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デザインとは表層を飾ることではありません。

2015/09/29 | マーケティング全般

デザインは表層ではない

こんにちは、
アライブ株式会社の竹内です。

 

 

昨今、ビジネスの現場で「デザインが重要」だという言葉が
ずいぶん多く聞かれるようになってきました。

 

確かに今後はビジネスのような左脳の現場でも
クリエイティブな「右脳」は必要だと感じています。

 

グローバル化して色々なものが賃金の安い地域に奪われいき、

またルーティン作業はコンピュータに取られたとしても

無から有を生むクリエイティブワークは、マネできないものだと思います。

しかし、デザインというのは一般的には「表面を美しく飾るだけ」

という認識が強いのではないでしょうか?

 

一般的に機能やビジネスモデルだけが本質価値で、
デザインは表面的なものだと分けて考え、重要視されていないイメージがあります。

 

しかし、本当にデザインは表面的なものなのでしょうか?

 

 

僕は、デザインは問題解決のために思考や情報を整理して、

コンセプトやビジョンを導き出し最適な形にして

分かりやすくその価値を伝えていく行為だと考えます。

 

要するに文章や会話と同じで、

物事を伝達するコミュニケーションの一つの方法だと思います。

 

ウィキペディアで「デザイン」について調べてみると

下記のことが書かれています。

 

 デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、

 “計画を記号に表すという意味のラテン語designareである。

 つまりデザインとは、ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、

 それを様々な媒体に応じて表現することと解される。

 

 

 日本では図案・意匠などと訳されて、単に表面を飾り立てることによって

 美しくみせる行為と解されるような社会的風潮もあったが、

 最近では語源の意味が広く理解・認識されつつある。

 形態に現れないものを対象にその計画、行動指針を探ることも含まれ、

 就職に関するキャリアデザイン、生活デザイン等がこれにあたる。

ウィキペディアでも「デザインは表面的に飾り付けるのではなく、

物事の本質を組み立てて、色々な媒体に問題系決として表現する」

ことと明確に書かれています。

ですので、単なる思いつきやひらめきで作られたものは、

一見すばらしく格好良く見えたとしても、

中身のコンセプトが理解され解決に向けて表現されていない「良くないデザイン」でしょう。

最適な形にして分かりやすくその価値を伝えている例として、

例えばアップルのデザインがあります。

 

アップルはグラフィックもプロダクトもとてもシンプルなデザインですよね。

柄や色を多様することがなくシンプルなので、

日本の多様な携帯を見ている日本人によっては面白味が無いと感じる人もいるでしょう。

 

しかしiPhoneは、アップル製品のコンセプトを十分に吟味されて
問題解決を表した作り上げた「本物のデザイン」と言えます。

 

・必要なものだけを残して、いらないものは徹底的にそぎ落とすことで見えるコンセプト

・シンプルなので世界中の人が直感で操作できる

・機械に人が合わせるのではなく、人の動きに機械が合わせるような操作性

・全てのアップル製品とネットワークで繋げていく「ハブ」というコンセプト

 

などなど全ての面から「本質のデザイン」を突き詰めていると思います。

 

 

そして、ザインだけでその物事の印象やコンセプトが伝わり、

商品やサービスの価値に繋がるのだと思います。

このように、デザインというのは「ビジネス」を本質的に表すために大きな武器ですので、

皆さんも自分達の思いや考えがちゃんと本質に沿ったデザインになっているのか

広告物やWEBサイトを見直してみてはいかがでしょうか?

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