ホームページをしっかり更新していてもなぜ集客ができないのか？

ホームページを更新しても、なかなか効果が出ない…

こんにちは。アライブ代表の三輪です。

ホームページを使った販促の歴史として、昔は自分たちが更新できないホームページから、ワードプレスなどのCMSを使ったホームページへと変遷してきました。

CMSを使って自分たちで更新できるようになりましたが、当初は更新があまりなされずに放置されているホームページも数多くありました。

しかし、更新しなければ販促として意味をなさないこと、また実際、更新をすればするほど集客に結びついていったので、今は積極的にホームページを更新している会社がとても増えたと思います。

このこと自体はとても良いことだと思います。

しかし、最近、しっかり更新をしていても、なかなか集客に結びつかないことも増えてきました。

それはなぜかを考えてみたいと思います。

更新していてもなぜ集客できないか？

1、競合もしっかり更新しているので、更新していること自体が価値にならない

昔は更新していないホームページが多かったので、更新するだけで差別化できました。

しかし、今では競合もしっかり更新しているので、更新していることだけでは差別化されなくなってきました。

2、更新しているコンテンツの質が低い

更新頻度が高いだけでは今の時代は勝てません。

絵日記のようなブログを更新しているだけでは、見込み客の興味を引くことは難しいです。

3、消費者の目も肥えてきた

ネット上に良い情報が少ない時代は、情報を提供するだけで見込み客が集まりました。

しかし、今はたくさんの会社が良い情報を提供しています。

例えば、住宅業界であれば、施工実績のクオリティはここ数年急激に上がりました。

そういったコンテンツに慣れてしまった消費者だと、今までだとクオリティが高いと思われていたコンテンツだけでは集客できなくなってきました。

この状況を打開するには

ペルソナ設定を行う

つまり、今まではホームページを更新していれば集客できたものが、競争の激化、消費者の慣れにより、反応が下がってきているということです。

この状況を打開するには、「徹底的な見込み客の理解」が必要です。

マーケティング用語でいうと、いわゆる「ペルソナ設定」になります。

ペルソナを考えずに、ただやみくもにホームページを更新するのではなく、ペルソナはどんな情報を欲しているのか、どんな情報に興味を持つのかを徹底的に考える必要があります。

資料請求やノウハウダウンロードなども、昔はそれを用意しておけば勝手にコンバージョンしましたが、今では適当な資料ではコンバージョンしません。

カスタマージャーニーを設定する

また、ペルソナが、どの時にニーズが発生し、どのような流れで商品を選定していくのかというフローも徹底して考える必要があります。

こちらもマーケティング用語でいうと「カスタマージャーニー」ですね。

ペルソナの各フェーズのニーズに合わせた情報を発信していくことで、ペルソナをスムーズに成約へと結びつけていくことができるようになります。

「ペルソナやカスターマジャーニーなんて、自分たちで勝手に考えるだけの机上の空論でしょ。意味ないよ。」と思われている方も多いと思いますが、このようにマーケティングが複雑化した場合は、しっかりと設定することをお勧めします。

例えば釣りなども、水中の様子は目で見えませんが、水中での魚の動きを想像しながら竿や餌などを動かしていくと思います。

そういったことと同じように、見込み客の考えと行動をしっかり想像していくことは非常に重要です。

これらを考えてホームページを更新していくことは、全てを大きく変えないといけないというわけではありません。

もしかしたら、御社のコンテンツが少しペルソナとズレているだけであれば、少し丁寧にコンテンツを整えるだけで、集客がしやすくなるかもしれません。ペルソナとのズレというのは、ほんのささいなものなのです。

終わりに

これからも、ネットからの集客は簡単ではなくなると思います。

それは、「ネットが効果がなくなった」わけではなく、他の販促と同様、しっかりと考えて販促を行なっていく必要があるということです。

しっかりペルソナやカスタマージャーニーを考えている会社には結果はついてくると思います。

弊社はお客様と一緒にしっかり考えてWebマーケティングを考えていきますので、何かありましたら、お気軽にご相談ください。