
Google Analytics(グーグル アナリティクス) ~こんな時はここを見よう!3選~
Marketing Blog マーケティングブログ
こんにちは。webマーケティングチームの古久根(こぐね)です。
今回はgoogleディスプレイ広告を配信する際に重要となる「ターゲティング」についてご紹介します。
ターゲティングの説明に入る前にgoogleディスプレイ広告についてご説明致します。
googleディスプレイ広告とは、webサイト上の広告枠で表示される画像のことであり、バナー広告とも呼ばれます。
例えば、PCではこのように、バナー広告が表示されます。
(緑枠で囲ってあるものがディスプレイ広告)
googleディスプレイ広告は、多くのユーザーに商材を認知させるのが目的であり、潜在層の見込み客に広範囲で強いアプローチをかけることができます。
googleディスプレイ広告はテキストのみのgoogle検索広告より、画像や動画を使用して広告を配信するので、ユーザーの目に止まりやすいです。
また、内容やビジュアルを意識することで、検索広告より強い訴求も可能となります。
googleディスプレイ広告は検索広告より比較的安く、低予算で多くのユーザーをサイトに誘導できるメリットがあります。
googleディスプレイ広告には、リマーケティングが可能であり、WEBサイトに訪れたもののコンバージョンにならなかったユーザーに繰り返し広告のアプローチをかけることができます。
別サイトを閲覧しているユーザーに、再度広告をかけることにより、コンバージョン獲得へ導くとても効果的なターゲティングです。
ユーザーの悩みやニーズをもつ顕在顧客をターゲットにした検索広告に対し、googleディスプレイ広告は広範囲にユーザーへアプローチをかけることを目的とした広告なので、商材は認知されるものの、顕在顧客をターゲットとした検索広告より、CVR(コンバージョン率)が低いという結果となります。
検索広告は、その商材を求めているユーザーがクリックしそうなキーワードを広告文に記載するなど、コンバージョン獲得するまでの分析が容易ですが、googleディスプレイ広告はデザインを活用し様々なアプローチ方法がある反面、改善要素が多く存在するため、効果が発揮されるまで時間がかかります。
上記でもお話しましたが、掲載位置が異なります。
googleテキスト広告は検索結果画面の上部、下部に表示され、googleディスプレイ広告は検索結果画面ではなく、googleに連携しているサイトへ表示されます。
googleテキスト広告は、ユーザーが検索したキーワードに反応して、広告が表示されるので細かなターゲティングを行うのが不可能ですが、googleディスプレイ広告は様々なターゲティングを行うことが可能であり、より見込み度の高いユーザーへと訴求することが可能です。
ターゲティング機能としては「内容(コンテンツ)」と「人(オーディエンス)」でターゲットの設定を行います。
内容と人だとどのようなターゲットができるのかを詳しく説明していきます。
WEBサイトの内容に対応したターゲティングの方法として、以下の項目で設定が可能です。
キーワードを設定することで、その言葉に関連したWEBサイトへ配信するターゲティング方法。
例えばテニスの広告を配信する際、テニスに関連するコンテンツが記載されているサイトに広告が表示されます。
特定のトピックを指定して、そのトピックに関連した内容を掲載しているサイトに配信するターゲティング方法。
例えば「車」というトピックを指定したとすると、車に関する情報を載せているwebページに広告が表示されます。
配信するWEBサイトを具体的に指定して、そのサイトに訪れたユーザーのみに配信するターゲティング方法
(例)化粧品の広告を配信したい場合、競合化粧品サイトを指定してバナー配信
ユーザーの特性や属性、また興味・関心を絞って配信する方法です。
ユーザーの検索傾向や、サイトのアクセス履歴によってカテゴリが分けられたもの。
そのカテゴリをターゲティングとして設定することで、興味関心の高いユーザーへ広告を配信することが可能になります。
年齢、性別、使用端末など、ユーザーの属性を絞って広告を配信する方法。
範囲が広く配信するディスプレイ広告ですが、このように広告枠やユーザーをターゲティングすることによって、より効果的に見込み客に訴求することができ、コンバージョン獲得を目指すことができます。
しかし、ターゲットを絞りすぎるとそれと同時に、閲覧者も減少してしまうので、注意が必要です。
googleディスプレイ広告をまとめてみると以下になります。
googleディスプレイ広告は潜在顧客へ大きくアプローチができる広告です。
設定項目が多く、慣れるまで時間が掛かりますが基本的な考え方を身につけて、効果的な配信を行いましょう。