定して頂く事をお勧めします。

 

介護職、看護職の「心からの自然な笑顔」は、心を揺さぶります。

管理者の推薦を元に、ベストな人選をしてください、決して妥協せず、モデルとなる職員の出勤日に合わせて撮影日を段取りします。

 

ちなみに介護職、看護職は最も不足する可能性が高いので良いモデルさんがいれば必ず撮影しておきましょう退職者が出る可能性もあるので余分に撮影しておくことをお勧めします。

調理職、管理職(事務職)は不足状況次第ですが、撮影しておくと後にスムーズに掲載が可能となります。

 

施設のご利用者様へは、契約時に撮影の許可を取りましょう

ご利用者様へは施設への契約時に撮影許可を確認しておきましょう。

予め「どなたの撮影が可能か」を把握しておくとモデル選定時にスムーズです

行事やレクリエーション等のタイミングで臨機応変に撮影を行う事も可能となります。

写真が充実しているとブログやホームページ等での情報発信時に有利です。

※ブログ等の写真は職員撮影でもOKです

 

 

鉄則3 「どこで撮る?」「どこを撮る?」にこだわる

「どこで撮る?」「どこを撮る?」を真剣に考えましょう

介護に関連する撮影時において、非常に悩ましい問題の一つが背景です。

介護施設には様々なものが置かれており、何も考えずに撮影を行うと、様々なものが映り込んで、背景がごちゃごちゃした写真となってしまいます。

 

撮影許可の下りていない方や、全く笑っていないお年寄りが映り込むケースも多々あります。

背景が汚い、汚れている、様々なものが映り込んでいる写真は、求職者もしくはステークホルダーに対して良い印象を与えません。

採用を目的に撮影を行う場合は、過度に演出する必要はありませんが、すっきりとした背景を意識して撮影場所を考えましょう

 

撮影ポイントは多種多様に考える

撮影を行う際は、常にベストな撮影場所を考え続けることが大事です。

もちろん事前にある程度のイメージを構想して撮影に臨むのですが、天気、モデル、場所の雰囲気、場所の清潔さ等により、ベストな撮影場所は常に変化します。

 

与えられた環境、条件の中で、ベストな撮影場所を常に考え続けましょう。

考え続ける事によって、予想以上に良い写真が撮れる事があります。

 

天気が良ければロケ撮影

天気が良ければ公園に出かけ、ロケ撮影を行いましょう。

花、緑、樹木があれば近所の小さな公園でも構いません。

採用のキラー写真(様々なメディアでメインとなる写真)が撮れる可能性が非常に高いです

 

可能であれば4月~7月上旬に計画的に撮影を行いましょう。

新緑+青空がベストです。

 

桜、紅葉の写真は季節限定で使用可能ですが、コーポレートサイトや採用サイトでは活用の難易度は高いです。

なお公園での花見や、散歩等のタイミングでは撮影可能な方を集めてブログ用の写真を積極的に撮影しましょう。ブログにおける写真は採用にプラスの影響があります。

 

 

鉄則4 DNAが求める要素に立ち返る

DNAが心地よくなる要素「みどり」を組み入れる

DNAが心地よさを感じる最強の要素は「みどり」です。

室内、室外問わず「みどり」を写真に取り入れる努力をしてください。

 

具体的には観葉植物公園の樹木等です。

室内の写真にはさりげなく観葉植物を背景に入れて下さい。

少しの「みどり」が入るだけで写真が生きてきます。

 

ロケ撮影の際も、背景にどの程度「みどり」を入れて撮影するかを計算してください。

求職者にとって心地よくサイトを閲覧出来る要素となります。

 

構図において黄金比を意識する

人間が最も美しいと感じる比率は「1:1.6」すなわち黄金比率です。

モナリザを始め多くの芸術作品もこの比率で構図が組み立てられています。

アップルやグーグルのロゴも、この比率でデザインされていると言われています。

 

求職者が心地よさを感じる事は重要です。

細やかな優位性の積み重ねが、採用における勝利をもたらします。

 

 

鉄則5 撮影すべきカットについて

ご利用者様と介護職(看護職)のカット

ご利用者様と職員のカットは、様々な場所で複数枚撮影しておきましょう。

施設内の居室食堂廊下エントランス等、背景を考えて場所を選定しましょう。

ホームページ内でのコンテンツもより充実します。

 

職員同士のカット

採用メディアにおいては職員同士のカットが非常に有効です。

選抜した職員複数名での集合カットを撮影しましょう

採用ホームページ、採用ランディングページ制作に欠かせない写真となります。

 

仕事中のシーン

採用ページのコンテンツとして仕事中のシーンは重要です。

職種ごとに必要なシーンを事前に想定し、場所とカットの構想を描いてから撮影に入りましょう。

例:食事、移譲、車椅子での散歩、介助、体操、リハビリ、申し送り、同期で談笑他

 

公園でのロケ撮影

介護職とご利用者様のカットを撮影しましょう。

花、樹木等、様々な背景での撮影を行って下さい

せっかくの機会なので、介護職同士の撮影も行って下さい。

夏場は特にお年寄りの健康面への配慮を忘れずに行って下さい。

 

施設の屋上

特養や老人ホーム等、屋上に昇れる場合は、青空をバックに撮影する事をお勧めします

採用担当者、管理者、介護職等、社員の写真を撮影することにより様々なシーンで活用する事が可能です。

例:ホームページにおける社員紹介コーナーやSNS等

 

料理

料理写真は撮影技術で大きく差がつきます。

明るさしずる感色彩絞り等、様々な点に気を配りながらベストな写真を撮影して下さい。

特養、有料老人ホーム、サ高住にお住いのお年寄りにとって、一日三度の食事は大変重要な楽しみです。

その食事で競合他社に比べ優位に立つ事は採用力強化のみならず稼働率向上にも有効です。

 

 

鉄則6 その他の注意点

横一のカットを中心に撮影する

ホームページは横写真を中心としてページを組んでいきます。

横一写真を中心に撮影を進めていきましょう。

 

可能であれば加工をしましょう

昨今、写真への加工は日常的に行われています。

特にイメージカット、キラーカットはカメラマンに加工の依頼を行う、もしくは自身で加工を行いましょう。

 

 

鉄則7 自社分析と採用マーケティングとの連携

採用における自社の強み、弱み、差別化要因を分析しましょう

まずは競合を分析し、自社の立ち位置と差別化出来る強みを明確にしましょう。

そこから必要なコンテンツが明確になり、必要な写真が明確になります。

採用戦略はここがスタート地点となり、その後撮影へと進みます。

3C分析は原則おさえておきましょう

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

採用に勝てる撮影のノウハウはお分かりいただけましたでしょうか?

 

競合他社に勝てる強力な写真を手に入れたくはないですか?

細部にこだわる事で、眼を見張る写真を撮影する事が可能です。

 

アライブでは撮影はもちろんの事、採用に関わる提案、運用、アドバイスまでサポートいたします。ご興味があり、お困りの点がある方はぜひアライブへお問い合わせください。

五十嵐 太郎

Writer五十嵐 太郎

Outside adviser ブログ プロフィール

1970年生まれ。平成5年から株式会社リクルートにて通信、販促、ブライダルに関する事業に携わり、数多くの事業再生を実現。その後介護業界において経営の立て直しを行うと共に、多様な採用手法を研究・実践し、全国最低水準のコストで数百人の採用に成功。

1970年生まれ。平成5年から株式会社リクルートにて通信、販促、ブライダルに関する事業に携わり、数多くの事業再生を実現。その後介護業界において経営の立て直しを行うと共に、多様な採用手法を研究・実践し、全国最低水準のコストで数百人の採用に成功。

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