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Web広告のメリット・デメリットと最適な開始タイミング

2022/11/28 | WEBマーケティング

2022年も残り約1ヶ月となり、来季予算の策定に着手する企業様もいらっしゃるのでははいでしょうか?

 

来季こそ集客のデジタル化に本格的に取り組みたいという企業の方向けに、今回はWeb広告を始めるメリット・デメリットと、始めるべきタイミングについて解説します。

 

まだ自社でWeb広告に取り組んだことがないという方は、この記事を読むことで以下のメリットがありますのでぜひ最後までご覧ください。

  • Web広告の市場背景を理解できる
  • Web広告にどの程度の予算を割くべきか判断できる
  • 適切なタイミングで広告施策を開始できる

 

 

Web広告とは?

Web広告とはWeb上のブログやメディアの他、YoutubeやInstagramなどのアプリ上に表示させるインターネット広告の総称のことを言います。

 

電通が今年3月に発表した「2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」によると、2021年の日本の総広告費約6.8兆円(前年比110%)に対して、インターネット広告費は2.7兆円(前年比121%)と高い成長率を維持。この年インターネット広告費は、新聞、雑誌、ラジオ、テレビなどいわゆる「マスコミ四媒体広告費」の2.5兆円を初めて上回りました。

 

このデータからWeb広告の市場は今後さらに拡大していくことが予想されます。消費者の趣味趣向が多様化する現代において競合他社との競争を勝ち抜くためにWeb広告の重要性はますます高まっています。 来季の広告宣伝費の予算策定の際に、Web広告は高い優先度で検討すべきと言えるでしょう。

 

またWeb広告の種類には、

  • GoogleやYahooなどの検索結果に表示される検索広告
  • ブログやWebメディア、ポータルサイトに表示されるディスプレイ広告
  • Youtubeに配信される動画広告
  • InstagramやTwitterなどのSNSのタイムライン上に配信するSNS広告

があります。

 

数ある配信媒体の中で誰に・何を・どこで配信していくかがWeb広告での集客を成功させるカギとなります。

 

アライブでも数多くのお客様にこれらの広告運用代行サービスを提供していますので、より詳しくWeb広告について知りたい方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

>お問い合わせフォームはこちら

 

 

Web広告のメリットとデメリット

次にWeb広告を始める上で知っておくべきメリットとデメリットを紹介します。

メリット

デメリット

①低予算で始められる

②狙ったターゲットを細かく設定できる

③結果が明確な数値として表れるため分析しやすい

④PDCAサイクルを早く回すことができる

①運用するために専門知識が必要

②効果改善のために定期的な管理・調整が必要

③出稿予算が低すぎると効果を得られない場合もある

1つずつ詳しく解説していきます。

 

Web広告のメリット

①低予算でも始められる

Web広告は出稿する予算を自由に決められます。最低1日100円程度から始めることができますし、管理画面からいつでも出稿予算を変更することができるのが特徴。

マス広告のように数百万、数千万円といった大きな予算を一括で割くのが難しい場合でも、Web広告なら柔軟に予算調整ができるため、「最初はテストマーケティングとして少額を投下して、数ヶ月様子をみて結果が出てきたら広告予算を増額していく」などのような戦略も立てやすいメリットがあります。

 

②狙ったターゲットを細かく設定できる

Web広告は配信対象となるユーザーの年齢・性別・配信エリアなどを細かくセグメントできるだけではなく、配信対象が検索したキーワードや、普段ユーザーが見ているWebサイトから興味があることを検知してターゲティングすることができます。

 

マス広告と比べて細かくターゲットを設定できるため高い費用対効果を得やすく、また市場がニッチな商品やサービスでも効果を出しやすいというメリットがあります。

 

③結果が明確な数値として表れるため分析しやすい

Web広告は表示された回数、クリックされた数、目的を達成した数(コンバージョン数)など様々な指標が細かく数値として取得できるため、多面的に分析しやすいのが特徴。広告の効果が悪い時でも問題点が見えやすく、改善策も講じやすいメリットがあります。

 

④PDCAサイクルを早く回すことができる

データ分析や改善策を見出しやすい特徴から、早いスパンでPDCAサイクルを回すことができるのもメリットの1つ。

月単位で効果測定を実施して、その都度広告の予算配分を変えたり、広告の画像やテキストを変更したり、ランディングページ(LP)を改善したりと、早いスピード感で改善策を講じられます。

 

Web広告のデメリット

①効果を最大化するためには専門知識が必要

Web広告は媒体毎に固有のアルゴリズムが存在し、利用しているユーザー層も異なります。そのため、それぞれの広告媒体の仕組みや特徴を理解せずにあいまいな戦略を立て、やみくもに広告配信を行っても、なかなか期待した効果が得られない可能性が高いです。広告運用については幅広い知識と、各媒体の仕様などを深く理解する必要があります。

 

②効果改善のために定期的な管理・調整が必要

Web広告は最初に設定して、ただ放置しておけば効果が出るという訳ではありません。定期的にデータを管理・分析して問題点を把握し、効果改善のために細やかな調整が必要になります。自社で運用する場合は広告運用に特化した担当者を1人はアサインしておかないと、戦略設計も運用もおそろかになり無駄な費用だけがかかって、ほとんど効果が出ないといったことも起こり得ます。

 

③出稿予算が低すぎると効果を得られない場合もある

広告出稿をする商材にもよりますが、出稿予算が低すぎるとアプローチできるターゲット数が少なすぎてほとんど効果が得られないケースがあります。

Web広告の課金システムは一般的には、1クリックあたり数十円〜数百円、あるいは1,000回表示あたり数百円かかることが多いです。そのため、テストマーケティングだからといってあまり予算を抑えすぎると検証に値するデータが蓄積せず、改善点が見えづらい状況に陥ってしまいます。長期的に広告を運用するなら初めから最低月10〜30万円程度を目安に出稿予算を確保することをオススメします。

 

 

WEB広告はいつ始めるべきか?4つの例を紹介

ここまでWeb広告のメリットとデメリットを解説してきましたが、ここからはWeb広告を活用すべき開始タイミングの例をご紹介します。

もし御社でも当てはまる状況があれば、このタイミングでWeb広告を検討してみてはいかがでしょうか?

 

①新商品や新サービスをローンチしたとき

新商品や新サービスをローンチしたときはWeb広告を始める絶好のタイミング。新しく世に出たものは世間からの注目を集めやすいですし、売り手側としても販促予算を確保しやすいのが理由です。

新商品の発表と同時にWeb広告を配信することで、認知度を一気に高めることができます。認知度を高める施策はターゲット層が利用していそうな媒体をできるだけ幅広く選んで、沢山の人にリーチさせるのがコツです。

 

②セミナーやイベントを開催するとき

セミナーやイベントの参加者募集期間にWeb広告で参加者を募集するのが有効です。

セミナーやイベントの参加者はリード顧客になり得ますし、それらの参加者は企業が売り出す商品・サービスにある程度の関心を持つようになります。熱度の高い見込み客を獲得したいならセミナーやイベントの集客をWeb広告で行うのは有効な手段の1つと言えるでしょう。

また、この場合は参加募集期間だけWeb広告を配信すれば良いため、予算を比較的確保しやすいという特徴もあります。

 

③オンライン集客がうまくいっていないとき

ホームページを新たにローンチしたタイミングや、コンテンツマーケティング(ブログ集客)を始めたばかりでまだホームページへのアクセスが伸びないタイミングではWeb広告が有効です。

せっかくお金をかけてホームページを作ったのに、全然問い合わせが増えないという相談もよくいただきます。これは作ったばかりのホームページはGoogleなどで検索しても、検索上位に表示されにくく、なかなか人が集まらないためです。

ホームページは定期的に記事を書いたり、コンテンツを増やしたりすることで時間をかけてゆっくり検索上位に表示されるようになります。それまでの時間はWeb広告を活用して集客力を向上させることで、早く問い合わせを増やせる可能性が高くなります。

 

④新しいターゲット層にアプローチしたいとき

世の中にある商品は、同じものでも訴求の切り口を変えてターゲットをシフトすることで、売上が改善した事例がよくあります。

かつてQBハウスは価格の安さをウリにしていましたが「忙しいビジネスマンの時間を有効活用」という、時間を切り口にした訴求への切り替えと、ビジネスマンにターゲットをシフトさせたことでマーケティングに成功した事例もあります。

このように同じ商品でも訴求の切り口をガラッと変えて、新しいターゲット層にアプローチをしたいときにも、細かいターゲティングができるWeb広告は非常に有効です。

 

 

Web広告を配信する際の注意点

Web広告を配信する上で注意すべき点が3つあります。

 

①商品・サービス自体の魅力が弱いと広告の効果が出ない

Web広告はあくまで認知を拡大し、商品に対して興味の入り口に立たせるところまでが役割です。

いくら沢山の人に認知してもらっても商品やサービス自体に強みがなかったり、購入するメリットが少ないと消費者は買ってはくれません。Web広告を検討する前に、売りたい商品自体のニーズや満足度を検証して不足している点があるなら、そちらを優先的に改善しましょう。

 

②連携させるホームページの内容が薄いと効果がでない

商品・サービスの強みは明確だし消費者の満足度も高いけれど、新規客が増えないと言った場合は、ホームページ上でその魅力を十分に伝えられているか検証する必要があります。

せっかく魅力的な商品をもっているのに、ホームページ上でその魅力を正しく表現できていなければ、Web広告を始めてもホームページを見た段階で去って行ってしまいます。

Web広告はクリックした先にあるホームページの掲載情報が、購買の決め手になることがほとんど。もし今お使いのホームページの内容が薄いとか、掲載情報が古いなど十分に商品の魅力を伝えられていないのであれば、先にリニューアルするか、Web広告専用のランディングページ(LP)を用意することを検討しましょう。

 

③Web広告を外注する際はマーケティングを包括的に理解している企業に依頼する

自社内にWeb広告の戦略設計や日々の管理をできるリソースがない場合は、広告代理店に外注することになると思いますが、代理店選びはとても重要です。

代理店の中には経験も知識も浅いコンサルタントが担当についたり、広告の配信部分だけを見て、連動するホームページの質にまで踏み込んだ提案ができない代理店も存在します。

外注先を選ぶ際、発注側が代理店担当者の知識や経験を見極めるのは少々難しいかもしれませんが、Web広告を提案してくれる際に、広告部分の話しか提案してこないのか、あるいは広告と連動するホームページの内容まで含めて提案してくれるのかを見て、できるだけ後者の方を選ぶことで失敗しにくくなります。

 

 

まとめ

今回はWeb広告のメリット・デメリット最適な開始タイミングについて詳しく解説しましたがいかがでしたか?

Web広告のメリット・デメリットを改めておさらいすると、以下のようになります。

 

メリット

デメリット

①低予算で始められる

②狙ったターゲットを細かく設定できる

③結果が明確な数値として表れるため分析しやすい

④PDCAサイクルを早く回すことができる

①運用するために専門知識が必要

②効果改善のために定期的な管理・調整が必要

③出稿予算が低すぎると効果を得られない場合もある

 

このデメリットにあるようにWeb広告運用には専門知識とそれを運用するためのリソースが必要になりますので、外注を活用することも視野に入れましょう。

 

アライブは現在毎月50社以上*のWEB広告運用を代行しながら、マーケティングロジックを基盤にした成果につながるホームページの制作も承っているので、上述したWeb広告のデメリットや注意点も心配する必要はありません。

*2022年10月時点

 

Web広告を検討している企業様は、一度弊社までご相談ください。御社の目標や現状を詳しくヒアリングの上、効果を最大化する最適かつ包括的なご提案をさせていただきます。

 

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