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【初心者向け】バナーデザインで迷った時のレイアウト参考 / 前編

2022/03/30 | UXデザイン

玉城 奈津美

Writer玉城 奈津美

Designer

バナーデザインで多く使われているレイアウトをまとめました。

 

デザインで迷ったときや、ノンデザイナーの方にも参考になるように、

実際にそのレイアウトを使ってデザインされたバナーもご紹介します。

 

それぞれの使ったイメージや、なぜこのレイアウトが良いのか、

使われているのかなどの解説もいたします。

※ネーミングは正式なものではありません。

 

まずは前編で5選ご紹介。

前編は、主に初心者でも真似しやすいレイアウトをご紹介します。

 

 

1.王道中の王道「広告バナー型」レイアウト

 

広告バナーのレイアウトで、もっとも多く使われていると言われている形です。

このレイアウトにコンテンツを当てはめるだけで、

まとまりの良いバナーができるので、ノンデザイナーの方にもおすすめです。

 

また、情報が多い場合にもぴったりです。

 

 

広告バナー型は、人間の視線の動き「Z型」にもっとも合っているので、

情報が見やすく・分かりやすいレイアウトになっています。

 

最も見られるのは最初と最後なので、見てほしいキャッチコピーやロゴ、アクションを促すような情報が配置されています。人間の視線については、別記事でも解説しております。

できてる?基本のデザイン道場〜レイアウト編〜 「視線を意識して情報を配置しよう」

 

 

広告バナー型レイアウトのバナー参考

実際にこのレイアウトで作られたバナーの画像です。

大手企業のバナーでも王道のレイアウトでデザインされています。

左に写真が配置されているデザインもありますが、

この場合は写真を見せたいという意図で作られているでしょう。

 

 

画像引用元「Banner Matome」「BANNER LIBRARY

 

 

2.分割スタイル「縦割り」レイアウト

 

情報を右と左に分けて配置するレイアウトです。

以前は、左に写真、右にテキストのレイアウトが定法と言われていましたが、

体感としては今はその型にハマっていないのかなと感じます。

写真とテキストで分けたり、2つのコンテンツを左右に置く使い方があります。

 

 

縦割り」レイアウトの場合、情報がキレイに分割されているので、視認性・可読性が高いのがいいところです。

人物や商品の写真は特に、このレイアウトが優れています。

比較する場合やコンテンツが2つある場合は、左右に置くレイアウトが効果的です。

 

分割スタイル「縦割り」レイアウトのバナー参考

実際にこのレイアウトで作られたバナーの画像です。

写真とテキストで分けているタイプと、2つでコンテンツで分けてる2タイプを参考にピックアップしました。

 

 

画像引用元「Banner Matome」「BANNER LIBRARY

 

 

3.分割スタイル「横割り」レイアウト

 

情報を上と下に分けて配置するレイアウトです。

上に写真、下にテキストのパターンが多く使われています。

その他にもコンテンツを3つに分けて、キャッチフレーズ・写真・テキストでまとめると情報がスッと入ってきやすいバナーになります。

 

 

縦割り」レイアウトは、人間の視線の動き「F型」にもっとも合っているので、

情報が見やすく・分かりやすいレイアウトになっています。

最も見られるのは最初なので見てほしいのはキャッチコピーなのかビジュアルかで、

どちらを先に配置するかを決めることができます。

またコンテンツを2分する使い方は、比較や情報量の多い場合にも相性が良いレイアウトです。

 

分割スタイル「横割り」レイアウトのバナー参考

テキストと写真を上下で分けているパターン、

コンテンツを2分しているパターンを取り入れた参考バナーになります。

 

 

画像引用元「Banner Matome」「BANNER LIBRARY

 

 

4.分割スタイル「斜め割り」レイアウト

基本的には「縦割り」「横割り」と同じように分けていて、さらにコンテンツを斜めにしたレイアウトです。

斜めにすると動きが出るので、躍動感やスタイリッシュ・元気な印象を与えることができます。

文字だけ・背景だけを斜めにしても、その効果は発揮されます。

 

 

斜め割り」レイアウトは、斜めにした文字や背景などに沿って視線が動くので、

意図的に誘導したり、目線の先に見せたい情報を置くなどと効果的に使えます。

またコンテンツをハッキリと分ければ、キャッチコピーや写真を印象付けることができます。

 

分割スタイル「斜め割り」レイアウトのバナー参考

どのバナーも動きが出ています。スポーツや乗り物などのバナーでも多く使われています。

 

 

画像引用元「Banner Matome」「BANNER LIBRARY

 

 

5.分割スタイル「グリッド」レイアウト

基本的には他の分割スタイルと同じように、ブロックで分けるレイアウトです。

全てのコンテンツを四角の中に収めることで、スッキリとまとまったバナーに仕上がります。

 

 

情報がハッキリと分かれているので、内容が理解しやすいので利便性が高いです。

バランスの取りやすいレイアウトなので、ノンデザイナーでも扱いやすいと思います。

入れるコンテンツの配置のパターンを決めて、余白感を統一すると、よりクオリティの高いデザインになります。

 

分割スタイル「グリッド」レイアウトのバナー参考

写真を多く使う場合に適しているので、アパレルのバナーなどに多く使われています。

 

 

画像引用元「Banner Matome」「BANNER LIBRARY

 

 

まとめ

今回は初心者向けとして、取り入れやすいバナーのレイアウトを5つご紹介しました。

それぞれ、どんな効果や適しているケースを、詳しくご紹介させていただきました。

ブログのアイキャッチや、YouTubeのサムネイルなどにも使えるので、ぜひ参考にしてみてください。

玉城 奈津美

Writer玉城 奈津美

Designer ブログ プロフィール

前職の広告代理店では業務委託を担当。社内外とのやり取りや管理、リーダーとしてマネジメントを行っていたが、制作に携わりたいという思いから独学でスキルを身につけ、自社運営サイトのコーディング業務を担当するようになる。 東京の専門スクールを卒業後、インハウスデザイナーとして制作、アクセス解析や広告など運営部分にも触れる。

その後業界を3年離れたが、ブランクを埋めるために職業訓練校で1からWEBの知識を学び直す。 アライブのクライアントへ寄り添い、本質的な問題解決に取り組む姿勢に魅力を感じ、入社。 理論とセンスを兼ね備えたデザイナーを目指し、日々勉強に励んでいる。

前職の広告代理店では業務委託を担当。社内外とのやり取りや管理、リーダーとしてマネジメントを行っていたが、制作に携わりたいという思いから独学でスキルを身につけ、自社運営サイトのコーディング業務を担当するようになる。 東京の専門スクールを卒業後、インハウスデザイナーとして制作、アクセス解析や広告など運営部分にも触れる。

その後業界を3年離れたが、ブランクを埋めるために職業訓練校で1からWEBの知識を学び直す。 アライブのクライアントへ寄り添い、本質的な問題解決に取り組む姿勢に魅力を感じ、入社。 理論とセンスを兼ね備えたデザイナーを目指し、日々勉強に励んでいる。

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