
男性向けのデザインをするコツ
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Writer萩原 麻衣
Lead Designer
こんにちは。アライブ株式会社 デザイナーの萩原です。
日々制作現場にいると、お客様からこんなことを言われることがあります。
このようなご要望をいただくのですが、どうしても短納期すぎるとできません、とお断りせざる得ないことがあります。
しかし、実際に制作する流れや工程を知らずしてはどれくらい時間がかかるものなのかというのがわからなくて当然だと思います。
そこで、今回は一般的なWEBサイトを作るのに、どんな工程があり、どれほど時間をかけて何をしているかについてお話させていただきます!
1つのプロジェクトには、大体の場合以下のスタッフが関わることになります。
弊社の場合は各役職1名ずつで、場合によって2名以上配置します。
この中で、実際にお客様とお会いしたり連絡をさせていただくのは◎がついているスタッフです。
このスタッフがWEBサイト公開まで、各担当ごとに分けて作業を行っていきます。
WEBサイトの制作をします!と決まった場合、まずは最初のミーティング(通称キックオフミーティング)を行います。
お客様と弊社営業・進行管理ディレクターとのミーティングです。
ここで改めてWEBサイトを作る目的や目標を一緒にすり合わせさせていただきます。
お客様からのご要望を聞いた上で、社内でどういったサイトにしていくかを話し合います。
【担当:進行管理ディレクター+デザイナー】
お客様の理想をお伺いした上で、可能な公開スケジュールを立てていきます。
後ほど出てくる修正量により前後する可能性がありますが、お客様と一緒に制作を進めていく上でしっかりとしたスケジュールを共有いたします。
【担当:進行管理ディレクター】
サイト構成に基づいて、どのページをどんな中身のページにしていくかという内容確認のためのディレクションを作成します。
デザインがまったくない、グレースケールのページでお客様にご確認していきます。
ただデザインするだけではなく、目的に合わせたサイト制作を進めるためにとても大事なフローとなります。
弊社マーケティングチームとも話し合いをして、理想の形を考えていきます。
(TOPページのディレクションについては、ご契約より前にお見せする場合もあります。)
【担当:メインデザイナー】
サイト全体の内容が固まったところで、いよいよデザインに入っていきます。
メインデザイナーがデザインを考え、それをディレクターや他の社内スタッフに意見を聞きながらブラッシュアップ。
案件によっては、何度かお客様にフィードバックをいただきながらサイトの雰囲気を決めます。
【担当:メインデザイナー+サブデザイナー】
TOPページが決まったら、すべての下層ページのデザインをします。
PCサイト・SPサイトも別でデザインを作成するので、この工程でサイト制作に必要なすべてのデザインを完成させます。
<余談ですが>
実はデザインするページというのは結構細かいのです。たとえば…
実際にシステムを組み上げるには、細かいページのデザインも必要です。
実際にお客様の会社にお伺いして、WEBサイトに使用する写真を撮影します。
※撮影しない場合は素材やお客様からご提供いただく写真を使用します。
【担当:システムエンジニア+メインデザイナー+サブデザイナー】
すべてのデザインをご提出して、お客様のOKが出たらいよいよシステム構築に入ります。
最近ではアニメーションや細かいサイトの動きもつけていくことが多いです。
コーディングが終わったあとは弊社でのチェック(主にデザインしたデザイナーが担当します)をして、お客様にテストアップをご提出します。
【担当:メインデザイナー+サブデザイナー+お客様】
テストアップをご確認いただきながら、ブログなどの更新をしていただきます。
(※場合によっては弊社で対応することもあります)
修正がある場合は、都度フィードバックしていただきます。
【担当:メインデザイナー+サブデザイナー+お客様】
形が整ったところで、いよいよ公開する前の最終チェックを行います。
すべての確認が終わって、ついに納品です!
弊社だけではなく、お客様にも色々とご尽力いただいた上で公開となります。
STEP10までにかかる期間は約3〜6ヶ月です。
サイトを作るには、最低でもこれくらい、弊社とお客様で共に内容をもっと精査して作成する場合はそれ以上の期間を要します。
WEBサイトはササッと作っても、良いものにはなりません。
時間をかけてじっくりと、常にゴールを意識して制作することをおすすめします。
学生時代は舞台美術を専攻し、テレビや映画の美術セットの制作に携わる。学内・学外を通して空間的なデザインをしている中で平面的なグラフィックやWebのデザインにも興味を持ち、就職活動中にアライブに出会い入社。これまでに自分が学んできたものをWebに活かし新しいデザインを生み出したい。