
デザインを左脳で考えすぎると、あまり良いデザインはできないかも
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Writer大島 麻美
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新型コロナウイルス感染拡大に伴い、多くの企業が影響を受けた2020年。
そうした企業の経営課題を解決するべく、サービスやソフトウェアなど、ITツール導入費用を国が一部補助する制度「IT導入補助金」に、今年は特別枠が設けられました。
2020年のIT導入補助金は、例年に比べかなりお得な内容となっているので、今のうちにリサーチ&検討をお勧めします。
今回は、2020年のIT導入補助金についてお伝えしたいと思います。
IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者が課題やニーズに合ったITツールやシステムを導入する費用の一部を補助することで、企業の業務効率化・売り上げアップを支援する制度です。
それにより経営力の向上・強化を図ることが目的とされております。
ここでいう導入費用とは、ITツールを導入するための費用だけではありません。
ITツール導入後に、きちんと運用し軌道に乗るために必要な導入支援にかかる費用も補助対象となります。
このIT導入補助金は「中小企業」・「小規模事業者」が対象となります。
飲食、卸、小売業をはじめとした、さまざまな業種の中小企業・小規模事業者の方が申請可能です。
中小企業・小規模事業者といいましたが、ではどのような事業者がそれにあたるのかご説明しましょう。
全ての業種を例にあげると膨大になりますので、代表的な業種にカテゴリを絞って説明します。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
【製造業・建設業・運送業 など】 ■中小企業 → ■小規模事業者 → |
【卸売業】 ■小規模事業者 → |
【サービス業】 ■中小企業 → ■小規模事業者 → |
【小売業】 ■中小企業 → ■小規模事業者 → |
では、このIT導入補助金、実際いくらもらえるの?というお話ですが
IT導入補助金にはA類型・B類型・C類型という3つの類型があり、4月17日時点では、コロナの影響で新たに新設されたC類型という「3分の2」を補助するものが最大の補助率でした。
それに加えて、新たにC類型-2というものが5月22日に加わり、最大「4分の3」75%の補助が受けられるようになりました!
これは675万円までのITツール導入に対しての4分の3なので、最大450万円までの補助を受けられるという計算になります。
「類型」とは、申請タイプのようなものと考えていただければと思います。
導入予定のITツール機能が、業務プロセスをいくつ満たしているのかで、申請できる類型が決まります。
受け取る補助金額、ハードウェアレンタルの有無等に応じて申請タイプを決めていきます。
この類型によって、補助率やもらえる補助額が変わるというわけです。
最大補助率を受け取るため、C類型で申請をしたいという場合、ポイントが3つあります。
・サプライチェーン毀損への対応
顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を行うこと
・非対面型のビジネスモデルへの転換
非対面および遠隔で行うビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資を行うこと
・リモートワークを行える環境整備
従業員がリモートワークを実施できるような環境を整備すること
※ C類型-2は、購入金額の40万円以上から申請が可能です。
IT導入補助金を受けるためには、以下の申請・報告を行う必要があります。
また、ITツール導入を依頼した先の事業者にも申請を行っていただく必要がありますので、事前に公式ホームページで確認しておきましょう。
補助金の審査は、かなり細かな部分まで内容を見られますので、補助金申請の手引きをしっかりと読み込み、採択率を上げていくことが大切です。
例えば、役員を記入する欄で、履歴事項全部証明書には「代表取締役」と記載があるけれど、「代表取締役社長」と書いてしまうと、内容が一致していないとみなされてしまうことがあるので、記入の際は履歴事項全部証明書にある内容を確認して、正しく記載しましょう。
不採択になる理由は公表されているわけではないようですが、できるだけ小さな記入ミスなどで不採択にならないように、慎重に記入することが大切です。
IT導入補助金は決まった予算の中で運用していく「予算消化型」の補助金です。
そのため、例年早めの申請をすることで採択率あがるとのことです。
今回ご紹介したIT導入補助金(C類型-2)は、制度がスタートしてしばらく経ちますが、まだ諦めてはいけません!少しでも多くの方に知っていただき、最終の締め切りに間に合うよう申請を行っていただければと思います。
いかがでしょうか?
今年度のC類型-2の締め切りは、現在発表されている段階で、9月30日17:00までとなりますので、まだ申請をされていない企業はお急ぎください。
申請スケジュールについては、公式ホームページでご確認ください。
新型コロナウイルスにより、様々な補助金が追加されたりしていますので、事業者の方は受けられる補助金をしっかり調べて、申請を行っていきましょう。
創業して間もないアライブ初期メンバーの一人。代表である三輪と音楽を通じて知り合い入社。アパレル事業であるボクサーパンツブランドの運営を任される。そこで売上管理・マーケティング・販促計画など、管理者としてのスキルを磨く。その後、代表・三輪の右腕として仕事のいろはを学び、ディレクターを経て広報担当へ。産休を終えて復帰後、自社サイトのブログ執筆活動など主にライターとしての役割を担う。