
結果が出ないホームページの初歩的な7つのミス
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Writer三輪 尚士
CEO / Founder
こんにちは。
アライブ株式会社 代表の三輪です。
うちの娘が最近ハマっているものはスライムです。
ドロドロしたゲル状のスライムで、色んな色のスライムで遊んでいますし、洗剤や重曹などで手作りでスライムを作ったりしています。
家にはたくさんのスライムがあります(笑)
スライムの検索結果
他にはスクイーズという、メロンパンや食パン、ケーキなど食材の形をしたフワフワなおもちゃも大好きです。
スクイーズの検索結果
最初は、うちの娘だけが好きなのかなと思っていたら、どうやらそうではなく、同年代の子供たち、それも世界的に流行しているようなのです。
どの親に聞いても、みんな子供たちがスライムやスクイーズに熱中していると言います。
流行った理由はテレビや雑誌などではなく、YouTubeやInstagram、Tik TokなどのSNSです。
特に幼児の場合だとYouTubeからの流行だと思われます。
YouTubeでスライムの面白い動画が、世界中に広がっていったのだと思います。
昔であれば、大流行するアイテムのきっかけはテレビや雑誌が多かったのですが、現在はYouTubeなどのSNSからも大流行していくのです。
さらにSNSであれば、日本のみならず世界的に流行していきます。
もしスライムを作っている会社が莫大な予算でテレビCMを行ったとしても、このようなことにはならなかったでしょう。
僕が20代の頃であれば、例えば女性のアイテムを流行らせたいのであれば、CanCamのような人気女性誌に取り上げてもらう必要がありました。
また、新商品を認知させていきたいなら、テレビCMはマストでした。
しかし、今後はもっと広い視野でどのように自分の商品を認知させていくかを考えなければならない時代になりました。
もし潤沢に販促資金があるからといって、何も考えずに影響力があるのはテレビだからと、テレビCMをやるのは浅はかな考えとなります。
素晴らしいマーケティングセンスを持っているネスレ日本社長の高岡浩三さんもテレビCMの影響が薄くなっていることを指摘しています。
"私は、10年以上前から、テレビの時代が終わり、テレビCMの効果が薄くなることを予測していました。実際、今ではテレビ番組は録画してCMをスキップするのが普通になっており、かつてのようにテレビCMに大金を出す理由がありません。(「なぜキットカット抹茶味がドンキで売れるのか… 本質を考える力を鍛えよ 」SankeiBizから引用)"
今は情報のスピードがかつてないくらい早く変わっていく時代です。
マーケティング手法もすごいスピードで変わっています。
よく自分はマーケティングをよく知っているかのように話す人がいますが、話の内容は古くなったマーケティングであり、進化に追いついていっていないことが多くあります。
「過去はこうだった」という考えがあると、世の中に起きていることに対して間違った解釈をしたり、事実を認めようとしません。
こういった時代で必要なことは、今までの常識は捨てて、フラットな視線で物事を見て、起きている現象から世の中のトレンドを理解できる能力です。
今起きていることをありのままに捉えて、そこから導き出されるマーケティングを行っていけば、自ずと結果は出てくると思います。
アライブ創業者。1980年生まれ。2001年21歳の時に幼なじみとデザイン会社を立ち上げ、数々の失敗をしながら、四苦八苦して会社を成長させていく。現在創業20年以上経ち、日本とベトナムで約140名のスタッフと共にWebマーケティングとデザインでクライアントの成長をサポートし続けている。歴史好き。