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ChatGPT 業務に使える便利なプラグインおすすめ5選

2023/06/12 | IT関連

以前の記事で「話題のChatGPTを業務で活用する方法」について取り上げましたが、Chat GPTは今もなお急速に進化しており、現在さまざまな外部サービスのプラグイン(拡張機能)を連携させ、これまでChatGPT単体では実現できなかったことができるようになってきています。

 

そこで、今回は実際に業務に活用できるChat GPTのおすすめプラグインをアライブが5つ厳選してご紹介します。

 

現在リリースされているプラグインは海外製のものがほとんどで、使い方がよくわからないという人が多いかもしれませんが、実際に使ってみると大変便利なものがたくさん存在しています。

 

この記事ではChat GPTにプラグインを導入する基本的な手順から、各おすすめプラグインの業務活用例まで網羅的に解説していきます。

 

最後までお読みいただければ、Chat GPTのプラグインを活用してすぐに業務改善に着手できると思うので、ぜひご覧ください。

 

 

Chat GPTプラグインの利用条件と導入手順

ChatGPTプラグインを利用するには、有料プランであるChatGPT Plus (GPT-4)の契約が必要です。

有料版は月額20USDかかりますがいつでも解約できるので、まずは1ヶ月だけお試しで有料プランを使ってみるのも良いかもしれません。

 

プラグインを導入する手順は簡単で、次の3STEPで完了します。

 

1.ChatGPTの有料版を契約する

無料版のChat GPTをお使いの場合、画面左側のメニューに「Upgrade to Plus」が表示されているのでそれを選択します。

画面の案内に従って進むと支払い情報画面が表示されるので、必要事項やクレジットカード情報などを入力し「申し込む」ボタンを押すとアップグレードが完了します。

 

アップグレードが完了すると画面上部のタブで「GPT-4」を選択できるようになり、画面中央には「ChatGPT Plus」のロゴが表示されます。

 

2.プラグイン機能を有効化する

プラグインを有効化するには、有料版にアップグレードした状態で画面左下の①「…」アイコンを選択し、展開されたメニューから②「Setting」を選びます。

 

Seetingのポップアップ画面が表示されるので、③「Beta features」を選択し、右側の④「Pluguins」のトグルをONにします。

 

 

3.プラグインをインストールする

「+New chat」を開いた状態で画面上部の①「GPT-4」を選択すると、その下にプラグインの選択メニューが表示されるので②「Plugins Beta」を選択してください。

 

「Plugins Beta」を選択したあとはPlugin Storeを選択します。

(既にインストールされたプラグインがある場合は「Plugin Store」の上に一覧表示されます

 

Plugin Storeを選択すると、インストール可能なプラグインの一覧が表示されます。

インストールしたいプラグインが見つかったら緑色の「Install」ボタンを押すとダウンロードが始まり、すぐに使用できるようになります。

 

GPT-4を選択した状態でNew Chatを展開すると、インストールが完了したプラグインが赤枠部分の一覧に表示されるようになります。

使用したいプラグインにチェックを入れて有効化した状態で、画面下のフォームに命令文を入力することでプラグインが機能するようになります。

 

以上がChat GPTプラグインの導入手順となります。

ここからは実際に業務にも活用できる便利なプラグインを5つ紹介していきます。

 

 

1.Visla

Vislaはユーザーが指定したテーマに基づいて、短尺動画を自動生成してくれるプラグインです。

ユーザーがChatGPTに動画のタイトルや台本をテキストで指示文を書くと、VislaのAI動画ジェネレーターがそのプロンプト(命令文)に基づいて自動的に動画を作成してくれます。

AIによって作成された動画は持つVislaのアカウントに保存され、編集画面から、動画素材の差し替え、テキスト、アテレコ音声などをカスタマイズできます。編集した動画は簡単に共有とダウンロードが可能です。

 

ただし現時点で、命令文の入力は日本語でも可能ですが、生成される動画はまだ日本語対応していないため英語のナレーションになります。日本語でのコンテンツを自動で作成するにはしばらくアップデートの様子をみる必要がありそうです。

 

業務での活用例

SNS用動画やショート動画のビデオコンテ作成

SNSやYoutubeのショートで使用するような動画であればVislaを使ってビデオコンテ(動画を使った絵コンテ)を簡単に作成することができます。これを活用することで時間をかけずに動画編集者との完成イメージを共有することができるので、制作工程がスムーズになるでしょう。

 

社内向け動画マニュアルの生成

社内やチーム内の業務マニュアルを動画化することで伝わりやすさが格段にアップすることは明確ですが、動画の制作工数が大きいのが難点。そこでVislaを活用することにより工数を大幅に削減することができます。

 

 

2.WebPilot 

ChatGPTがインプットしている知識は2021年9月までのものであるため、最新の情報を網羅した回答は得ることができません。WebPilotはその弱みをカバーするプラグインです。

WebページのURL情報をChatGPTに貼り付けた上で指示を出すと、WebPilotはそのページを参照し、その内容を踏まえて回答してくれます。これにより、ChatGPTで最新の情報を取得したり、特定のページ情報をインプットしたり、Webページの内容を再構成したりすることが可能になり、情報収集の効率がさらに向上するでしょう。

 

業務での活用例

最新のニュース記事の要約

WebPilotを活用することで自社のビジネスに関連する最新のニュースを集めて要約させることができます。自社の活動に影響する最新の情報を効率よく集める際に役立ちます。

 

競合他社の調査

競合他社のWebサイトや競合他社のサービスにまつわるWebサイトのURLを複数指定して情報収集することで最新の動向を踏まえた調査が可能になります。

 

Webページの翻訳

異なる言語のWebページの内容を理解したい場合、外国語のニュース記事のURLをChatGPTに貼り付けつつ、「この英語記事の内容を日本で要約して」などのように命令文を指定すると、ページの内容を即座に翻訳して回答を返してくれます。

 

 

3.Video Insights

Video InsightsプラグインはYoutubeなどの動画コンテンツの内容をわずか数秒でテキストで抽出してくれたり、要約してくれたりする便利なツールです。

長い動画を視聴する時間を節約したり、動画の中身を短時間で理解したりするのに役立ちます。

また、外国語の動画を指定し、日本語で内容を解説してもらうことも可能です。

 

業務での活用例

動画構成の参考にする

自社商品・サービスのプロモーション動画を制作する際に、Video Insightsを活用して競合商品・サービスの紹介動画がどのような構成になっているか分析することで、自社の動画コンテンツを制作する際に参考にすることができます。

 

国外の動画コンテンツから情報収集する

Video Insightsを活用することで国外の動画が日本語で内容を理解できるようになるため、日本語だけで情報収集するより格段に取得できる情報の幅が広がります。

新しい観点や日本国内では出回っていない情報も取得できるようになるので情報収集の面で競合他者より優位に立てる可能性が高まります。

 

 

4.Link Reader

Link ReaderはWebページ、PDFドキュメント、PowerPointプレゼンテーション、Wordファイルなど、あらゆる種類のURLで公開されているリンクのコンテンツを読み取ってくれるプラグインです。このプラグインを使用することで、ユーザーは手動で長文を要約する手間を省き、効率的に情報を把握することができます。

 

業務での活用例

論文などの難解な資料をわかりやすく要約する

さまざまな分野で研究論文が発表されPDF化された資料が、インターネット上で公開されていますが、文章表現が難しかったり、長文で読むのに時間がかかったりと、その分野の専門家でないと理解しづらい面があります。

そんなときはLink Readerを有効化して、公開されたPDFドキュメントのURLを指定し、「わかりやすい表現で要約して」と依頼すると、噛み砕いた表現で論文の内容を要約してくれます。

 

ドキュメントの内容を文章化する

Link Readerは一般公開されているGoogleスライドやドキュメント、スプレッドシートなども読み込むことができるので、既に手元にある会社紹介資料やサービス案内などの要点をテキストで抽出することができます。

端的にサービスを紹介したい場合や、SNSやWebサイトに掲載する企業紹介のテキストなどを抽出したい場合もLink Readerを使えば簡単に行うことができます。

 

 

5.食べログ

食べログの情報を利用してレストランの検索や口コミの閲覧を行うことができる日本発のプラグインです。例えば「東京駅周辺の10人で入れる個室ありのイタリアン居酒屋を探して」のように命令文を書くと、食べログに登録されている飲食店情報から条件に合うレストランを探してもらうことができます。

 

活用例

クライアントとの会食会場を選ぶ

クライアントとの会食を設定する際にお店選びは大変重要です。食べログのプラグインを活用して「●●駅周辺の接待に向いているお店。予算は◯◯◯◯円。」などのように指示を出すと、接待や会食向けのお店をいつくかピックアップしてくれます。合わせて各お店の名物や特徴なども質問項目に含めると、より比較がしやすくなります。

 

会社行事の会場選び

部署の忘年会や新年会など、比較的大人数で宴会を行う機会も年に数回はあるでしょう。そんな時にも食べログのプラグインを活用して大人数向けの飲食店をピックアップしてもらえれば、簡単に会場の候補を洗い出すことができます。

 

不動産業や宿泊業ならお客様に物件・施設周辺のオススメレストランを紹介できる

不動産仲介業であれば、お客様に紹介した物件周辺のオススメレストランを紹介したり、ホテルなどの宿泊業であれば宿泊施設周辺のレストランを紹介する際にChat GPTの食べログのプラグインが役立ちます。

 

 

まとめ

今回は業務にも活用できる便利なChat GPTのプラグインを5つ紹介しましたがいかがだったでしょうか?

 

これからの時代、AIをうまく仕事に取り入れ使いこなすことで業務効率が飛躍的に向上することは間違いありません。Chat GPTのプラグインも次々と新しいものが追加されているので、ぜひ色々と試してみてみてください。

 

アライブも日々新しいIT技術を研究し、日々の業務効率化に活かしたり、マーケティングや営業活動に活用したり、お客様にその活用方法を提案したりできるよう知識を積み上げています。

 

  • 今までのマーケティング手法ではなかなか成果が出ないため販促のやり方を再考したい
  • 社内のDX化を促進し業務効率をさらに向上させたい

とお考えの企業様はぜひ一度アライブにご相談いただけると幸いです。

 

これまでに蓄積したノウハウを元に、お客様の本質的な課題を見つけ出し適切な改善案をご提案させていただきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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