海外に行くと新しいアイディアが生まれやすい?
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急成長するネットスーパー。「当たり前すぎて気付いていないおかしなこと」を見つければ この時代でもしっかりと成長する
待望の娘が生まれて1ヶ月ちょっと経ちました。
妻と子も実家から帰ってきて、久しぶりの3人暮らしです。
ただ、お互い初めての育児ですが、
これほど育児に時間がかかると思っていませんでした。
子供にかなりの時間が割かれますね。
妻は母乳で育てているので、洗濯や料理をするだけでも一苦労です。
スーパーへの買い出しはどうするのかと聞いたところ
「ネットスーパーで済ませる」とのことでした。
ネットスーパーに詳しくなかったので調べたところ、
急成長している業界であり、2011年も前年比14%増の719億円の規模。
この時代に2桁成長の業界はすごいと思います。
ネットスーパー急成長
http://ceo.johobuilders.co.jp/2010/10/29_netsuper.html
参入が増えるネットスーパーの動向と今後の可能性に関する検討
http://www.dei.or.jp/opinion/staff_pdf/goto01.pdf
出産のため妻が実家に戻っている時は、僕が料理を自分でしていましたが、
仕事が終わるのが遅く、スーパーに行く時間も気力もありませんでした。
ネットスーパーのことを知っていたら利用していたと思います。
ネットスーパーは
「スーパーに買いに行かなければならない」
「スーパーに行く時間がない」
「スーパーで買った物が重たくて運ぶのが大変」
という悩みを見事解消するサービスです。
消費は「ワクワクする消費」と「しなければならない消費」があります。
家や車の購入は「ワクワクする消費」で、
ワクワクする消費はあまりシステマチックになると購買意欲が薄れます。
日々なくなっていく日用品や食材を買う消費は「しなければならない消費」で
こういった消費はできるかぎり手間などの
めんどくささをなくしていくことが良いとされています。
ネットスーパーはこちらに分類されますね。
今後は高齢者ニーズ、車を持たない世帯のニーズ、
生鮮野菜やお米、水は重たいので運びたくないニーズ、
共働きや仕事が忙しい世帯のニーズなどたくさんの可能性を感じます。
また、楽天などのネットショップは、商品ごと違う商店の集まりなので、
店舗ごとに別々の決済になり、日用品などを買うにはちょっと面倒ですよね。
その点ネットスーパーは一括決済ができるのはいいですね。
ネットスーパーの資料を読む限り、以前は人件費や発送コストにより
日本ではなかなか軌道に乗らなかったみたいですが、
イギリスではテスコと言うネットスーパーが成功しているようです。
日本でも近年多数の参入があったので、これから活発化していく業界になりそうです。
コスト以外の課題としては、たくさんの参入があると
スーパーごとの差別化をどうしていくかということと
無店舗販売の独壇場であった「生協」にどう立ち向かっていくかということだと思います。
ネット通販業界は、成長が鈍化していたと思っていたときに
また新しい成長カーブをネットスーパーは描けそうな気がします。
世の中にまだ転がっている「悩み」や
「当たり前すぎて気付いていないおかしなこと」を見つければ
この時代でもしっかりと成長することができるということを感じました。
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