
雑誌などのデザインをするうえで、最も大切なこととして、
複数の素材を整理し、タイトル、本文、キャプションなどを意味的に
筋の通った状態で組み合わせ、読みやすくレイアウトすることです。
その際に行いたいのが、分割と構造化という作業。
1枚ページの要素にふさわしく分割することで、
読み手は与えられた情報をスムーズに読み進めることができるのです。
そして、分割されたものを、ひとつのまとまりとして組み合わせることで、
初めてその見開きを一つの情報集合体として認識できるようになります。
つまりは、素材を意味合いにふさわしく扱うことが重要ということ。
同じ意味のものを同じ扱いすることで
分割方法が決まり、一方でページの基本的構造も決まってきます。
単調な分割のままで終わるのでしゃなく、
形状の差を吸収したり、重要度を付けたり、目線の流れを意識しながらも魅せることを心がけると、より良いデザインに仕上がるでしょう!